2017年9月16日 (土)

シベリア鉄道の旅は、1日にしてならず(ロシア) その2

8月17日発「シベリア鉄道走破の旅 ~9,259㎞、ウラジオストクからモスクワへ~ 15日間」
この度のシベリア鉄道の旅のなかで印象的だったことのひとつは、短い夏の時期に草木花といった自然の生命が逞しく息づいていたことです。草木の緑、色鮮やかな野花、野生の甘酸っぱい美味しいベリーが実る夏のシベリアは、『極寒』のイメージを覆しました。更に途中下車し、観光したノボシビルスクでは、カフェ前の路上にテーブルがでて、ふりそそぐ陽光を浴びながら外でのお茶を楽しんでいました。寒い地域だからこそ、短い夏を満喫しようとする地元の人の気持ちが伝わってきました。また建物1階で歩道に面し、窓も出入り口の扉もないオープンレストランもありました。冬の間は、窓や扉を取り付けるのだろうか?それでも雪が積もって出入り口は頻繁に雪かきをしないと閉ざされるだろうし、どうするんだろう?と思っていたら、そのレストランは夏だけオープンなんだそうです。寒くなると1階部分のテーブルやイスなどは全部片づけてしまい、冬の間は扉と窓を取り付け完全に閉めてしまうそうです。そのようなお店はウラジオストクをはじめ、冬に雪深くなる地域ではよくあるそうで、まさにそのレストランが営業し始めたら夏がきた、という街の人にとっては季節を告げるような存在でもあるのだなぁと、活気づく店内にしみじいした思いがこみあげました。
ちなみにカフェでお茶をするときは、是非ハーブティーをお楽しみ下さい。シベリアは野生のハーブやベリーの宝庫。ハーブティーやハーブ&ベリーティーがとても美味しいです。ちなみにジャムを紅茶に入れて飲む日本のロシアンティーというのは本場ロシアではありませんし、ジャムを入れて飲むようなことはしません。しかし、極東やシベリア地域では非常に質の良いハチミツもとれるので、スプーンにハチミツをすくって、口に入れて、紅茶を飲むということはするそうです。私も鉄道の旅の間、サモワールでお湯をもらって持参のティーバックで紅茶を作り、市場で買ったハチミツをなめながらちょっと濃いめのストレートティーをすすりましたが、最高のお味でした。

ペロゴルスクⅠ駅にて

(追記:松の実入りハチミツというのもスーパーや市場などで売っていますし、8月下旬になると涼しい地域ではキノコもとれ、乾燥キノコも市場で見かけます。その香りは西洋の松茸と言われるポルチーニ、セップ茸に似ていました。)

市場で見かけた乾燥キノコ

つづく
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■シベリア鉄道の旅は1日にしてならず その1はこちら
■シベリア鉄道の旅は1日にしてならず その3はこちら
■シベリア鉄道の旅は1日にしてならず その4はこちら
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