2018年8月31日 (金)

野生のヒグマの楽園!カムチャツカ(ロシア)

2018年7月17日発「【ヤクーツク航空直行便利用】クリル湖からゲーゼル渓谷へ、カムチャツカの大自然を極める 8日間」(EK08)の添乗に行って参りました。
昨日は、ヘリコプターツアーで行くクロノツキー自然保護区にあるゲーゼル渓谷とウゾン・カルデラをご紹介させて頂きました。
本日は、州都ペトロパブロフスク・カムチャツキーから南下し、半島の南端に位置し、世界遺産登録内容の「カムチャツカの火山群」に含まれる“南カムチャツカ禁猟区”のクリル湖をご紹介します。
クリル湖は、その湖と背景に見える山の景色が絵のように美しい場所でもありますが、ここの見どころは野生のヒグマを見られる確率が高いところです。夏になるとオホーツク海から産卵のために戻ってきたベニザケが、遡上しここクリル湖で産卵の準備をするため、それを狙ってヒグマが湖に集まってくるのです。スピードボートに乗船して、湖岸の探索へ出発!今回は、大きな寝そべるオスのヒグマと子供連れの母熊を見ることが出来ました。

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<クリル湖(熊との距離)>

ちなみにヒグマはカムチャツカのあちこちにいます。昨日ご紹介したゲーゼル渓谷にもウゾンカルデラにもヒグマは生息しています。他、ハイキングに行く山にももちろん生息しています。しかし、カムチャツカのヒグマは人間を恐れるので、そうそう人の前には現れません(冬眠明けで餌を探していてバッタリ・・・はあるみたいです)。逆にいえば野生のヒグマを見るには、このようにヒグマが自ら食べ物を求めてやってくる場所に行かないとなかなか見られないのです。クリル湖は私たちにとってはヒグマを見られる聖地であり、ヒグマにとっては沢山の魚を捕らえられる楽園とも言えそうですね。

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<クリル湖 ヒグマ>

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