2017年9月27日 (水)

ブラジルの中心に卓上台地を発見!

先日ブラジル五大自然物語16日間のツアーから帰国しました。南半球は冬の季節といえど、気温は35度以上。お天気も良く、アマゾン川、レンソイス、イグアスの大瀑布、パンタナールの大湿原等ブラジル屈指の大自然を満喫してまいりました。
そして今回はブラジルのみを巡る16日間ということで普段はツアーで行かないようなまだまだ知名度の低い地域にも足を運びました。
 その地域とは、ブラジルの中西部にあるシャパーダ・ドス・ギマラエス。地理的に南米大陸のちょうど真ん中にあり、町は平野に囲まれた600mほどの高地にあります。大陸の真ん中はどうなっているのだろう?!と期待を込めて行くと、道中は赤茶色の岩壁がそびえ、アメリカ西部で見たような景色。そして、だんだんと上り坂を走ると見えてくる隆起した台地の風景。

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そして、街を抜けギマラエス高地の景色が見られる展望台へ。そこには大地がぐっと盛り上がった卓上台地のような景色が広がっていました。目の前には断層がくっきり見える台地は迫力満点。大陸が形成される際の地殻変動で創られた地形を間近に見ることができます。

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また、近くにはセントロ・ゲオデシコという南米大陸の“へそ”も。南米の中心というくらいですから旗が立っているかと思いきや、地面からぴょこっと見えている石の印がかわいらしい場所。卓上大地から流れ出る落差78mの滝もあり、知られざる魅力を秘めている地だと感じました!

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険しい道のりの先にあるのかと思われますが、意外にもパンタナール観光の基点になる、クイアバからバスで1時間以内で到着できる好立地、道はしっかり舗装もされています。そして少し高地にあるためさわやかな風も吹き比較的過ごしやすい気候。ブラジル人の間では有名な観光地の様ですが地球の裏側の日本にはまだまだ伝わってきていません。新たな観光資源としてとして頑張って欲しいと感じました。(杉林)

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