2017年12月 5日 (火)

「星の王子さま」では恐怖の木!?不思議な巨木バオバブは存在感抜群!(マダガスカル)

バオバブの並木道


  先日、「マダガスカル、絶景ツィンギーハイキングとバオバブの里ムルンダヴァ 10日間」のツアーから帰国しました。マダガスカルは太古の昔、大陸から分裂して孤立した島国となり、動植物も独自の進化を遂げたため、現在でも野生生物種の90%以上が固有種という貴重な生態系を持っています。日本では白と黒の縞々のしっぽが特徴的なワオキツネザル、地上を2足歩行で横っ飛びジャンプするベローシファカ、童謡でも知られるアイアイが有名ですが、最もよく知られているのは上下が逆さまになったような不思議な巨木バオバブではないでしょうか。

 伝説では、地球で最初の木であったバオバブは後に登場したヤシの木のように背が高く、イチジクのように果実を実らせたいと望み、それを実現させた我が儘さに神様が怒り、根を引っこ抜いて逆さまに地面に突き刺したため今のような姿になったといわれています。バオバブを一躍有名にさせたサン・テグジュペリ作の小説「星の王子さま」では、星を破壊する暴れん坊といった悪いイメージですが、地元の人にとっては信仰の対象として神聖な木でもあります。
 一口にバオバブと言っても形は様々。諸説ありますが、バオバブはアフリカ本土やオーストラリアを含めて全世界に10種あり、その内8種はマダガスカルの固有種です。群生地は決まっており、今回のツアーで訪れたムルンダヴァ付近で見られたのは3種でした。天に向かってまっすぐ伸びるスタンダードな「グランディディエリ」、少し浅黒い「ザー」、とっくり型の「フニィ」です。バオバブの中身は藁のような繊維質で年輪がない為、樹齢ははっきりと分かりませんが、この辺りで一番大きいのは樹齢700年ほどで、「聖なるバオバブ」として柵で囲われ祀られていました。
 一つの根元から2本のバオバブが仲良く生えている「双子のバオバブ」や2本の幹が絡み合い恋人同士のような「愛し合うバオバブ」など様々なバオバブスポットがありますが、「バオバブの並木道」がやはり一番のハイライトです。1本1本が巨大で存在感抜群のバオバブが小道に並ぶ姿は圧巻。今回は夕陽鑑賞のために少し長く滞在しました。各々ベストスポットを探しに散歩したり、露店に並ぶバオバブのミニチュアオブジェを吟味したり、カメレオンを連れて商売する子どもたちに声をかけられたり。バオバブの実も売っていましたが、お客様が話の種にと購入され、おすそ分けして頂いたので試食しました。中は種が多く、白い実の部分は少ししかありませんが、酸味があり、栗のような味がして案外おいしかったです。そうこうしているうちに日が暮れていきます。日が沈むにつれ、バオバブがだんだんとシルエット化していく様は神秘的。まさに絵になる光景で、一日ガタガタの悪路を4WDで突き進んできた疲れも吹き飛びます。太陽が沈み切ると名残惜しくもお別れの時間。再び4WDに乗り込み、どんどん小さくなっていくバオバブに後ろ髪を惹かれつつ、ホテルへと向かいました。(日裏)


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2017年9月20日 (水)

大型バスでサファリ体験。百獣の王ともご対面!(ナミビア)

先日、「ナミビア大周遊と砂漠の花園ナマクワランド13日間」の添乗より帰国しました。
今年は例年稀にみる干ばつとのことで砂漠は花園になっているのかと不安でしたが、
ウエスコースト国立公園では砂漠に咲くたくましい花々に出会うことが出来ました。   

南アフリカツアー

南アフリカツアー

南アフリカツアー

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2017年9月 5日 (火)

マダガスカルの魅力、明るく前向きな子どもたち

先日、「絶景ツインギーハイキングとバオバブの里ムルンダヴァ」の添乗から戻って参りました。巨大なバオバブがたくさんあるムルンダヴァと石灰岩の台地が浸食されてできた針山のツインギーなど、マダガスカルでしか見ることのできない絶景を楽しみましたが、特に私の心に残ったのは、マダガスカルの子どもたちとの出会いでした。

