かわいいだけじゃない!ベビーラッシュ(ケニア・タンザニア)
先日、ケニア・タンザニアのツアーの添乗より帰国致しました。
例年、この時期はタンザニアのセレンゲティ国立公園で動物が子供を産み、北のケニア・マサイマラ国立公園へ向けて移動の準備を整える時期です。
草食動物の群れの中、よく目を凝らすと大人たちに守られているかのように小さな影がひょっこりと顔を覗かせてくれます。愛くるしいその姿に、時間を忘れて見守っていたい気持ちに駆られます。
<セレンゲティで出会ったライオン達>
我々のグループは大変運が良く、至近距離まで車で近付き、動物たちをじっくりと観察することが出来ました。と言うのも、例えばタンザニアのセレンゲティ国立公園なら、広さは四国と同じ位! この広い土地の中で生息する動物たちに会いに行くのが、そう簡単ではないことにお気づき頂けますでしょうか。
ですが、現地のベテランドライバーさんなら、抜群の視力を生かして私たちには見えない場所にいる動物も見つけてくれます。次々と出会う大物達に、カメラをしまうことがなかなか出来ない時間が続きました。
<セレンゲティで出会ったゾウの群れ>
セレンゲティ国立公園で出会ったゾウの大群。よく見るととても小さなベビーが! 移動に疲れて地面に寝転んだところをお母さんゾウが鼻でつついて起こしたり、家族がベビーを囲う陣形を崩さずに移動をしていたり。野生動物ながら家族への深い思いやりにジーンとさせられました。
<マニヤラ湖の微笑ましいヒヒの親子>
そんな中、とある場所にもベビーラッシュの波が押し寄せていました。
マサイ村で、羊がまさに赤ちゃんを産もうとしている場面に遭遇! 苦しそうな母親羊を皆で囲んで見守り、生まれた瞬間に拍手喝采でお祝いをしました。
<マサイ村で羊の出産を見守りました>
実はちょうどライオンの捕食シーンを目撃した直後のこと。
アフリカならではの、生命の始まりと終わりに立ち会うことのできたとても貴重な一日でした。(三好)
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