待った分だけおいしいギネスビールが飲める!(アイルランド)
先日、「北アイルランド・南アイルランド周遊13日間」のツアーより帰国しました。アイルランドといえば、太古の昔にケルト文化の栄えた地。数々の巨石遺跡を巡って行きました。雨の多いアイルランドですが、今回も例外ではなく、傘を差しながらの観光もありました。しかし、傘で視界が狭くなっていても、間違いなく視界に飛び込んでくる遺跡の堂々とした存在感に感動しました。
そんな観光の合間にはもちろんお食事の楽しみもあります。そしてお食事のお供にかかせないのがお酒!レストランのバーで直接飲み物の注文をするのが、アイルランド流です。たくさん並んだビールサーバーから好きなものを選び、指差しながら注文します。
<バーに並ぶビールサーバー>
アイルランドの国章でもあるハープが目印のギネスビールは、きめ細かい泡が特徴の黒ビール。ビールサーバーで一気にグラスに注ぎこむと、真っ白な液体でグラスが満たされます。黒ビールのイメージとは真逆な姿に、皆様びっくり!そのままグラスを持っていこうとすると、ちょっと待った!とバーテンさんが慌ててその手を止めます。「2分待ってね」とのこと。待っていると、ビールが段々と黒いビールと白い泡に分かれていきます。そして、きめ細かくクリーミーな泡を上に乗せた深い色の黒ビールが完成します。
<2分待ったギネスビール>
これで終わりかと思いきや、最後に更にサーバーで継ぎ足し!表面張力でなんとかこぼれずにいるギネスビールをそろりそろりとテーブルに運んで行き、ようやく乾杯!皆様、この段階でどうしても少しはビールがこぼれてしまっています。しかし、待ちわびて飲むギネスビールの味は格別のようで、皆様ごくごくと一気に飲まれていました。
<なみなみ注がれたギネスビール>
ギネスビールは鮮度が命ですが、お土産に缶のギネスビールもおすすめ。サーバーで注いだときの泡立ちを再現させるために、缶の中に玉が入っているのです。軽く左右に降ってみるとカランカランと音がするのが目印です。
<ギネス缶ビール>
他にもビールだけでなく、アイルランドはウイスキーも有名なので、毎日、今日は何を飲もうかと楽しみな旅でした。(松永美)
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