2018年2月 2日 (金)

仏歯寺にて初詣と、思いがけぬ日本との繋がり(スリランカ)

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<仏歯寺にて>

先日、スリランカのツアーから帰国致しました。

冬に覆われる日本を出発し、年中最高30度程度の熱帯気候の国、スリランカで年越しを過ごしました。
今回のツアーでは、スリランカの世界遺産をシンハラ朝~歴史に沿って巡りながら、道中は本場のセイロンティーを楽しみました。「セイロン」という言葉は、元々の「シンハディーバ(ライオンの国)」という言葉がアラビア系商人により「セレンディーブ」と転じ、それがポルトガル人により「セイラーン」、イギリス人により「セイロン」と変化していったそうです。
スリランカでは上座部仏教が発展したため仏教寺院を巡ってきたのですが、その中で1月1日、新年にスリランカ仏教最大の聖地、仏歯寺にて初詣に行くことが出来ました。仏歯寺の周りには多くの信者が並び、中に入るとテレビカメラも入っていました。信者の方々と一緒に並び、仏歯の前でお祈り。その後は「プージャ」と呼ばれるお祈りの儀式も見て、仏歯寺を後にしました。
旅の終盤ではアンバランゴダの仮面博物館にて悪魔祓いの儀式に用いられる仮面を見ました。スリランカでは、人との繋がりを失った人が悪魔に憑かれ、病や不幸に見舞われると考えるのだとか。そしてそうなった人を再び人の輪に戻すために、一晩中仮面をつけて踊り明かすのだそうです。因みに今日本で一般的に使われている「癒し」という言葉は、この悪魔祓いについて研究された上田紀行氏によって広められたそうです。彼はこの儀式を「コミュニティから孤立した人の人間関係を再構築する」と論じ、その中で生まれる繋がりが「癒し」と言っています。最近日本では孤独死やいじめがよくニュースに取り上げられていますが、日本人が研究したスリランカの文化から、現代日本の問題を解決する糸口も掴めるかもしれませんね。
スリランカの歴史を感じながら最後は現代日本の問題を考える、そんな8日間でした。(永田)

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