2017年9月28日 (木)

知られざるロフォーテン諸島でハイキング(ノルウェー)

先日「アビスコ国立公園とロフォーテン諸島を歩く9日間」の添乗より帰国致しました。旅は黄葉で色好きはじめたスウェーデンのアビスコ国立公園から始まり、欧州最北を走るノールランストーグ鉄道、世界一美しい航路と謳われる沿岸急行船に乗って移動中も絶景を堪能し、ロフォーテン諸島の素朴で可愛らしい風景を楽しみました。今回はお天気にも大変恵まれ、日中は絶好のハイキング日和な日が続きました。また、タイミングよく太陽フレアの爆発もあり、なかなか見ることができない迫力のオーロラを鑑賞することもできました。

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ロフォーテン諸島は、日本ではまだあまり知られていない観光地かもしれません。ロフォーテンが位置するノルウェー北西海岸は、北極圏にありながらメキシコ湾流の恩恵で不凍の海岸。その上、大量のプランクトンが発生するためタラをはじめ魚が繁殖します。古くからこの地域に住む人々は漁業で生業としてきました。特に冬場はタラ漁が盛んで、ロフォーテンで生産された干しダラはポルトガルをはじめ、ヨーロッパ全域に輸出されています。ポルトガルに行かれた方は“バカリャウ(干しダラ)”を召し上がっているはず。しかし、漁業が盛んとはいえ、一つ一つの集落は小さく、村人が1人しかいないなんて村もあるくらいのロフォーテン諸島。そんな場所が観光地として注目を浴びるようになったのは、アメリカの雑誌「TIMES」でレイネの風景が取り上げられたのがきっかけだったようです。ロルブーと呼ばれる赤い小屋(かつての漁師小屋)、その背後に切り立った山並み、美しいフィヨルド…。まるで絵葉書から現実の世界に飛び出してきたような、素朴ながらも魅力あふれる風景です。

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ツアーではレイネから小型ボートに乗ってヴィンドスタッドという村まで足を延ばしました。ここは現在1年中暮らしている人はいないのだとか。夏の間のみ滞在する人が多いようで、家はあるものの、閑散とした雰囲気。しかし、氷河が作り出したフィヨルドは見事。ハイキング中、時折足を止めて周りの景色を堪能しました。(市川)

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