ツアー中、マダガスカルの人々の暮らしを身近で見ることができる場所がベタニア漁村です。ベタニア漁村は、漁で生計をたてるヴェス族の村で、人口は千人ほどです。ムルンダヴァ川から河口まで、ピローグと呼ばれるアウトリガー付きカヌーで20分ほど渡ったところに小さな島があります。その小島がベタニア漁村です。

ピローグからの景色

島についた途端、村の子供たちが出迎えてくれました。私たちがカメラを向けると、慣れたようにポーズをとってくれました。少し大きな女の子は、顔に「タバキ」と呼ばれる日焼け止めを塗っていました。日焼け止めの原料は、オレンジがタマリンド、白はキャッサバです。ミャンマーの日焼け止め「タナカ」に似たようなものです。女の子は、ピアスをつけたり、髪の毛をアレンジしたりと、お洒落に気を使っており、私が付けていた地味なヘアピンは形が珍しいようで、彼女たちは興味津々でした。

女の子

男の子たちは、飛び跳ねたりしてとっても元気。少し大きな青年は、木登りを披露してくれました。マダガスカルのキツネザルに劣らないスピードで幹を駆け上がる彼を見て私たちは感動して拍手喝采でした。

木登り

村は大きくありませんが病院や教会もあります。電気やガスがなくても、井戸やシャワー室などを砂浜に作り、工夫をして生活をしています。大人たちはのんびり、子どもたちは元気に過ごしていました。楽しい時間はあっという間で、村人たちとお別れの時間がやってきました。子どもたちは私たちと手を繋ぎ、浜辺まで送ってくれました。最後に再び写真撮影し、彼らに別れを告げました。

このような子ども達の元気な姿が印象的でしたが、今回ツアーに同行してくださったガイドさんは、国の課題のひとつに教育制度をあげていました。2002~2009年のラヴァルマナナ政権下では、教育が優先課題でしたが、大統領が変わり教育制度改革は終わってしまいました。ほとんどの子ども達は、義務教育5年間の小学校を卒業後、お金がないために働きます。また、14才で結婚する子もいます。しかし、このような深刻な状況の中で、明るく前向きに過ごしています。来年、マダガスカルでは大統領選挙があります。新しい政権となり、明るい子ども達のために前向きな教育制度となることを心から願っています。(松本)

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2017年8月25日 (金)

天然巨大アスレチック?! 新感覚トレッキング(マダガスカル)

先日「絶景ツインギーハイキングとバオバブの里ムルンダヴァ11日間」のツアーより帰国しました。バスの故障や軍隊による足止めなど小さなトラブルはありましたが、今回ご一緒させて頂いたお客様はそんなこともひっくるめてマダガスカルを存分に満喫してくださるパワフルな方がたでした。皆様のご協力に感謝感謝のツアーとなりました。また、こうしたトラブルがグループの一体感を高めることにも一役買ってくれているような気もしました。
当ツアーの最大のイベントは何と言っても大ツインギーハイキング!1,520平方キロメートルのマダガスカル最大規模のベマラハ国立公園には、石灰岩のカルスト台地が数万年かけて雨や地下水によって浸食され、カミソリの刃のように鋭くとがった針山が連なっています。ツインギーは現地の言葉で“つま先立ち歩き”を意味します。まさにとげとげツンツン。「おろし金のようで美味しい大根おろしがすれそうだわ」とおっしゃる方も。まさにその通り!

マダガスカルツアー

マダガスカルツアー

マダガスカルツアー

「こんな針山どうやって登るの?」とお客様。梯子や岩をよじ登るのです!さらに途中には1人ずつしか渡ることのできない高さ70mのつり橋や、這いつくばって進む洞窟などなど。こうやって書いてみるとたいそうなところと感じるかもしれませんが天然アスレッチクといった感。また10人のお客様に対して3人の現地ガイドさんが付き添ってくれるので心強いですね。ご参加者の皆様が1人もリタイアすることなく大ツインギーを満喫することができました。また、頑張れのエールと頑張ったご褒美でしょうか。針山トレッキングの前後には数種類のキツネザルや横っ飛びをすることで有名なベローシファカも私たちの前に現れてくれて、大満足な1日となりました。

マダガスカルツアー

ツインギートレッキングは半日のみ。午後は早めにホテルに戻りプールで汗を流したり、お昼寝をしたり、ホテル周りを散策してカメレオンを探したりと思い思いに過ごして頂きました。私も食堂で書類記入などの諸業務をしておりましたが途中からうとうと…。
こんなに心地の良い気怠さを久しぶりに味わったなぁ。     (岡山)

マダガスカルツアー

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2017年8月18日 (金)

大迫力!マサイマラにて、ヌーの命がけの川渡りに遭遇!

