2017年8月23日 (水)

都会を抜け出して長閑な古都ノブゴロドへ(ロシア)

先日、「ロシア物語~9大世界遺産を巡る~13日間」の添乗より帰国しました。
通常のハイライトコースでは中々訪れないノブゴロドや黄金の環ではロストフ・ヴェリーキーやヤロスラブリも訪れる見どころたっぷりのツアーです。

サンクトペテルブルクは現在白夜祭の時期で観光シーズン真っただ中。エルミタージュ美術館をはじめ、どこも沢山の観光客で賑わっています。
そんな大都会から少し離れてのどかな時が流れる古都ノブゴロドを訪れました。

ノブゴロドヴォルホフ川
サンクトペテルブルクより南へ約180km、バスで約4時間かけてノブゴロドに到着。
ノブゴロドは、ロシア語で「新しい町」を意味しますが、実際はロシア最古の都市の一つで歴史上に登場したのは862年のことです。
1992年にノブゴロドと周辺の歴史的建造物群として世界文化遺産に登録されています。

街の中心にはクレムリン(要塞)があり、その隣をヴォルホフ川が流れています。
ヴォルホフ川東岸にはヤロスラフ宮廷跡と市場と呼ばれる地域があり、かつてバルト海と地中海を結ぶ交通の要衝都市で町が発展した際、この辺りは市場、多くの教会が建てられました。
12~17世紀に建てられた教会がぎゅっと集まって残っており、まるで教会の野外博物館の様です。
教会の立ち並ぶアーケードを抜けてヴォルホフ川に架かる橋を渡ってクレムリンへと向かいます。この日は天気が良く、河岸で気持ち良さそうに水遊びをしている地元の人々を多く見かけました。

クレムリンに入ると見えてくるのが現存するロシア最古の石造建築の一つの聖ソフィア寺院です。

聖ソフィア寺院
ずっしりとした白壁の上に銀色に輝く6つの玉葱屋根が印象的。ひときわ目立つ黄金に輝く中心のドームは900グラムの金が使われています。

クレムリン敷地内にはロシア1000年記念碑や白樺文書が保管されている歴史博物館もあり、あっという間に時間が過ぎてゆき、大都会サンクトペテルブルクへと戻りました。(鈴木)

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2017年7月28日 (金)

リトアニアのヒーロー杉原千畝

先日、「バルト三国を極める旅 11日間」のツアーから帰国しました。

バルト三国は南から順にリトアニア、ラトビア、エストニアの順番で連なる国です。エストニアの首都タリンは、フィンランドのヘルシンキまで海を渡って2時間で着く近さで、今回は7月頭に訪れましたが、風はひんやり冷たく北欧の雰囲気も楽しめました。また、ラトビアの首都リガはドイツよりもドイツらしいと言われる街。旧市街には、木組みの家や三角屋根のカラフルな家、たくさんの塔が並んでいました。

三角屋根の家

また、新市街ではユーゲントシュティール建築群も見ました。ユーゲントシュティールとは19世紀にドイツやフランスで流行った建築様式でフランスだとアールヌーヴォーと呼ばれます。窓枠や外壁に人の顔の装飾が付いていて、皆様でいろいろな顔を探しながら街を散策しました。

そんなヨーロッパらしい町並みが広がるバルト三国ですが、今回はリトアニアで有名な日本人、杉原千畝の記念館を訪れました。

彼は、第二次世界大戦中、リトアニアの当時の臨時首都カウナスで、6千人ものユダヤ人にビザを発行し命を救いました。記念館は、その当時、杉原氏も暮らしていた旧日本領事館で住宅街にぽつんと建つ2階建ての建物です。この辺りはやはり日本人がよく訪れるようで、小道の角にはさりげなく「こんにちは」と日本語で書かれた家もあります。
杉原氏の奥様、杉原幸子さんの手記「六千人の命のビザ」にはこんな描写があります。朝起きて窓から見下ろすと、黒い服を着たユダヤ人が家の柵の周りをびっしりと埋め尽くしていたと。現在は家の間取りは変わってしまっていますが、当時の柵は不自然に一部だけ残されていて、当時のただならぬ雰囲気が感じられました。

中に入り、杉原氏に関する日本語のビデオを20分程見て自由時間。部屋の一角で細々とお土産も売られていました。チョコレートやはちみつに「試食」とぎこちない漢字で書かれた紙が貼られていたので、店員さんに「お兄さんが書いたんですか?上手ですね」と英語で言うと、「まあね」と日本語で答えてくれました。
そして、また別の部屋には杉原氏が実際に何千枚ものビザを書いていた机と椅子が置かれていて、写真スポットになっています。皆様も杉原千畝になりきり椅子にかけてハイポーズ!

