遭遇!アマゾンに生息する動物たち(ブラジル)
先日、「ブラジル五大自然物語17日間」のツアーより帰国致しました。日本の22.5倍もの国土を持つブラジルは、リオのカーニバルなど活気あふれるイメージもあれば、世界三大瀑布に謳われる大迫力のイグアスの滝のように大自然に囲まれた地域です。今回はその大自然に触れることを主に、遠い地球の裏側まで一生に一度の大冒険をしてきました。
今回特に印象的だったのがたくさんの動物たちとの出会い。生息する動物の種類も様々で、スピードボートでのクルーズやボートサファリなどを通じて南米・ブラジルならではの動物に出会うことが出来ました。
まず驚いたのがアマゾン川に生息するアマゾンピンクイルカ。長さは6516km、面積650万平方kmと近年の計測によると今や世界最長?とも言われるアマゾン川をクルージングしているとボートから少し離れたところを何かがはねています。よく見るとなんとイルカの背びれ!このアマゾン川には「アマゾンカワイルカ」と呼ばれる淡水で生活するイルカがいるのです。色はピンクやグレーで、タンニンで濁った川の水面からはあまりよく見えない色をしています。そんなイルカたちと触れ合うことに成功!水着に着替えて川の中へ。インストラクターさんが餌でおびきよせ、目の前でイルカの大ジャンプ!普段、水族館で見るイルカと違ってとっても小さな目に大きなひれが特徴的。愛らしいとも言えず、それでも憎めないといった姿。
<ピンクイルカとの触れ合い>
そして、中央パンタナールではボートサファリでジャガーに遭遇しました。ジャガーとは、南米のインディアンの言葉で「一突きで殺す者」という意味の言葉に由来しており、その名の通り他の動物に一切の敵なしで、特に顎の力はすさまじく、ワニですら噛み砕いてしまうほどの力があります。そんなジャガーも近年では人間の手により、生息地の開発や毛皮目的の狩猟などにより数を減らし絶滅危惧種に指定されています。しかし、この中央パンタナールでは、そのような開発・狩猟を一切禁止しているため、最近では少しずつ数を増やしているそうです。今にも襲い掛かってきそうなくらい近くでその姿をとらえることができました。対岸をじっと睨んでいるような姿。よく見ると木陰に子供を連れたお母さんジャガーが、対岸に潜む他のジャガーに向かって威嚇していました。しばらく緊迫した様子が続いた後、再び子供の下へ戻ってゴロゴロ眠る姿はまさに巨大な猫でした。
<サファリ中に遭遇したジャガー>
他にもこれでもかと言うほど大群のワニやカピバラ、オオカワウソ、トヨヨというパンタナールの象徴の鳥など、普段の生活からかけ離れた体験のひと時に私の中に眠っていた冒険魂が目覚めたツアーになりました。(西澤)
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