2018年9月13日 (木)

大迫力のエンジェルフォールを大満喫(ベネズエラ、ギアナ高地)

先日、「緑の魔境ギアナ高地とエンジェルフォール満喫の旅 9日間」の添乗より帰国致しました。地球最後の秘境と言われるギアナ高地。そう呼ばれる通り、ツアーもなかなかのアドベンチャーツアーです。

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<ラトンシート島へボートでの移動>

ツアーの一番の目的でもあるエンジェルフォールの展望台までは、まずカナイマ到着後、ボートに乗って川をさかのぼりラトンシート島を目指します。屋根も壁もない、カヌー型の木製ボートで水しぶきを浴びながら進んでいくと東京23区と同じ大きさを誇るアウヤンテプイ(卓状台地)が目の前に迫ります。雨季で雨が多く降るとテプイのいたるところから名もなき滝が流れ落ち、エンジェルフォールはまだかまだかと期待に胸が高鳴ります。そしてついに、ボートからエンジェルフォールが見えた時には歓声が上がります。世界最大の落差で979mの滝はそれまで目にしてきた名もなき滝とは比べ物にならないほどの迫力です。

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<エンジェルフォール(ロッジからの眺め)>

また、今回のツアーではエンジェルフォールをたっぷり満喫するために滝の麓のロッジに宿泊しました。ロッジといっても、設備は必要最低限。部屋にはベッドがあるだけで、お手洗いと水シャワーは共同、部屋数も少ないので2~6名様の相部屋です。出発前にご不安に思われていた方もいらっしゃいましたが、実際に過ごしてみると、なんだか修学旅行でキャンプに来た気分でワクワク。何より、立地は最高で目の前にはエンジェルフォール!お天気に恵まれれば、いつでも絶景を眺めることができます。

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<エンジェルフォール、展望台より>

このロッジからエンジェルフォールの展望台まではジャングルの中を歩いていきますが、今回は前日から雨が降りやまず、ジャングルの中は想像以上に足場は悪くなっていました。至る所から飛び出す木の根、苔で滑りやすくなった岩、普段は水たまり程度の場所が、雨で増水し小川のようになってしまっていたりと、私自身も必死に片道約2時間の道を歩きました。しかし、そんな苦労も展望台につけばエンジェルフォールのしぶきとともに洗い流されるようでした。雨で水量が増えたエンジェルフォールの迫力は、三大瀑布と肩を並べるほどでした。落差がある分、それ以上だったかもしれません。大変な思いをした分、達成感や満足感で満たされて旅を終えました。(市川)

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