杉原千畝の書斎

最後にお土産屋さんのお兄さんが、リトアニアでは歴史の授業で杉原さんのことを習うので、みんな彼のことを知っていると教えてくれました。

こうして旧日本領事館を後にしました。春には家の周りは桜が満開になるそう。実はリトアニアの首都ビリニュスの公園にも、杉原氏の母校である早稲田大学から寄贈された彼の記念碑があります。そして、この公園の歩道は春になると美しい桜並木になります。

菅原道真の飛び梅ならぬ杉原千畝の飛び桜がはるばるリトアニアにまで飛んできていました。(松永)

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2017年7月19日 (水)

ダルマチア地方最古の町ザダル

先日「アルプスの懐スロヴェニアとアドリア海の至宝クロアチア11日間」のツアーより帰国しました。2ヶ国の歴史と文化、そして自然の魅力がたっぷり詰まったツアーです。そしてなんといってもアドリア海で獲れる海の幸!身も心も癒されました。

今年新たにザダルがユネスコ世界遺産に登録され、まさに旬の中部ダルマチア地方。ダルマチア地方で最も歴史の古い町の一つであるザダルの旧市街は、長さ1キロほど海に突き出した長方形の半島です。およそ2000年以上前の歴史遺産が数多く残っています。
ザダルには紀元前9世紀ごろから先住民族であるイリュリア人が住んでいましたがローマ人により侵略・征服され、この町はダルマチア地方最大級のローマの拠点へと発展。ローマ帝国時代のあと十字軍の攻撃により、ヴェネツィア共和国の支配下になりました。

ローマ帝国時代に軽犯罪者の見せしめの為に使われていた「恥の柱」、動物を捧げる生贄台など当時のまま残っているものも数多く見られ、皆様で当時の様子を思い浮かべながら町を散策しました。

聖ドナット教会

旧市街のメイン通りであるシロカ通り沿いにはたくさんのお店が軒を連ねます。ザダルの名酒といえば”マラシュキ”と呼ばれるサクランボリキュールのお酒。旧市街の対岸にはマラシュキの工場もありとても有名です。甘口、辛口と種類も様々で、小さなボトルもあるのでお土産にもぴったりです。

昼食には、ザダル名物マグロのステーキ。沖の生簀でマグロの養殖が盛んに行われており、日本の小ぶりなものに比べてクロアチアでは最大80キロまで成長するものもあります。しかもザダルのマグロは日本にも輸出されており、年間およそ2000トンものクロマグロが日本に輸出されています。身が引き締まっていて、丸一匹食べられる勢いでした。

旧市街の周辺には、浜辺の階段に埋められたパイプから美しい音色が奏でられるシーオルガンや、日没後シーオルガンの音に合わせて光る”太陽へのあいさつ”など近代的なものもありザダルの町を賑わせています。
世界遺産に登録されこれから注目の集まるザダル。その歴史、美食により多くの人々が魅了されるだろうと感じました。(西澤)

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2017年7月13日 (木)

チェスキークルムロフの“薔薇祭り”にて中世にタイムスリップしてきました!

