総面積四国の約半分!小さい島ながら歴史がつまった魅力あふれるキプロス島へ
先日、「南北キプロス島を極める8日間」の添乗から帰国しました。
このツアーではキプロス共和国を二分しているグリーラインを越えて、
北と南両方の魅力ある観光地を訪れるツアーです。
北キプロスではイスラム教のモスクは必見。南キプロスでは、
トロードス山塊にある正教会の壁画が必見とそれぞれに文化が息づいています。
1960年に英国から独立後、1974年のギリシャ系によるクーデターを機に、
南部ギリシャ系のキプロス共和国と北部トルコ系の北キプロス・トルコ共和国に分裂しました。
南北問題は今も解決されてはいませんが、EU加盟に伴い話し合いの場が設けられています。
また、かつては南北を横断できなかった時代から、今日では自由に行き来できるようになり、
南北の問題を肌で感じるような場面は現在ではほとんどありません。
むしろ、どちらのキプロスにもそれぞれの魅力があり、
食事も北キプロスではトルコの影響を受けた料理や、
南キプロスではギリシャの影響を受けた料理が出てきたりと様々でした。
また、北側ではイスラム教、南側ではキリスト教の素晴らしいモスクや教会の壁画を堪能でき、
1つの国ながら異なった文化を同時に楽しむことができるのもキプロス島です。
アフロディーテの誕生地など、ギリシャ神話の舞台でもあり、
海に山に贅沢な自然と様々な色のある文化を肌で感じることができた旅でした。(森)
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