2017年8月10日 (木)

アラスカ、カトマイ国立公園で鮭を狙う!大迫力のグリズリーベア!!

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先日、「アラスカ三大国立公園 8日間」の旅より帰国致しました。
アラスカというと、オーロラやデナリ(マッキンリー)山がまず、思い浮かぶでしょうが、夏のアラスカと言えば!!何と言っても!鮭の遡上を狙うグリズリーベアを見に行く!に限ります!

ベアウォッチングの舞台は、アラスカ州南部に位置する「カトマイ国立公園」。 宿泊先のアンカレジから、飛行機で約1時間でキングサーモンという町の空港へ、そしてそこから水上飛行機にて約20分でカトマイ国立公園に到着します。

カトマイ国立公園の面積は、19.122平方キロメートルもあり、関東平野並の広大な広さです。 大部分は、自然保護区域に指定されていて、年間約6万8千人もの人々が訪れるそうです。公園内には14もの火山があり、国立公園の名は、カトマイ山(成層火山)に因んでいるそうです。 園内では、ベアウォッチング以外にも釣りや、ハイキング、トレッキング、キャンプ、カヤック等を楽しむ事も出来ます。

国立公園到着後は、いよいよお目当てのグリズリーベアを探しに出発! グリズリーベアは、アラスカ全土に生息しており、体重は雄で400㎏近くもあるものも!体色は金色か茶色が多く、稀に黒もいます。エサは、草や果物や小形哺乳類が主ですが、この時期は冬眠時期に向け、鮭をたっぷり食べ脂肪を蓄えるそうで、冬までには50~100㎏も増加するベアもいるというから驚きます。 歩き初めて数分後、ブルックス滝にて、早速大きな白色の体色のグリズリーベアを発見!まさか、こんなに早く遭遇できるとも思っていなかったのと、珍しい白色のグリズリーで、尚且つ、鮭を捕る為、立ち上がっている姿にびっくり!私達も大興奮で、シャッターを押すのも忘れてしまった程。最初から大サービスでした!

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その後、第一展望台にて5~6頭のベアを遠くに観察後、ランチを食べ、午後も引き続きベッチング三昧です。午後は見学ポイントを変え、更に奥のブルックス滝の第二展望台まで行きました。ここは、特に鮭の遡上も多い為、多くのグリズリーベアが見られるということで人気の高いポイントですが、ベアも常にいるわけではないので、期待と不安が入り混じりながら向かいました。すると、ここでも到着後直ぐに鮭を探しているベアを数頭確認できました。その後、又直ぐにファミリーを発見!!母親と子供が3頭の計4頭です! まずは、母親が遡上中の鮭を捕り、子供達に見せます。その後、子供達も鮭を捕りにかかるのですが、やはり、母親のようにはすぐには上手く捕る事が出来ず、捕りかけては逃げられの繰り返しです。そうこうしている内に、まずは3頭の子供の内のお兄さんが捕えました!そのお兄さんが獲得した鮭を、他の子供達も、横取りしようともするのですが、そこは、自分の餌は自分で捕れ!と言った様子でそう簡単には渡しません。そして、やっと2番目の子も獲得。残るは一番末の子だけです。何度も何度も失敗しては立ち向かう健気な姿が可愛らしく、私たちも応援していました。やっと捕えた時には、大勢の観光客から大歓声と共に、たくさんのシャッター音が鳴り響きました。一瞬でもスターになれた末っ子は、私達に自慢するかのように、観光客のいる展望台の下の岸に獲物を引き上げ、むしゃむしゃと貪るように戦利品の鮭を食べていました。その後、何度も鮭を捕える事に成功し、嬉しそうに食べる様子が微笑ましくもあり、感動もしました。 兄弟同士で捕った鮭を他の子と取り合いながら食べる姿や、喧嘩する姿や、じゃれあう姿や母親に甘えたりする姿等々。可愛らしい様子を存分に私達に披露してくれました。しかも、至近距離で見ることが出来たので、鮭を食べる音まで聞こえ、本当に迫力あるシーンを見る事ができました! 約一時間程いたグリズリーベアのファミリーも、さすがにお腹一杯になったようで、森の中へと消えて行ってしまいました。。きっと、この後は、森の中でお昼寝タイムでしょう!お昼寝の姿も見たい所でしたが、ここはそっとしておきましょう!(井手)

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