先日、「ケニア・タンザニアハイライト9日間」のツアーより帰国しました。
一番の目当ては、ヌーの川渡りを見ること。ヌーの大移動にあたるこの時期、ケニアのマサイマラ国立公園では、ヌーの大群が命がけでマラ川を渡る光景を見るチャンス!ドライバー達の話では、10日間滞在しても、なかなかその光景に遭遇することは難しいといいます。主に、夏をマサイマラで過ごすヌー達は、小雨季の始まる10月頃からマサイマラと国境を接する、タンザニアのセレンゲティ国立公園への移動を開始。徐々に南下していき、2月にはセレンゲティの南東部で出産シーズンを迎えます。そして雨季が終わる6月頃、セレンゲティで過ごした数万頭のヌー達は再び、マサイマラを目指し、北上していくのです。
野生動物の宝庫と言われるケニアの中で、大阪府とほぼ同じ面積で、且つ、最も個体数が多いといわれる、マサイマラ国立保護区。保護区内の快適なロッジに、ツアーでは3連泊します。チャンスは丸2日。1日目朝から、早速マラ川を目指します。ロッジからサファリをしながらマラ川へ行く途中、何度もヌーとシマウマの群れに遭遇。貴重な場面に遭遇できるかも!?と期待も膨らみます。そんな中、ようやくマラ川に到着!しかし川のまわりには、ヌーとシマウマが数頭いるだけ…渡る気配もまったくなし…ドライバーさんたちも、「昼を食べた後にもう一度来ようか・・」という会話が始まった時、少し遠くにヌーの大群を発見。なんと私たちの方に向かってきます。遠くに見えていると感じた群れはいつの間にか、マラ川のすぐそばに。臆病な性格であるヌーはマラ川の様子を伺い、川岸のあたりをうろうろ…なかなか渡ろうとしません。毎年、多くのヌーがナイルワニに捕食される、あるいは溺死するという情報を耳にしているので、頑張れ!とヌーの背中を後押しするように、自然と声が上がります。カメラを握りしめ、その瞬間を待ちます。そしてついに一頭が川に飛び込みました。その瞬間続くようにして、周りにいたヌー達が勢いよく飛び込み始めます。その光景に夢中でシャッターを切りながらも、大自然の厳しさ、素晴らしさ、人間の非力さ…いろいろな感情が混ざりあって、ただただぼーっとその光景を眺めていました。無線で頻繁にやりとりをし、私たちを良いポイントに連れてきてくれたドライバーさん達にも感謝です。この川渡りが見られた時のドライバーさんの得意げな顔は忘れられません。

アフリカ、ケニア、マサイマラ、サファリ

今回のヌーとシマウマたちは無事、渡りきる事に成功。何事もなかったかのように、再び草原を求めて、マラ川をあとにしていきました。ヌーの川渡り以外にも、たくさんの動物に出会うことができましたが、ヌーの川渡りを見た時の感動は、実際にその場に遭遇してみないと、なんとも説明しがたい、素晴らしいものでした。(荒川)

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2017年1月11日 (水)

ダナキル砂漠で最高のおもてなし(エチオピア)

