2018年5月17日 (木)

サロニコス湾に浮かぶ島々を巡る(ギリシャ)

先日ゴールデンウィーク出発の「ギリシャ歴史遺産とメテオラ修道院8日間」のツアーより帰国しました。今回はメテオラ修道院群やアポロンの神託で知られるデルフィ、オリンピックの起源にもなったオリンピア、そして首都アテネとギリシャ全土をぐるりと一周!見どころを徹底的に極めてきました。

さて、古代ギリシャの歴史やギリシャ神話など興味深いもので溢れるギリシャですが、今回特に印象的だったのは、エーゲ海サロニコス湾のクルーズです。
この日は雲一つない快晴で最高のクルーズ日和。コズモス(ギリシャ語で「人がいっぱい」の意味)号に乗っていざ出港!このクルーズではサロニコス湾に浮かぶ3つの島、イドラ島、ポロス島そしてエギナ島を訪れます。そもそもギリシャは全体の面積のうち81パーセントが本土で、残りはエーゲ海、イオニア海、そして地中海に浮かぶ島々で構成されています。島の総面積は25,000平方キロメートル、その数およそ3,300にも及びます。
港を離れて約3時間、まずはギリシャ独立戦争時代に海上戦略の拠点となったイドラ島へ。かつて海賊まがいの活動を行っていたイドラ島民たちは独立戦争に協力し出資者として活躍していました。当時の名残として島の港周辺には砲台が残っていました。

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<イドラ島>

その後ポロス島へ。丘の上の絶景ポイントからサロニコス湾を一望!白い壁にオレンジの屋根の建物がびっしりと建ち並んで、まるで白いピラミッドのようでした。

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<ポロス島>

最後に訪れたのはエギナ島。あのアテネのパルテノン神殿よりも保存状態が良いとされ有名なアフェア神殿を見学。エギナ島の女神アフェアに捧げられた神殿で、紀元前5世紀ごろに建てられたドーリア式の24本の柱が見事に残されていました。

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<アフェア神殿/エギナ島>

少し前までギリシャは経済不況で話題になり、現在どのようになっているかと気になる方もいた様子。ガイドさんに聞くと今の平均月収は7万円程だとか。大変そうなのですが、それでもみんな仕事の合間にたっぷりのシエスタ(お昼寝)をとり安月給でも幸せそうに生活していました。相変わらずのんびりした性格のギリシャ人たちである意味安心しました。(西澤)

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