2017年2月21日 (火)

ニュージーランド最高峰マウント・クックを愉しむ1日!(ニュージーランド)

先日、「ニュージーランド周遊、パノラマ鉄道と星空の旅 13日間」より帰国致しました。南島では、テカポ湖の星空、世界遺産のマウント・クックやミルフォード・サウンド、氷河など見所を網羅し、旅の後半は北島へ移動。トンガリロ国立公園やロトルアの間欠泉、マオリ族の舞踊などニュージーランドの大自然をたっぷりお楽しみ頂きました。
ニュージーランドの南島には、世界で唯一温帯に氷河があり、氷河から供給された川の水が湖に流れ込み、氷河湖によって独特な青色をもたらします。特に天気が良いと太陽の光に反射し、見事なミルキーブルーの湖がみられます。

テカポ湖

星空で有名なテカポからニュージーランド最高峰マウント・クックへの道中、30分程すると、右手にマッケンジー盆地の北端に沿って南北に伸びている氷河湖プカキ湖が目に飛び込んできます。湖面が太陽光に反射し、キラキラと光り、見る者を虜にします。プカキ湖の後方には、ニュージーランド最高峰のマウント・クックが顔を出しています。雲一つない晴天の為、くっきりとその姿を見せ、誰もが期待に胸を膨らませ、先を急ぎました。

マウント・クック(1)

マウント・クック到着後は、誰もが手軽に楽しめるケアポイントのハイキングへ向かいました。ホテルの裏口からそのままトレイルに入り、歩道を進みます。しばらくはなだらかな道が続き、野花を愛でながらハイキングを楽しみます。ラストスパート、急な坂道を10~15分程登ると、あんなにも遠かったマウント・クックが目の前に!

マウント・クック(2)

終始、雲に隠れる事なくマウント・クックの姿を拝む事ができ、本当にラッキーでした。お天気に恵まれ、様々な場所から、様々な角度からマウント・クックを楽しめた1日でした。(大和田)

ユーラシア旅行社で行くニュージーランドツアーの魅力はこちら

| | コメント (0)

2017年2月 2日 (木)

太平洋戦争の激戦地ペリリュー島を訪ねて(パラオ共和国)

ゼロ戦

先日、「太平洋の宝石、パラオとペリリュー島 5日間」から帰国致しました。
パラオ共和国と聞くとあまり馴染みがないかも知れませんが、ペリリュー島と聞くとご存じの方も多いかもしれません。2015年には天皇陛下も訪問されました。パラオ共和国の一番大きな島コロール島からとても綺麗なエメラルドグリーンの海をボートで進むこと約1時間、太平洋戦争の激戦地ペリリュー島に到着です。ペリリュー島に到着してすぐ目につくのは、「ペリリューへようこそ」と日本語で書かれた大きな看板です。ここペリリュー島は第一次世界大戦後、日本の占領下にあり、今でも多くの日本語が現地語として残っていたり、日本語表記のものも沢山残っていたりします。ここには第二次世界大戦の際に使われた戦闘機や戦車もそのまま残っており、その悲惨さや平和の有難みをひしひしと感じる地でした。
 まずツアーは洞窟の中を進むところから始まります。ペリリュー島の戦いは、この無数の洞窟を利用した持久戦を日本兵が初めて行いました。アメリカ兵は3日で占領するつもりがこの予想外の持久戦で70日間も戦い続けることになりました。当時、日本兵1000人が生活していた千人洞窟。中には当時のビール瓶などが今も残っています。中は真っ暗、そして私たちは20人のグループで中に入りましたが、それだけでむわっとした空気で息苦しく感じます。洞窟を抜け、その他にも島に残る戦跡を巡りました。

ツアーの最後はこの激戦の指揮官だった中川大佐の自決の地で終わるのですがこの悲劇は二度と繰り返してはいけないと強く感じました。そして今回訪れた当時の軍司令部やゼロ戦などは劣化が進みいつまで見られるかわからないそうです。もっと多くの日本人がこの地を訪れこの地で戦った日本人がいることを忘れずに伝えていけたらと感じました。(竜崎)

ユーラシア旅行社で行くパラオツアーの一覧はこちら

| | コメント (0)

2016年12月 8日 (木)

感動のトンガリロ・クロッシング(ニュージーランド)

