2017年11月 1日 (水)

中世の情緒残るエストニア、タリン旧市街

先日、「バルト三国を極める旅11日間」の添乗より帰国致しました。黄葉シーズン真っ盛りの秋のエストニア。異国の文化を取り入れた古き良き中世の町並みが残り、まるで中世にタイムスリップしたかのように、石畳を歩き、お城や教会を訪ねて回りました。

今回訪れた3ヵ国は、“バルト三国”とひとくちに語られがちですが、言語、宗教、民族とそれぞれ全く異なり、それぞれに違った魅力を持っています。

中でも印象に残ったのは、最後に観光したエストニアの首都タリンの旧市街。エストニアは中世にはドイツ騎士団、スウェーデンそしてロシア帝国と支配者がコロコロと変わり、文化や宗教も各国の影響を大いに受けています。旧市街を歩いていても、旧市庁舎や大聖堂をはじめ、13~15世紀に造られた建物がほとんどです。しかしその後、1940年にソ連に併合されると、町並みもソ連風のものに改修され、ヨーロッパらしいゴシックやバロック様式の建築の中に、暗いグレーの建物もちらほら見ることが出来ました。ちなみに今回私たちが宿泊したホテルも、ソ連時代にKGB(国家保安委員会)のオフィスが置かれ、宿泊していた外国人を監視・盗聴していたところでした。(現在はフィンランド資本のホテルなのでご安心を!)


10月のタリンは朝6度と寒い中、今回は丘の上の町から下の町にかけておりて散策するコースでご案内。旧市街は当時、貴族たちの住む丘の上の町と、商人や職人たちが暮らす下の町に分かれていました。まずはエストニアを支配していた全帝国が拠点を置いた丘の上のトームペア城。丘という自然の城壁をもつ好立地な場所に城が建設され、現在は旧市街が一望できる展望台が多数設けられています。

タリン旧市街

 

タリンの城壁は、最盛期には長さ2.4kmの城壁に沿って46もの塔が造られました。有料でこの城壁の一部を歩いていくこともできます。丘の町から下の町へ下ると、ハンドメイドのお店や露店などでにぎわう活気ある風景に。ヨーロッパ諸国で見るような派手な装飾の建築ではないのですが、素朴で落ち着いた雰囲気がどことなく落ち着きます。

 

今回、ツアー最終日に過ごしたタリンの自由時間に、15世紀のハンザ同盟都市の商人の家を改築したレストランで夕食を頂きました。当時の様子を再現した店内では、ウェイターさんも中世の洋服のコスプレをしていたり、テーブルにキャンドルが置かれただけでほとんど真っ暗!何を食べているのやらと懐中電灯片手に最後まで中世の雰囲気を堪能して旅を締めくくりました。(西澤)

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