2018年5月 8日 (火)

西アフリカ、ギニア湾岸への旅(シエラレオネ、リベリア、コートジボワール、ガーナ、トーゴ、ベナン、カメルーン)

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<ケープコースト城砦(ガーナ)>

先日「アフリカ、ギニア湾岸7ヶ国大紀行」の旅から帰国しました。
旅はシエラレオネから始まり西へ横断。リベリア、コートジボワール、ガーナ、トーゴ、ベナン、そしてカメルーンへ。15世紀にポルトガル人がこの地に到達して以来、欧州諸国の影響と支配を受けて激動の歴史を紡いできた場所であることは言うまでもありません。
中でも忘れてはならないのが奴隷交易の歴史。トーゴやベナンはかつて『奴隷海岸』と呼ばれ、大西洋奴隷交易の拠点となった場所。ガーナも含め、当時の遺構が負の遺産として記憶と共に今も残ります。一方で、アフリカに戻った解放奴隷が最初に定住地を作った場所がシエラレオネ、その後、19世紀にアメリカからの解放奴隷により建国されたのがリベリア。今回の旅で、奴隷交易の歴史にかかわる正反対の地を同時に訪問できたのは意義があったのではないかと思います。

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<内戦で廃墟になったホテル(リベリア)>

西アフリカでもう一つ避けられない歴史、それは内戦。シエラレオネやリベリアはほんの10年前まで内戦状態でした。ニュースで見知っていたその地を、実際に訪れることで何を感じられるのか?
今回の訪問では、その内戦の傷跡を町中で見かける機会もありましたが、町を散策しているとそんなことがあった雰囲気はなく、人々が穏やかな日常を送っている様子を大いに感じられました。市場に行けばその活気と規模に驚きましたし、ビーチで人々が賑やかに遊んでいる姿はどこでも見かける光景です。トゥクトゥクに乗って、空気を感じながら町を回った時には、人々の生活の営みを肌に感じられたような気がしました。内戦に加え、近年のエボラ出血熱流行によって経済発展が絶たれましたが、今は少しずつ右肩上がりになりつつあると聞きます。今後また、何かの要因で絶たれないことを願うばかりです。

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<ビーチではしゃぐ少年たち(シエラレオネ)>

今回訪れたのは都市部が中心で、欧州人が到来した15世紀以降の歴史でした。しかしながら、それ以前より暮らす部族がたくさんおり、今も伝統的な生活や風習、信仰を紡いでいると聞きます。それが正に西アフリカの真の顔のような気がしますので、次回は是非、そういったところを見る機会に恵まれるといいなぁと思いました。(江間)

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