トンガリロ・クロッシング

先日、春限定「春のニュージーランド絶景ハイキング紀行~南北三大国立公園を歩く~ 13日間」のツアーより帰国しました。今回のツアーでは、南島、北島ともに訪れ、南ではルートバーントラックやミルフォードトラックの一部を。マウントクックリリーがきれいなマウントクック国立公園をフッカー氷河まで。また、ルピナスがちょうど見頃なテカポ湖畔を歩いてみたり。。。雨の降る日もありましたが緑豊かなニュージーランドを色々な植物の案内を聞きながら楽しむことが出来ました。そんな中で一番の興奮は何と言ってもツアーのハイライト、ニュージーランドのトレッキングコースの中でも人気の高いトンガリロ・クロッシングでした。
マウントクックリリー
ニュージーランドで最初の国立公園でもあるトンガリロ国立公園は北島の環太平洋火山地帯の最南端に位置し、ルアぺフ山、ナウルホエ山、トンガリロ山の3つの活火山3兄弟を中心に、南島に見られるような緑に包まれた癒しの景色とは異なり赤茶けた荒々しい大地が広がり、すさまじいその息吹さえも聞こえてきそうな雰囲気です。約18.5キロを縦走。雨続きだった天気予報も当日は曇りのち晴れ予定。都合良く信じたり信じなかったりの天気予報ですが明日は信じる!!強く念じながら翌朝目覚めると・・・「おやっ?」今にも泣きだしそうな空。スタート地点までのバスでは早くもフロントガラスが雨に濡れていました。そんなぁ~(涙)心で叫びながらそれでも晴れることを信じて元気よく出発。緩やかに登りながらナウルホエ山とトンガリロ山の間を抜けて行きましたが一体、山はどこ?真っ白な霧に覆われた私たち。山は見えなくても周辺の噴火の際の軽石や溶岩の流れた跡などTHE・火山地帯とも言うべき景色が広がります。その後どんどんと急勾配の道を行きます。
絶景目指してハイキング
何やらだんだん怪しい風?!大きな石の麓で少し待つも風がやむ様子はなし。風速何メートル?台風なんて目じゃない程の強風に手と手を取り合いながら、互いのリュックを掴みながら最高地点であるレッドクレーターに到着。蒸気が立ちのぼり硫黄の匂いがほんのり。ですが、この立っているのがやっとの状態で長居は無用。更に先に足を前に進めると。不思議とふっと風がやんだと思ったら雲の隙間から青空がきらり。真下を見ると何とも美しく輝くエメラルドレイクが飛び込んできました。まさに奇跡のような瞬間。あの雲は、あの風はどこへいったの?頑張ってここまで歩いたご褒美なのでしょうか、決して他では見ることのない絶景が広がっていました。
エメラルドレイク
美しい景色が最高のおかずとなってお弁当を食したらその後はトンガリロのいろは坂。九十九折の道。タウポ湖等絶景を見ながらひたすら下ると・・・。全員、でゴーーール!!
ビールとワインとコーラで乾杯♪トンガリロ・クロッシングを無事歩ききったあとの最高の瞬間でした。(岩間)

| | コメント (0)

2016年10月19日 (水)

3回の星空チャンス!?大自然の宝庫・ニュージーランド

ミルフォードサウンド

先日、「星空のニュージーランド、感動の南北ハイライト8日間」のツアーから帰国しました。8日間というコンパクトな日程で火山とマオリの北島、氷河と星空の南島のハイライトを巡るツアーです。丁度、桜のシーズンで日本との友好の証の桜並木が満開!毎日感動の連続で、大自然をたっぷりと満喫することが出来ましたが、中でも特に印象的だったのは星空で、短い日程の中、私たちは3回も!?星空を見るチャンスがありました。

1回目は・・・実は早速本物の星ではないのですが、土ボタルの青白い光が洞窟いっぱいに広がり幻想的なワイトモ洞窟。ワイトモは北島にある太古から形成されてきた鍾乳洞で、マオリはその存在をずっと秘密にしていました。この洞窟で最も有名なのはニュージーランドにのみ生息している土ボタル。あまりにも切ない一生を迎える土ボタルは幼虫のとき、エサを引き寄せるために放つ青白い光が真っ暗な洞窟の天井を照らします。観光の際はその下を小舟でゆっくりと進むので、まるで星空のように見えるのです。