先日「チェコ周遊、ボヘミア珠玉の町々とモラヴィアの大自然11日間」より帰国しました。現地は夏真っ盛り!気温も25度を超え汗ばむ陽気となりましたが、からっと晴れ渡り、天気に恵まれたツアーとなりました。今回のツアーでは、この時期にしか見ることのできない緑のコントラストが延々と続くモラヴィアの大草原を走り抜けたり、チェスキークルムロフにて開かれる中世祭“五弁の薔薇祭り”へご案内するとっても贅沢な日程でした。
その中でも毎年3日間だけ開かれる薔薇祭りには心が躍りました。祭りの舞台となるチェスキークルムロフは南ボヘミア地方のブルタヴァ(モルダウ)川沿岸にたたずむ小さな町です。薔薇祭りと呼ばれますが、決してバラの花が咲き誇っているわけではありません。バラが見たければもう少し早い時期に訪れないとですね。この薔薇祭りはルネサンス時代の最後にこの地を治めていたロジュンベルク一族の華やかな時代を再現したものです。ロジュンベルク家の紋章に5枚の花びらの薔薇が描かれていたために薔薇祭りと呼ばれるようになりました。
祭り期間中はチェスキークルムロフの旧市街の広場や大小の通りが貴族・召使・農民・騎士・乞食など様々な身分の服装に身を包んだ地元民でごった返します。なんと言ってもこの祭りの見どころは、伝統衣装に身を包んだ人々が行う華麗な行進です。行進の先頭には太鼓の楽団とシンボルの赤い薔薇が描かれた旗がたなびきます。その後をロジュンベルグ一族に扮した人々、一族に使える召使、農民、そして乞食と続きます。一向が練り歩く姿はまさに圧巻。橋の上に陣取ったおかげで行進するご一向様の背景にはチェスキークルムロフ城を納めることがでました。

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夜になっても町は静まりません。街の夜空に上がる祭典の花火、特設ステージからは民族音楽ショー、そして屋台で買ったビールを片手に談笑する人々。私はホテルに戻るのが惜しくいつまでも広場に佇んでいました。(ビールも語らう友人もいませんでしたが…)
チェスキークルムロフは普段はとても静かで素朴な町。そんなチェスキーの町がこの3日間はまさにお祭り騒ぎ!さながら中世の華やかな時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
3日間の祭りを終えた翌朝、昨日までの喧騒が嘘のように広場はしーんと静まり返り、特設ステージを解体するお兄さんたちが作業をするのみ。来年の薔薇祭りまでまた穏やかないつもの町の姿へと戻っていきました。(岡山)

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2017年7月 6日 (木)

世界三大美術館の一つ、エルミタージュ美術館を見学(ロシア)

先日、「JALで行く 黄金の環とロシア二大帝都 9日間 」の添乗より帰国しました。
モスクワとサンクト・ペテルブルクでは5つ星ホテルに3宿泊し、黄金の輪も訪れるゆとりのある旅です。

今年4月に東京-モスクワ線就航50周年目を迎えた日本航空にてロシアの首都モスクワへ。
日本航空のエコノミークラスは先日「ワールド・エアライン・アワード」で、全世界の航空会社のエコノミークラスシートの中で最も優れているとして
「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」を受賞し話題となっております。
ゆとりのあるシートピッチで機内エンターテインメントも充実しており約9時間の飛行時間もあっという間に感じてしまう程、とても快適な空の旅。

モスクワで乗り継いで北のベニスと称されるロシア第2の都市サンクト・ペテルブルクへ向かいます。


サンクト・ペテルブルクでは世界三大美術館の一つエルミタージュ美術館を訪れ、館内をたっぷり約5時間かけて見学しました。

エルミタージュ美術館は大変人気な観光地の為、入口は長蛇の列...!入館後まず訪れたのは遊牧騎馬民族スキタイの古代黄金コレクションや世界各国の使節団からの献上品などが収められた黄金の間。
こちらは特別室の為、一切写真を撮る事が出来ないのですが、眩い展示品の数々に思わず溜め息が出てしまいます。

黄金の間を見学後、階段を登り2階へ。エルミタージュ美術館のまわり方は色々あるのですが今回は有名な孔雀のからくり時計のあるパヴィリオンの間を含む、宮殿の装飾美術を見た後、
カフェでの昼食休憩挟んで午後はラファエロやレオナルド・ダ・ヴィンチといったイタリア美術やオランダ美術などを見学。
その後、旧参謀本部の別館へ移動しマティスやルノワール、ゴーギャンなどの印象派の作品を鑑賞しました。

アンリ・マティス作ダンス
最後に訪れた別館は時間帯も良かったのか丁度空いていて、まるで貸し切り状態!
有名な作品の数々をゆったりと見学する事が出来ました。中でも一番印象的なのがアンリ・マティス作のダンスです。
大きなキャンバスにダイナミックに描かれた作品は迫力満点でした。 (鈴木)

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2017年7月 4日 (火)

バラ摘み体験とパレードを堪能!カザンラクのバラ祭り(ブルガリア)

