酸っぱいけど甘辛い?カンボジアの「お漬け物」
先日、「アンコール遺跡を極める旅 9日間」の旅より帰国しました。カンボジアは、雨季が明け乾季へと移り変わる真最中でした。
どの国に行っても、ガイドさんがその地域ごとの食べ物を紹介してくれますが、カンボジアで、見たり聞いたりはするけれども食べないのが「手作りのお漬け物」です。
今回はプノンペンのセントラルマーケットでの自由時間中に、お漬け物の売り子さんを見つけました。
カンボジア料理は、酸っぱさ・甘さ・マイルドな辛さが特徴です。カンボジアのお漬け物は、その3種類の味覚を一気に味わうことが出来ます。なんと、酸っぱいお漬け物に唐辛子入りのお砂糖をつけて食べる、というのが現地流の食べ方なのです。中でも、遺跡近くの高木に実がなっているタマリンドを使ったお漬け物が印象的でした。
タマリンドは20mほどの高木なので、ロープを使って登らないと実を取ることが出来ません。時には家族総出でその実を取るのだとか。お父さんがロープで木の上まで登り、子供たちが下で実を受け取る、その実を選別するのがお母さんの役目です。こうした家族の連携からお漬け物となって売られているタマリンドを見ると、味見してみたいという欲が湧いてきますが、今回も時間が無く、レストランにも無く、実際に食べることは出来ませんでした。ガイドさんから現地人でないと食べてはいけないと言われると余計に食べたくなってしまいます。その味を想像しつつ、今度こっそり食べてみようと思います。(近野)
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