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先日、「ダナキル砂漠、エルタ・アレ火山とエチオピア絶景紀行 8日間」のツアーより帰国しました。エチオピアには色々な顔があります。原始のキリスト教が残る信仰深い北エチオピアや独自の生活習慣を今も守り続ける南エチオピア。この添乗員ブログでも何度となく登場しているエチオピアの魅力は計り知れません。その中で大地溝帯の中に位置するダナキル砂漠は極彩色が美しいダロール火山や、今人気のウユニ塩湖を思わせるような塩の大地、アサレ湖に塩を運ぶキャラバン。活動が活発化し通常よりは遠目にはなりましたが赤々とした溶岩が煮えたぎるエルタ・アレ火山と世界各地で目にする絶景に勝る景色が広がっていました。
そんな絶景の地は「世界一過酷な地」、「危険地帯」、「世界で最もホスピタリティのない地域」と、どれもまぁ一見行くことを躊躇してしまいそうな言葉が並んでいたのは今は昔!?過酷な地に変わりはないし、いきなり全ての設備の整ったわけではありません。が、しかし迎えてくれる現地のおもてなしの心、気持ちはそんな不便さを忘れさせてくれます。
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今回の旅行でも口を開けば第一声は「暑い」。酷暑にテント泊、エルタ・アレ山へのトレッキングなど決して楽ではない状況下で皆様元気に過ごすことが出来たのは、もちろん、ご自身の健康管理や体力などが大前提ではありますが、現地のおもてなしも一役かっているのではないでしょうか。同行したシェフの料理は「日本に連れて帰りたい!」「ホテルの料理も全て作ってほしい」と皆が口を揃えるほどで、食欲がなくなりがちな暑さのなか、いつも完食でエネルギーチャージばっちり!野天泊の山頂では重いベッドを私たちより早く運びセッティング。疲れた体を癒やす快適な睡眠をとることが出来ました。
旅は目にするものだけでなく、周りの人々に触れ合うことで、またその心に触れることで更に素晴らしいものとなるのだなと感じた旅でした。私もエチオピア人に負けないようなおもてなしを!!改めて思いました。(岩間)

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2016年12月22日 (木)

スーダンもナイルの賜物!

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先日「ゆったりスーダン周遊 9日間」のツアーから帰国しました。あまり観光地としては知られていないスーダン、内戦や貧しいといったマイナスのイメージを持っている方がほとんどでないでしょうか。実際現地へ行ってみるとそんなことは感じさせない活気のある町と、人々の笑顔が溢れる国でした。また、首都ハルツーム以北の砂漠地帯には紀元前2000年頃からの貴重な遺跡がたくさん残っています。ハルツームでは青ナイルと白ナイルが合流し、エジプトまで流れ込むナイル川があり、古代にはナイル川沿いに文明が栄えました。紀元前2000年、古代エジプト王朝が栄えていたころ、同じナイル川沿いのスーダンにもクシュ王国が栄えていました。歴代の王の中にはブラックファラオと呼ばれる、エジプトをも支配した王が存在したのです。70年もの間スーダン、エジプトと大きな領土を持っていました。その為スーダンにはエジプト式のピラミッドや神殿が数多く残り、ピラミッドの数としてはエジプトの2倍以上!遺跡好きの方にはぜひ行って頂きたい国のひとつです。今回のツアーではスーダンに残る多数の遺跡を訪問しました。不毛な砂漠の地に見えてくる遺跡や神殿群を見ると気分はインディ・ジョーンズ!観光客は私達だけで遺跡を独り占めできました。

スーダンの遺跡は内戦が多かったという歴史的背景や政府予算の関係で、遺跡の修復が進んでいません。砂漠の厳しい環境から、修復を始めても途中で投げ出してしまうことが多いようです。その為たくさんの遺跡が半分砂漠の中にあったり、風化しているという現状。しかしながら、そういった未開発の遺跡の雰囲気がさらに冒険心をかきたてます。スーダンの有名な遺跡はメロエのピラミッド。世界遺産にも登録されており、一世紀以降の王の墓が100基ほどあるといわれています。スーダンのピラミッドはエジプトのピラミッドに比べ先が尖っていて小さなものが多いのが特徴。複数のピラミッドが連なっている風景は圧巻です。夕日が沈むまで滞在し、美しい夕暮れの景色も見ることが出来ました。現在、100基中全てのピラミッドが見つかっている訳ではなく、未だ砂漠の下に埋まっているものもあるかもしれないと、ガイド談。政府の予算が観光に充てられ、本格的に修復・発掘されると世紀の大発見が起こるかもしれない、なんともロマンのある地でもありました。(杉林)

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2016年12月 9日 (金)