2回目は南島のマウント・クック。こちらはマウント・クックが見えるホテルに宿泊し、ご希望者の方のみ星空鑑賞にご案内しました。まずはホテル内のプラネタリウムで南の空の勉強です。ニュージーランドは日本とは真逆の南半球にある為、日本とは違った星座を見る事ができます。その後、普段はマウント・クック遊覧飛行用に使われる飛行場へバスで移動します。バスから降りて空を見上げれば、そこには満天の星空!たまたま月の出が遅い日だったため、新月ではないのに月が出ておらず辺りは真っ暗で、天の川がくっきりと見えました。他にも、南の空で一番有名な南十字星、散開星団ジュエルボックス、七色に輝くカノープス、マゼラン星雲、火星、天の川に尻尾を引っ掛けるように逆さ吊りになっているさそり座など様々な星を鑑賞いたしました。中でも、土星に照準を合わせて天体望遠鏡を覗き込むと、土星の輪まではっきり見え、これには全員が感激。

南十字星

3回目は南島のテカポ湖。国際ダークスカイ協会という星空を保護するために活動する世界最大の公式団体が定めた、素晴らしい星空が観測できる場所を星空保護区と呼びます。中でも地球上に3ヶ所しか無い「星空保護区の星空金賞(ゴールドティア)」をナミビアのナミブ砂漠やアイルランドのアイベラ半島と並んで受賞したのがテカポ湖です。マウント・クックで感動した星空をもう一回見られるとの事で、気持ちが高揚します。夜、ホテルを出発し、マウント・ジョン天文台で見上げた星空は言うことなしで最高!たまたまプロのカメラマンさんがいらっしゃり、一眼レフをお持ちだったお客様は何と撮って頂けることに!なかなか撮ることが難しい星空。後で拝見させていただいたお写真には感動の星空がそのままに映されておりました。テカポでは流れ星も多く見られ、流れた瞬間には「あっ、流れ星!・・・。あっ、願い事言うの忘れた・・・。」というやり取りを何度も繰り返していました。もしも願い事を言えていたなら、またこの場所にこれますように・・・と願っていたような気がします。(日裏)

※今回このブログに掲載している星空の写真は実際にツアーにご参加頂いたお客様がテカポ湖でプロのカメラマンさんに撮ってもらったお写真です。

ユーラシア旅行社で行くニュージーランドツアーの魅力はこちら

| | コメント (0)

2016年9月23日 (金)

何もしない島国、南太平洋にポツンと浮かぶニウエ(ニウエ)

先日、南太平洋のクック諸島とニウエの旅から戻りました。
クック諸島についてはよく知らなくとも、何となく想像できます。
有名なあのクック船長と関わりがありそうな、南太平洋の島かなと。

クック諸島は18世紀にクック船長が発見し、1956年まではニュージーランドの自治領でした。15の島々から成り立つ、南太平洋の島です。
タヒチとニュージーランドを結ぶ線上にあるので、先住民のマオリ系の人々はタヒチから
丸木船に乗ってクック諸島に立ち寄り、ニュージーランドへと向かいました。
ニュージーランドの先住民がマオリ人であることはよく知られていますが、
実は彼らの故郷はクックであり、タヒチであったのです。
タヒチからクック諸島までは何と1,260km。更にクックからニュージーランドまでは3,450km。
途方もない距離感。
島影を見ながら、島づたいに移動するならまだしも、水平線には島影も何も見えない、
未知の大海原に小さな丸木船(カヌー)で漕ぎ出す、その勇気には感服です。

さて、本題に入ります。
「ニウエ」ってなんでしょう?
既にタイトルで「島国、ニウエ」と書いてあるので「島国」と想像できますが、
恐らくこのヒントが無ければ、残念なことにニウエって、一体??
新しい食べもの??
昔の英雄の名前??
っていうぐらいに知名度は低いのではないでしょうか?
実はこのニウエもピッカピカの新しい国。
日本は2015年に独立国として承認しました。
ニュージーランドの北東2,400キロメートル、トンガの東480キロメートル、
サモアの南東560キロメートルにあり、島の周囲に砂浜は殆ど無く、ゴツゴツの岩石(石灰化した古い珊瑚が隆起した岩)の島が一つだけポッカリと海から突き出ているので、あだ名で「ポリネシアの岩」と呼ばれています。
人口は1500人足らず。
クック諸島のようにエメラルドブルーの美しい砂浜を楽しむクルーズ船もなければ、まだまだ観光も発展していないので華々しいマリンスポーツの誘いもありません。

