2018年4月12日 (木)

アタカマ高地で(疑似)宇宙旅行をしてきました(チリ)

先日、「宝石の道、三色の湖とアタカマ・ウユニ塩湖 10日間」のツアーより帰国しました。今回のツアーのハイライトは、アタカマ高地です。アタカマ高地は、チリ北部にある砂漠地帯で、標高1000km~4500kmの高原に位置し、銅やリチウム、鉄など鉱物資源が豊富な場所。また、アンデス山脈と海沿いの山脈に挟まれており、アンデス山脈で湿った空気が遮断されるため、「世界で最も乾燥した場所」として知られています。
そんなアタカマ高地での疑似宇宙旅行第一ポイントは、月の谷です。

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<月の谷(チリ)>

名前の通り、月面に来たと錯覚に陥る景色が広がります。粘土と岩塩が風食で削られ、このような地形となりました。バスを降りてあたりを散策すると、まるで月面散歩。ニール・アームストロング船長になった気分でした。実は“月の谷”は、ボリビアのラパスなど他の国にもあるのですが、アタカマの月の谷の方がスケールが大きく、まさしく月面といった印象です。
そして、疑似宇宙旅行第二ポイントは、星空観賞です。

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<アタカマ高地での星空観賞>

世界で一番乾燥しているといわれ、その乾燥から晴天率が非常に高いため、世界の天文台が集中しています。日本も参加しているアルマ望遠鏡プロジェクトは有名です。そんな場所で見る星空は格別!まるで宇宙の中にいるような感覚でした。また、大きな望遠鏡で天の川や南十字星をアップで観察も。満天の星を写真に撮っても、言葉に表すのは難しいですね。実際に見ることでしか味わえない感動があります。
アタカマ高地は、NASAが火星探査の探査機のテストも行う場所。ある意味、宇宙に一番近い場所かもしれない、と感じました。(五島)

ユーラシア旅行社で行くチリツアーの一覧はこちら

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