天然巨大アスレチック?! 新感覚トレッキング(マダガスカル)
先日「絶景ツインギーハイキングとバオバブの里ムルンダヴァ11日間」のツアーより帰国しました。バスの故障や軍隊による足止めなど小さなトラブルはありましたが、今回ご一緒させて頂いたお客様はそんなこともひっくるめてマダガスカルを存分に満喫してくださるパワフルな方がたでした。皆様のご協力に感謝感謝のツアーとなりました。また、こうしたトラブルがグループの一体感を高めることにも一役買ってくれているような気もしました。
当ツアーの最大のイベントは何と言っても大ツインギーハイキング!1,520平方キロメートルのマダガスカル最大規模のベマラハ国立公園には、石灰岩のカルスト台地が数万年かけて雨や地下水によって浸食され、カミソリの刃のように鋭くとがった針山が連なっています。ツインギーは現地の言葉で“つま先立ち歩き”を意味します。まさにとげとげツンツン。「おろし金のようで美味しい大根おろしがすれそうだわ」とおっしゃる方も。まさにその通り!
「こんな針山どうやって登るの?」とお客様。梯子や岩をよじ登るのです!さらに途中には1人ずつしか渡ることのできない高さ70mのつり橋や、這いつくばって進む洞窟などなど。こうやって書いてみるとたいそうなところと感じるかもしれませんが天然アスレッチクといった感。また10人のお客様に対して3人の現地ガイドさんが付き添ってくれるので心強いですね。ご参加者の皆様が1人もリタイアすることなく大ツインギーを満喫することができました。また、頑張れのエールと頑張ったご褒美でしょうか。針山トレッキングの前後には数種類のキツネザルや横っ飛びをすることで有名なベローシファカも私たちの前に現れてくれて、大満足な1日となりました。
ツインギートレッキングは半日のみ。午後は早めにホテルに戻りプールで汗を流したり、お昼寝をしたり、ホテル周りを散策してカメレオンを探したりと思い思いに過ごして頂きました。私も食堂で書類記入などの諸業務をしておりましたが途中からうとうと…。
こんなに心地の良い気怠さを久しぶりに味わったなぁ。 (岡山)
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