シベリア鉄道の旅は、1日にしてならず(ロシア) その3
8月17日発「シベリア鉄道走破の旅 ~9,259㎞、ウラジオストクからモスクワへ~ 15日間」のブログ第3回目です。
極東・シベリアの夏は暑いときは暑いです。この度のツアーは8月17日発でしたので、8月中旬~下旬中も昼間に27~30℃まで気温が上がる日もありましたが朝晩は15~20℃と気温が下がり、ちょっと肌寒いか心地よい涼しさとなりました。そのような暑い日中、シベリア鉄道で移動し、途中下車しながら観光する際は、是非各地域の地ビールを楽しんでください。ロシアのビールというとバルチカ7が有名ですが、シベリアの各地域やお店ごとで地ビールを製造しています。なかには酵母入りビールもあったりしました。シベリア鉄道の食堂車でもビールは販売してます。ちなみに現在、シベリア鉄道の客車・コンパートメントへの酒類の持ち込みと飲酒は禁止になりました。シベリア鉄道滞在時は、食堂車で酒類を購入・飲酒のみとなります。食堂車によっては、地ビールを積んできていることもあるので、「とりあえずビール」という注文ではなく、何種類かあるビールを見て飲むことをお勧めします。
甘党は、駅の売店や売り子さんからアイスクリームを買って食べるのも楽しみのひとつ。アイスクリームもその地域の工場で作ったものだったりするので、停車駅毎により売られるアイスクリームもメーカーが違います。味はバニラばっかりで真ん丸のバニラアイスがコーンについているタイプがほとんど。ちゃんと密閉包装されてますので衛生面も大丈夫です。またロシアの東側の家庭で作るお菓子のひとつにワッフルの生地をロール状にしてそのなかに煮込んだ練乳を入れるスウィーツがあります。このお菓子で初めて知りましたが、練乳を長時間煮込むと色が茶色になるのです。ですから、このお菓子を買ったとき、中身はチョコレートクリームかなと思いました。そして調べていくと、練乳を煮込んで茶色くなったのがキャラメルなんだそうで。要は、このスウィーツはキャラメルのワッフル巻きとでもいうのでしょうか。これはスーパーや駅の売り子さんから購入することができます。
シベリアの自然から得られた松の実、ベリーも夏ならではの食べ物。市場や駅のホームにくる売り子さんが売っていたりしますが、面白いのはハチが集めた花粉。え、それ食べるの?と思うかもしれませんが、女王蜂が食すという花粉はロイヤルゼリーと同じくらい栄養素が詰まっています。自然の色(着色していません)で意外とカラフル(写真参照)。
それが一袋200ルーブル(約400円)。安いです。そのまま食べるのですが、すごくおいしいというわけではないのですが、なんとも病み付きにある味です。モスクワなど大都市に行くと簡単に手に入らないものですし、値段も高くなるので是非、極東~シベリア地域間で買ってみてください。
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