幸せの国ブータンに幸せを運んだ日本人がいた!
先日、「ブータンの懐深く、ブムタン地方とパロ、ティンプー10日間」の添乗より帰国しました。
通常のハイライトコースでは中々訪れないブムタン地方での観光が含まれたツアーです。
ブータンでは旅行を通して美味しい野菜をたくさん食べました。
ですが、ひと昔前のブータンでは野菜どころかお米も沢山とることができずに食料問題で
大きな問題を抱えていました。その危機的状況のブータンに農業技術を教えたのは、
外国人唯一のダショー(ブータンにとって最も名誉ある顕彰)を与えられた西岡京治という日本人です。
彼はブータンの農業の父と呼ばれるほど、亡くなった今もなお愛され続けています。そんな彼がもたらした幸せを
いつまでも忘れることなく、記念館にして残し色々な方に語り継ごうとするブータン人の人柄の良さに
感銘をうけました。また、今まで何気なく食べてきた野菜がとても高価な物だったと改めて実感させられました。
また、道中すれ違いざまによく見る放し飼いの牛に癒されながらより田舎に感じるブムタン地方のジャカールに滞在しました。
ここではヤクの毛糸を使って作られたヤタ織と呼ばれる織物が盛んです。地元のヤタ織工場にて、実際に織っている所を
見学しました。一つ一つ地道に作業を続けている織子さんも写真を取りたいとお願いすると快く撮らせてくれました。
ブータンという国は決して裕福な国ではないですが、美味しい野菜を使ったご飯や、地元の方の温かい心にふれて、
ブータン人の温かさを知りました。この温かさが幸せの国と呼ばれ、人々の笑顔を増やしていると思います。
雨季の季節でも後半からは晴れ間も見れ、またタクツァン僧院は傘をさすことなく、
上ることができ、ブータンでの10日間は数々の幸せに溢れていました。(森)
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