2017年12月13日 (水)

 「トリュフ料理に舌鼓を打つ!!(クロアチア)」

先日、「スロベニアのユリアンアルプスとクロアチアの美しき町々を訪ねて 12日間」のツアーより帰国しました。現地は、丁度美しい黄葉に彩られていました。
スロベニア・クロアチアはかつてから、イタリアやフランス、オーストリアやオスマントルコ等、多くの国に支配されてきた歴史がある為、食文化も様々な国の食が混じり合っています。特に、クロアチアのイストラ半島は、 地理的・歴史的にイタリアの食文化の影響を強く受けており、ワインやプロシュート(燻製しない生ハム)、オリーブオイル、チーズ、トリュフ等の製造が盛んです。

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昨日のブログでもイタリアピエモンテのアルバのトリュフをご紹介しておりましたが、クロアチアのイストラ半島のトリュフも負けてはおりません!知る人ぞ知る産地であり、シーズンになると、世界中から多くの人々がトリュフ料理を食べに訪れると言う程、世界有数のトリュフの産地として名高いのです。世界三大珍味の一つであるトリュフの色は、黒、白、茶があり、白は最も高価とされています。トリュフのシーズンである10月~1月頃になると、トリュフハンター達は、特別に訓練されたトリュフ犬を連れ森へと入り、地中約30センチ位の奥深くにあるトリュフを探し求めるのです。ツアーでは、採れたてのトリュフをたっぷり使った、「トリュフのパスタ」を頂きます。トリュフのパスタが運ばれてくると、香ばしいトリュフの香りがふわっと漂い、嗅覚が刺激され食欲が掻き立てられます。濃厚なクリームソースとふんだんにかけられたトリュフの絶妙な味が広がり、想像以上の味わいで期待を裏切りません。トリュフの芳醇な薫りに包まれながら食べる幸せな時間。。。食には、非常に嗅覚も重要であるということを、改めて実感しました。トリュフは生以外にも、オイルやペースト状等、色々加工されて市場に出てもいるので、気軽にいつでもトリュフの風味を楽しみたい場合にはお勧めです!因みに、ギネス世界記録に認定されている世界一大きなトリュフというのは、クロアチアのイストラ半島の物だそうです!トリュフ以外にも、自家製のプロシュートやオリーブ、チーズ等、旬の地の物を手間暇かけて作られた物ばかりです。これらに、地元産のワインと共に頂けば、更に美味しさが増すのではないでしょうか。 クロアチアはアドリア海に面している為、山の物以外にも新鮮な海の幸も豊富なので、何処に行っても美味しい物と巡り合えるでしょう!!(井手)

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