2017年10月31日 (火)

黄金に輝く馬、アハルテケ(トルクメニスタン)

先日、「中央アジア大周遊 15日間」の添乗より帰国致しました。
今回は4か国、ウズベキスタン・トルクメニスタン・カザフスタン・キルギスを周るツアーです。
その中でも印象に残ったのは、トルクメニスタン。
遺跡や博物館だけでなく、トルクメニスタンの至るところで見ることが
出来る馬の像が興味深いです。これはアハルテケという種類で、トルクメニスタンが原産国です。
トルクメニスタンの国章にも使われていて、国が誇る馬なのです。
スピードと持久力を兼ね備えており、且つ、過酷な気候にも適応できるため、中国の歴史上で有名な、血の汗を流し1日に千里(約500km)走る名馬「汗血馬」ともいわれています。
ツアーでは、アハルテケを競走馬に育てるための厩舎を訪れます。
ここでは、実際に馬たちが動いているところを見ることができます。
実際に見てみると、毎日3時間みっちり鍛え上げられている馬たちが光輝いてみえるのです。
これは、アハルテケ特有の光沢を含む毛色が、太陽に反射することで、そのように見えるのだそうです。
室内で見るのと、屋外で見るのでは、全く違います!
ツアー後半は、気温も下がり、木々が黄色や赤に染まり始めていたので、日本よりも一足先に秋を感じることが出来た中央アジアの旅でした。

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