世界一過酷な地、ダナキル砂漠の絶景ダロール火山

 この度、「ダナキル砂漠、エルタ・アレ火山とエチオピア絶景紀行」より帰国しました。
 最近の絶景ブームで耳にした事があるでしょうか?ダナキルはエチオピアの北東部、エリトリアとの国境近くにある砂漠地帯です。
 まずは、エチオピア首都アディスアベバから飛行機で1時間、北部の中心都市、標高2000mの高原都市メケレへと向かいます。そこから4WDに乗ってくねくね山道を走り、地球の割れ目、大地溝帯の中にあるダナキル砂漠へとぐんぐん下ってゆきます。標高差は約2000m。たった3時間の移動で、肌寒い高原の朝から灼熱砂漠へと変わります。

ダロール

 到着したのはアフメッド・エラ。周りには何もない土漠地帯に、木を組み合わせて作った隙間だらけの小屋が点在するキャンプサイトです。
 「今日はここでテント泊だ!」と、4WDのドアを開けると埃と一緒にムワっと熱い空気が入ってきました。午前10時の時点で32℃。汗がじんわりとにじんできます。
 これから行くダロール地区は日陰もない灼熱の砂漠地帯。照りつける太陽の光に目を細め、頭からかけたタオルで日陰を作り、水を持っていよいよダロールに挑みます。

ダロール

 ダロール地区での見学は塩の採掘場や硫黄泉、塩の奇岩群など。移動には4WDを利用するので歩くのはほんの少しのはず、、、ですが、少し外に出ただけなのに暑さで溶けそうになりました。周りには建物も木も何も無く、ちゃんとした道や標識ももちろんありません。もしこんな所で一人になったら、、、と思ったらちょっと怖くなりました。頑丈な4WDや現地に精通したスタッフの存在に感謝の気持ちでいっぱいです。
 4WDは、時々現れる枯れ木やサボテンをよけながら、土埃を巻き上げて走ります。すると、突然周辺の土地が赤茶色に変わりました。いよいよ「ダロール火山」に到着です。
 「その丘の上だよ」とガイドに言われ、みんな暑さも忘れて足早に登って行きました。
「すごぉ~い!」「綺麗!!」「きゃー!!」。頂上に到着した人から次々と感動の声があがります。ここって本当に地球?と思ってしまいます。ここ以外のどこでも見たことのない景色でまさに絶景です。 まるで新しい惑星に来たかのようでした。

ダロール

 ダロール火山はとにかくカラフル。大きなマッシュルームのようなクリーム色の石、小さい花のように固まった黄色い石。白い部分からはポコポコとお湯が沸き、この世の物とは思えない緑色の水たまりが無数にあります。赤茶色の石の塊の上を歩くとベコンと変な音がします。歩けば歩くほど未知の世界に入りこんでいきます。
 どこからどう見ても本当に不思議な景色ですが、ふとした瞬間に硫黄の匂いを感じてここは火山なんだと実感しました。
 夕方はアサレ湖でキャラバン隊に遭遇、夜はテントで星空を眺めてから眠りにつきました。翌日のエルタ・アレ火山もものすごい迫力で、とにかく絶景続き、感動いっぱいの旅でした。(関根)

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2016年10月13日 (木)

2億8000万年前の歴史を感じる化石の森(ナミビア)

先日、ユーラシア旅行社の「ナミビア・スペシャル 8日間」の添乗より帰国致しました。エトーシャ国立公園にてドライブサファリを楽しんだり、世界一美しい民族といわれるヒンバ族の村を訪ねたりと、ナミビアの魅力が凝縮された8日間でした。

ナミビアの「ナミブ」とはサン族の言葉で、「何もない」という意味し、
世界最古の砂漠ナミブ砂漠にちなんでつけられています。
実際に移動中は草原や砂漠などの見渡す限りの大自然が広がっており、モンゴルについで世界で二番目に人口密度が低い国であることも実感できます。

今回、ダマラランド地方にある化石の森を訪れました。

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ダマラランド地方は2億8000万年前の大陸移動と地殻変動の影響を受けた地域で、このあたりでは地上に吹き出たよう溶岩が急速に冷却、圧縮されて出来た柱状節理の岩「パイプオルガンの岩」や溶岩が降りかかって熱で焼けて黒くなった砂岩の山「バーントマウンテン」など特異な光景がご覧頂けて、またナミビアの中でも珍しく起伏が激しい地域です。

2億8000万年前の大陸移動と地殻変動は火山活動だけでなく、大洪水ももたらし、コンゴ盆地から流れてきた流木をこの起伏が激しいダマランド地方の山々が堰き止めました。

