2018年3月23日 (金)

雨季のウユニ塩湖、悪天候時の楽しみ方

この度、ユーラシア旅行社の「天空の鏡、ウユニ塩湖ハイライト」から帰国しました。

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<天空の鏡ウユニ塩湖>

このツアーはウユニ塩湖に3泊してしっかりと観光を楽しみますが、ウユニ塩湖だけではなく、古都スクレや銀山の町ポトシを観光するので、ボリビアの人々の暮らしを垣間見る事が出来ました。2月中旬、カトリックの国々はちょうどカーニバル時期です。カーニバルと言えば、ブラジルのリオのカーニバルが有名ですが、実はボリビアのオルロという町(ウユニ塩湖から320㎞)のカーニバルも南米3大カーニバルのひとつなんです。
スクレはそれらに比べれば地味でこじんまりとしていますが、地元の人達が顔にペイントをしたり、音楽を演奏しながら楽しそうに町を歩いたり、なかなか盛り上がっていました。
カーニバルではお菓子や花を投げたりすることがよくありますが、スクレは水かけが盛んなようで、水鉄砲やゴム風船を投げてはしゃいでいる子供達が沢山いました。卵を投げている人もいました。それはただの卵ではなくて、卵の中身を抜いたものに香りの液体を入れた物でした。昔は、男の子が気に入った女の子の足元に投げつけたりして、好意を伝えたそうです。

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<雨季のウユニ塩湖>

2月は雨季。ウユニ塩湖でも当然雨が降ります。雨だと何も見えないのでは?と不安に思う方もいるかも知れませんが、雨は夜に振る事が多いので、昼はテレビや雑誌で目にするような美しい景色を見る事ができます。
一日の中でも天気が変わり易く、雨が降ってもそれは一時的なものなので、その自然が造りだす変化を楽しむ事をお勧めします。風が強い時は茶色い水にさざ波が立ち、車は湖の中にどっぷり浸かってしまったような感覚になります。ちょっとアドベンチャーな体験が出来た気になりますね。
また、曇天の時は天も地も全てが灰色の世界。これから龍か魔女が現れそう!そんな妄想ごっこも楽しめます。時には雷の時もあります。自分のいる所は晴れているのに水平線の先に稲妻が見るという事もあります。360℃見渡せるので、本当にすごい迫力です。
夜の星空は、条件が良ければ湖面に満天の星が映って、自分が地球を離れて宇宙に浮いているように感じられます。

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<夜のトリック写真>

夜、星空が見えない時は夜ならではのトリック写真を撮影すると楽しいですよ。ツアーの皆様と協力して「UYUNI」「JAPAN」など光文字を作りました。いつの間にかみんな夢中になっていて、まるで学生時代の部活のように、うまく出来るまで「もう一回!」、「がんばれ!」と熱くなって声を出していました。100円ショップで購入したカラースティックをみんなでタイミングを合わせて振って文字を作ります。カメラのシャッタースピードは5秒くらい(三脚があれば10秒)に設定して撮影します。シャッタースピードを長くすれば明るい写真になり、スティックを振っている人も写るので、好みに合わせて時間を変えて下さい。夜、湖に行く前、明るい場所にいるうちにカメラを設定しておけばバッチリ!カメラに詳しくない方でも簡単に撮影する事ができます。
その他にもウユニ塩湖でのトリック写真が沢山あります。雑誌やテレビSNS等で紹介されているのを撮影するだけでも楽しいですが、これからウユニに行く方は、是非、自分のアイディアでオリジナルトリック写真を撮ってみて下さい。(関根)

ユーラシア旅行社で行くボリビアのツアーの魅力はこちら

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