2018年1月16日 (火)

マウンテンゴリラに会いに密林へ(ウガンダ)

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先日、ウガンダスペシャルのツアーから帰国致しました。アフリカ=サバンナなどと荒涼な風景を思い浮かべますが、ビクトリア湖や火山帯を有するウガンダは緑が美しい国です。特にルワンダ・コンゴ民主共和国との国境近くにある、ブウィンディ原生森林公園の地域は特に深い森林地帯となっており、標高2000m級の丘にも畑が作られ、棚田が広がっている美しい風景が見られます。
 そしてこの地域はマウンテンゴリラが生息する世界的にも珍しい地域です。ウガンダ、ルワンダ、コンゴ民主共和国の3カ国にのみ生息し、現在は密猟などで800頭程しかいないと言われる絶滅危機にある動物です。その上、世界中どこの動物園を探しても飼育はされていない、そんなマウンテンゴリラの全体の約半分はウガンダの密林の中に住んでいます。
今回のツアーではそんなマウンテンゴリラ達に会いに行ってまいりました。標高2600mと少し高い所にあるため涼しいくらいの気温で快適、ガイドと荷物を持って急な斜面を一緒に登ってくれる頼もしいポーター達と合流し、森林へ入っていきます。基本は見つけるまでに何時間も要するトレッキングですが、ゴリラの居場所によってはもっと長かったり、短かったりと運次第!私達は、すぐにトレッカーと合流でき、歩いて10分ほどでゴリラに遭遇できました。トレッカーとはあらかじめ早朝に森に入り、ゴリラの居場所を探しておいてくれる心強い仲間です。トレッカー達がゴリラの場所まで導いてくれます。急斜面で、深い茂みを掻き分けていく為、足をどこへ置けば良いのか分からないくらいですが、腐葉土の香りに包まれゴリラの棲み処に来た!という気分になります。

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 森を進むと、気づかないうちにゴリラが頭上に!オスの年長ゴリラ、シルバーバックでした。ムシャムシャと草を食べているところを5メートルの距離で観察。迫力満点で自然と息を潜めてしまいました。ゴリラは凶暴なイメージがありますが、危害を加えなければ、非常に大人しく、頭をポリポリ掻いたり、人間のような仕草するかわいらしい動物なのです。さらに観察していると子ゴリラもやってきました。私達、観光客がいても木に登ったり、くるくる回って遊んだり無邪気な姿が見られました。あまりの子ゴリラのかわいさに一同、心を奪われてしまいました。

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 ゴリラ保護のため観察時間は1時間、またゴリラの一家族につき8人までの観察と厳しく決まっています。時間いっぱいゴリラを追いかけ、山を登ったり、降りたり。ゴリラを見るためであれば過酷な道でも何のその!と思える癒しツアーでした。(杉林)

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