2018年5月 9日 (水)

チューリップのルーツを探索!(カザフスタン・ウズベキスタン)

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<カザフスタンのチューリップ>

咲いた~咲いた~チューリップの花がー。皆で元気に歌ったこの歌を知らない人はほとんどいないでしょう。当たり前のように幼稚園や小学校の花壇で見ていたチューリップ。この花が日本に伝来したのは江戸時代?!現在では世界各地で数多くの栽培品種があるチューリップですが、その原産地はトルコ~イラン~中央アジアにかけての一帯。「春のカザフスタン・ウズベキスタン フラワーウォッチング 8日間」今回のツアーはチューリップの原生種を求めフラワーハイキングをしてきました。

カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスの国境にある自然保護区。中央アジアの中でも最も古い保護区でもあるアクス・ジャバグリ自然保護区は4月下旬から5月上旬、多様なチューリップの原生種を見ることができる貴重な場所。しかし、だからといって去年、一昨年、その場、その時期に見られたからといって同じように今年も見られるとは限りません。こればかりは自然現象が最重要事項。咲いていることを心の底から願うばかりでした。

初日のチューリップとの出会いは豪雨と言っていいほどの大粒の雨に全身びっしょり、足元ドロドロ。頼みのチューリップは心なしか元気がなく(咲き終わりでもあり)正直、ハッピーなものではありませんでした。冷え切った体。服や靴を乾かしながらただただ晴れることばかり願っていました。そんな皆の思いがきっと届いたのでしょうか。

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<ウズベキスタンでチューリップ探し>

ドキドキの天気も翌日からは太陽が顔を出し晴天続きのフラワーウォッチング日和。
現地での色々な情報をも元に花ガイドさんに連れられ、いざ、原生種のチューリップに出会いにハイキングスタート。張りきるガイドさんは必至に探してくれるが故にズンズン突き進む。ちょっぴり足早についていったその先には、そう、咲いた~咲いた~チューリップの花が。あったのです。目の前に!!小さい時から日本で見てきたものとはイメージも違っていました。チューリップの原生種は色や形も様々で、背丈は低く、丈夫にしっかり根付いていました。いつまでもこの自然を守りつつ、来年も元気に咲いてくれることを願いたい。(岩間)

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