先日、「ルーマニア周遊とリラの僧院を訪ねる旅 12日間」のツアーより帰国致しました。

今回はバラのシーズン真っ盛り!ということで、ブルガリアのバラの谷・カザンラクにてバラ祭りへご案内させて頂きました。ユーラシアの旅では、2つの種類のバラ祭りにご案内させて頂きますが、1つは今年で10年目を迎えたユーラシアのお客様だけをご案内させて頂く「プライベートバラ祭り」ですが、こちらにつきましては、下記のブログをご参照下さい。

http://eurasia-blog.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-1326.html

そして今回ご案内したのが、もう1つの方のカザンラク市が主催するバラ祭りです。毎年6月の第一週に開催され、公式のプログラムに則って、世界中の観光客が参加するという一大イベントです。
祭りの最終日にあたる6月4日(日)。まずは午前中に郊外のバラ畑まで行き、バラ摘みを体験。私たちのグループはホテルを早めに出発したので、バラ畑に一番乗りで到着でき、そのまま甘い香りを漂わせたバラの花びらを思う存分摘んで頂くことができました。さて摘んだバラの花びらは、そのままに日本に持ち帰ることも可能。ドライポプリとして活用することができまし、あるいはバスタブにバラの花びらを浮かべて、優雅にバラ風呂を楽しむこともできます。その後、地元の少年少女による歌や民族舞踊を見学してから、バラ畑をあとにし、カザンラク市内へと戻りました。

バラ畑1

バラ畑2

お昼からはメインストリートで行われるパレードの見学。ここでは地元の学校の児童や生徒、またはクラブやサークルなどのグループがそれぞれ衣装を身に纏って街を練り歩きます。

パレード1

パレード2

そして一番の見ものは何と言ってもバラの女王!前日にコンテストが行われ、そこで準グランプリの女性2名とグランプリ(バラの女王)の女性1名が選ばれ、パレード当日にオープンカーに乗り、皆の前に披露されます。

バラの女王

その姿はバラの谷に咲くダマスクローズにも劣らぬ美しさ!ふと周りの観客を見渡してみると、特に男性客の目じりが下がってたのは言うまでもありません(かくいう私もそうだったかもしれませんが)。こうしてカザンラクの2つのバラの美(花&女王)を堪能することができ、私たちはカザンラクをあとにしたのでした。(斉藤信)

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2017年6月28日 (水)

エメラルドブルーの美しいプリトヴィツェ国立公園でクロアチアの自然を堪能!

先日、スロベニアとクロアチアの11日間のツアーより帰国しました。このツアーでは、まずスロベニアから入り、2つの鍾乳洞を巡ります。ポストイナ鍾乳洞は、トロッコが洞窟を駆け抜けるスリリングな体験がして頂けます。シュコツィヤン鍾乳洞はユネスコの世界遺産に登録されているヨーロッパ最大級の鍾乳洞です。その後クロアチアへ。イストラ半島もしっかり観光して、クロアチアの細長―い国土を南へと下っていきます。途中、ボスニア・ヘルチェゴビナを通り抜け、アドリア海の真珠と呼ばれるドブロブニクへと抜けていきます。今回は天気にも恵まれ、ツアーを通してアドリア海の美しいブルーを楽しむことができました。
中でも、思い出深い美しい自然が広がっていたのがプリトヴィツェ国立公園です。こちらも世界遺産に登録されています。今回のツアーでは、国立公園の敷地内のホテルに2連泊したので、1日かけてじっくりプリトヴィツェの自然を堪能できました。
まず午前中は下の湖群を目指します。園内を走るバスを降り、砂利道と木の遊歩道を進んでいきます。下まで降りると360度にエメラルドブルーの湖!

プリトヴィツェ国立公園の湖

辺りをひらひらと飛ぶ、胴体の青いハグロトンボが水のきれいさを証明しています。そして上を見上げると大きな滝!この公園内で最も大きな滝で落差は78メートルあります。皆様で水しぶきを浴びて、午後のハイキングに向けて英気を養います。午前中の道は、割と平坦な道が多く、皆様元気に歩き切りました。