その後、流木が炭化せずに地下に埋まり木の中の酸素や水素が溶けて化石化(珪岩化)し、風化によって地中から顔を出した木がまるで岩のようにゴロゴロ転がった場所がこの化石の森。

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乾燥が激しいこの地域では微生物の動きが鈍く化石化しやすいだけでなく、化学変化もよく起こり、マツの木の一部が石英や水晶、場合によってはオパールになったりすることもあるそう。
そのため、持ち出されないようにナミビアでは化石化した木を人工的に掘り出すことが法律で禁止されており、実際に持ち出すと実刑になります。

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化石の森といってもアンモナイトの化石があるわけでく、決して派手なものではありませんが、マツの木などの年輪や樹皮など2億年以上昔の植物の化石が間近で見られること、そして化石化したことによって本来の木の倍以上の重さになっている不思議さなど、歴史が育んだロマンをかきたてるものでした。(三浦)

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2016年10月 4日 (火)

「ギニア湾に浮かぶ食の宝庫!サントメ・プリンシペ」

先日、「中央アフリカの5カ国大周遊」の旅より帰国致しました。アフリカ中央部にある、コンゴ共和国、サントメ・プリンシペ、赤道ギニア、カメルーン、ガボンの5カ国を訪れて来ました。

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皆様の中には、聞きなれない国々ばかりで一体どんな国?何があるの?という所かもしれません。
カメルーンは2002年のワールドカップ以降、認知度が上がったと思いますが、その他4ヶ国は未だ未だ認知度が低いのではないでしょうか?中でもサントメ・プリンシペは、「世界で最も認知度が低い国」とまで言われてしまっていますので、今日はサントメ・プリンシペにスポットを当てていきたいと思います。
このサントメ・プリンシペは、ギニア湾に浮かぶ、サントメ(聖トメ)島とプリンシペ(王子)島という2つの主要な島から成りますが、アフリカでは、セイシェルに次ぐ2番目に小さな島で面積が東京都の半分程度しかなく、人口は現在27万人程です。日本で言うと、小さな市の人口と変わらないですよね。アクセスも悪い上、独立も1975年とまだまだ若い国の為知名度が低いようです。
ですが、見所は盛り沢山!あるのです。
かつて、この国は、1470年にポルトガル人が渡来し、町を築いた為、教会や主要な建造物にはポルトガルの影響が残り、どこかノスタルジックな雰囲気が残っています。
植民地化した後の16~17世紀頃には、奴隷貿易の一大中継地となり、カカオを始め、様々なプランテーション等によって発展していき、現在も国の経済を支えています。
実際にツアーでは、カカオプランテーションを訪れ、収穫したてのフレッシュなカカオ~出荷までの過程の見学や、コーヒー工場では、コーヒーが焙煎されるまでの流れを見たり、車窓からは、多くのカカオやバナナ、椰子の木等を眺めながら走りました。ここは、海に囲まれて居ながら緑も豊かな為、様々な野菜やフルーツも獲れ、食材も豊かな為お料理もとてRosa_st_jhon_91_4

美味しいです。西欧の影響が大きく、レストランも洗練されている所ばかりです。高温多湿な気候も相まって、西欧よりスパイシーな味付けは比較的多いですが、それが逆にサントメらしく独創的で更に美味しさが増しているようにも感じます。
何と!今回の昼食では、計10皿ものフルコース!でした。前菜だけで6皿、メイン1皿、
デザート3皿ものサーブがあるのです。10皿もあるにも関わらず、一皿毎に全く異なる
世界観が広がり、次はどんな料理が出てくるのかが楽しみでたまりません。サントメ産の
食材がシェフの手に掛かれば、まるで魔法にでも掛かったかのように素晴らしい芸術作品
に仕上がるのです。味覚だけでなく、視覚、嗅覚を刺激してくれ、食を心から楽しませて
くれました。中央アフリカにてこんなにも贅沢な時間を過ごせるとは。。
海に囲まれた常夏の島国で野菜やフルーツが豊富で、ポルトガル領であったこともあり、人々は陽気で非常に懐っこい国民性で、他4ヶ国の中央アフリカと比べ雰囲気は全く異なり、不思議な魅力に溢れているサントメ・プリンシペは、まさに楽園のようでした!(井手)

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