そして昼食にチキンステーキを食べ、いよいよ午後のハイキングスタートです。午後は、上の湖群を登っていきます。歩けるか心配な方はご心配なく、自然を満喫しながらゆっくり進んでいきます。
上湖群は、下湖群よりも動きのある自然で、湖とたくさんの滝が次々と目の前に現れます。ここプリトヴィツェ国立公園には、全部で16の湖と92の滝があります。上湖群は下湖群よりも透明の透き通った湖が多くなり、また違った自然が楽しめます。
だんだんと進むにつれて登りがきつくなってきます。そんなときは深呼吸。マイナスイオンで疲れた身体を癒してまた歩きます。そしてとうとう一番上の湖に到着!ここに広がる湖は日本語に訳すとガマ湖と呼ばれています。その名の通り、ガマが一面に生い茂っています。そして今回は、ガマに隠れて子育てをする親ガモを見ることができました。
絵本のような景色に癒された後は、バス停にあるアイスクリームをぺろり。そして再びバスに乗り込み、ホテルへと戻りました。(松永美)

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2017年6月22日 (木)

ブルチノフ村の王様の騎馬行進

先日「チェコ・スロヴァキア・ハンガリー物語 15日間」より帰国致しました。

中世の歴史、文化、芸術の詰まったチェコ、ドナウ川に面するスロヴァキア・ブラチスラバ、大平原の広がるハンガリーの3ヶ国の魅力をたっぷり堪能して参りました。

今回のツアーでは、5月ならではのプラハの春音楽祭、一面に新緑の広がるモラヴィアの大草原など盛りだくさんの日程でした。

中でも、チェコの小さな村ブルチノフでは、年に一度「王様の騎馬行進」と言うお祭りが開催されます。200年以上の伝統を持つこのお祭りはユネスコ世界無形文化遺産にも登録されています。毎年5月の最終日曜日に行われるお祭りで、村から10歳くらいの男の子が一人選ばれてその年の王様となります。この王様の騎馬行進は、当時モラヴィアとの戦いに負けたボヘミア王が、敵に見つからないように国から逃げるために、女装をして町を去ったところから始まったと言われています。王様の選出には、お金もかかるので両親のサポートがなければ王様にはなれません。1月に選ばれて、このお祭りに向けて準備をします。


ブルチノフ村は人口3000人ほどの小さな村なのですが、村に到着すると、モラヴィアの民族衣装を着た地元の人々や観光客で大賑わい。年に一度のこのお祭りの日は、周辺の村からも多くの村人が集い、楽団の演奏や子供たちの遊戯など、とにかく地域が一体となって盛り上がる瞬間です。村ごとにデザインが異なり、どれも特徴的な彼らの民族衣装は、実は古くはその衣装を着て結婚相手を探していたのだそうです。同じ村の者同士での血縁婚をける為に、自分と異なる民族衣装の相手を選ぶ必要があったのです。

王様の騎馬行進

お祭りの雰囲気を味わいながら、王様の男の子の家へ。家の前にはテレビの取材や観光客でいっぱいです。徐々に衛兵の騎馬が家の前に列を作ります。衛兵は同じくこの村の18歳の男の子のグループで、毎年お祭りの最中に、当時17歳の男の子を集める馬車が走ります。これは立候補制で誰でも参加することができます。そしていよいよ王様の登場!王様は口に白いバラを咥え、二人の護衛を従えて馬に乗って静かに行進します。王様が身に纏う白いバラと白い衣装は純潔を表しており、ボヘミア王は花婿のもとへ向かう花嫁に扮して国外逃亡を謀ったのです。可愛らしい王様とイケメンの衛兵たちに見惚れて行列を追っているとあっという間に時間が過ぎていきました。

王様の騎馬行進はかつては各村で行われていた行事だったのですが、現在毎年行っているのはブルチノフ村のみとなってしまいました。小さな村の大きなお祭りに今後の発展に期待が膨らみます。(西澤)

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2017年6月20日 (火)

今年は10周年特別記念!プライベートバラ祭り

この度、「ルーマニア・ブルガリア物語 16日間」より帰国致しました。

今回のツアーのメインイベントはなんといってもブルガリアでユーラシア旅行社のお客様だけに特別に開催される“プライベートバラ祭り”です。

ブルガリアと聞くとヨーグルトを想像されることが多いですが、実はブルガリアは世界有数のバラ生産地として知られています。

バルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈に挟まれた一帯は綺麗な水に恵まれ、温暖な気候が香油用のバラに適していることから「バラの谷」と呼ばれています。

かの有名なイヴサンローランはじめ世界の香水の7~8割に、このバラの谷で咲いたバラの精油が使われています。私たちが訪れた5月下旬はバラが咲き誇り、バラの花びらの収穫が始まるシーズンです。

バラの谷では、カザンラクのバラ祭りが有名ですが、ユーラシア旅行社ではバラ祭りが始まった当初と同じようにバラの谷の村々で、素朴でのんびりとしたお祝いの祭りをお楽しみ頂くプライベートバラ祭りを毎年行っています。

今年は開催10周年目にあたる特別な年です。
私たちはカザンラク郊外のレジーナ村を訪れました。村に近づき車窓を見ると、村人たちが笑顔で手を振ってくれています。なんと歌を歌いながら、私達の出迎えをしてくれていました。


ブルガリア

この地方で採れるバラは小さなピンク色の可愛いダマスクスローズという種類です。ローズオイルやローズウォーターに使われています。大変香りの良いバラで、畑についた瞬間からバラの甘い香りが私たちを包み込むように広がっていました。

歓迎の歌を歌ってもらった後、バラ摘みにご案内します。

村人が1人1人に丁寧にバラの摘み方を教えてくださいました。
一見難しいように感じますが、花のすぐ下を折ると簡単に摘むことができます。

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あっという間に皆様のカゴはバラでいっぱいに。

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30分ほどバラを摘んで頂きましたら、昔ながらの天秤で計量大会。今回は1キロ摘んだ方が優勝です。
全員に手作りのバラの証明書が配られました。

その後は公民館に移動し、ご昼食兼村人との交流の時間。公民館に入る前に、パンとバラのジャムを頂きました。これはパンを自分の人生に例え、甘い人生になるようにハチミツをつけて食べるというブルガリア伝統の出迎え方法です。

中に入ると子どもから大人まで30人近い村人が私たちのために集まってくれていました。
子どもたちはブルガリア伝統の歌や踊りを披露してくれました。
また日本語とブルガリア語の講座が開催され、普段なかなか機会のない現地の人々との交流をお楽しみ頂きました。習ったブルガリア語を使って、ブルガリアの歌「若さ溢れる青年よ」と「美しい森」を村人と一緒に歌いました。

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楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

お別れの時には10周年特別記念にバラのリキュールとハーブのお塩のプレゼントを頂きました。

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(手作りの証明書、ハーブのお塩、10周年特別記念バラのリキュール、摘んだバラの一部)

摘んだバラと頂いたお土産のおかげでいつでもブルガリアでのひと時を思い出すことが出来そうです。
村の人々と過ごした時間は束の間でしたが、非常に貴重な時間で、村を出発するときは名残惜しくずっと手を振っていました。
また訪れたいと思いながら、バラの香りで包まれたバスに乗り込みレジーナ村を後にしました。(白井)

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2017年6月 7日 (水)

“アドリア海の真珠”ドブロヴニク(クロアチア)

ドブロヴニク

先日、スロベニアとクロアチアの11日間のツアーより帰国致しました。
今回のツアーではアドリア海沿岸の2ヶ国を北から南へと縦断するツアーでしが、ベストシーズンの5月だったので現地ではほとんど快晴恵まれました。おかげでアドリア海沿岸ドライブの際も海がとても青くはっきり見られました。

今回の日程で一番印象深いのは、クロアチアの南に位置する城壁に囲まれたドブロヴニクでした。
観光当日、朝起きてホテルのカーテンを開けると快晴!ホテルの部屋からは、美しいアドリア海が見渡せました。胸を膨らませていざ観光スタート。

まずは、ドブロヴニクの旧市街が一望できるスルジ山の展望台へ。
クロアチア内戦の際、被害を受け2010年に完成したスイス社製のロープウエイに乗り、展望台に到着。すると、まさに期待通りと言って良い、オレンジ色の屋根で統一されたドブロヴニクの旧市街と青く光るアドリア海の絶景が広がっていました。

しばらく堪能してから旧市街へ。
この場所がクロアチアの内戦の舞台だったことなど感じさせない程、街の中は修復されていました。
午前中は旧市街の観光地を巡り、お昼のレストランで一休みし、午後は城壁を一周。

城壁は一周約2kmで40分から1時間程あれば回り切れます。
城壁に上ってみると、角度によって見える景色が異なってくるため写真を撮る手が止りません。また、城壁の上はたくさん階段がありますが、美しい景色のおかげもあり全く苦になりませんでした。

城壁の観光を終え、自由時間で散策し夕食を食べ、旧市街の夜景を見てとたっぷりと満喫し旧市街を後にしました。(山下)

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