イスを海に向けて並べただけの絶景カフェ

小さな磯でバチャバチャとシュノーケリングを楽しむくらいです。
おしゃれで洗練されたカフェないけれど、プラスチックのイスを並べただけのテーブル席の向こうには深い紺色の水平線が広がる絶景があります。
ボーっと海面を眺めていれば、かなりの確率で鯨の潮吹きを観察することができます。
ワイワイガヤガヤ楽しいナイトクラブやバーはないけれど、ふと夜空を見上げれば日本では滅多に見られない天の川、満点の星々が輝いています。
この素朴さ、何もないところがニウエのいいところです。
ここもかつてはニュージーランドの自治領だったので、観光客は殆どがニュージーランド人。自然の静寂をこよなく愛するキウイ(ニュージーランド人)にとってはぴったりのリゾートです。
我々日本人も、安らぎを求めて美しい南国の島々に出かけるものの、何かやらずにはいられなくなり、結局あれこれ手を出して、リゾート滞在も忙しくなりがちですが、
何もしないという覚悟を決めて、何もないニウエでのんびり過ごすのもいいかも知れません。
(上田)

ユーラシア旅行社で行く南太平洋のツアーはこちら

| | コメント (1)

2016年4月22日 (金)

近くて遠い?遠くて近い?ミクロネシア連邦、マーシャル諸島、パラオ

ミクロネシアの夕食の刺身

先日、特別限定出発「パラオ・ミクロネシア連邦、マーシャル諸島周遊 10日間」のツアーより帰国しました。ミクロネシアの3ヵ国を巡る旅。ただ、その国名を聞いてもパッとどこにあるか思い浮かべるのは難しいかもしれません。確かに、遥か彼方まで広がる太平洋地域には大小あわせ何万にも及ぶ島々が点在しているのですから無理もないかもしれません。大きく分ければタヒチやイースター島、トンガなどはポリネシア。パプアニューギニアやニューカレドニア、ソロモン諸島がメラネシアと一般的に区別されていますが、ミクロネシアはその中でも最も日本に近いところに位置する島々でグアムやサイパン、チューク(旧トラック)などが含まれています。太平洋の島々というとリゾートのイメージが強いと思いますが、それだけではありません。今回訪れた3ヵ国に共通すること、それはかつて日本の統治領だったという事です。

1914年から30年もの間、(グアムなど除く)南洋群島として日本が統治した歴史は今現在も、食べ物であり、単語であり文化といった様々な形で残っています。たとえ初めて訪れたとしても、どこか懐かしく感じるのはそんな時代があったからなのでしょうか。

そんな遠いようで近い国、ミクロネシア連邦やマーシャル諸島にやってくる観光客は釣りやダイビング目的の人が多いのですが、その数は極めて少なく、グループは殆ど来ることはないのだそうです。ですが、ミクロネシア連邦にはまだ謎の多い海上に造られた巨大な水上都市ナンマドール遺跡がありますし、真珠の首飾りと言われる珊瑚の島マーシャル諸島の海の透明度は必見!です。歴史的に関わりを持っていて治安も良く、美味しいお刺身だって食べることが出来る国なのに何だかもったいない気がします。

ロングビーチ

また、パラオに限っては日本からだけでなく様々な国からの沢山の観光客で賑わっていましたが、その良さは規模が大きすぎない事ではないかと思いました。高級高層ホテルが所狭しと林立するわけでも、至るとこに免税店があるわけでも、ビーチを人が埋め尽くすというわけでもない。隠れ家的リゾート地?といった感じも受けました。観光資源も充実しており、2012年に世界遺産にも登録されたロックアイランドでは丸一日たっぷり観光。石灰と海のミネラルで美白効果のある泥パックを全身に塗りたぐったり、干潮時に現れる幻の?海の道、ロングビーチや神秘の湖ジェリーフィッシュレイク、透明度の高い美しい海でシュノーケリングを体験したり、まるで子供に戻ったかのように思いっきり皆様楽しんでいました。

ペリリュー島の日本軍司令部跡

そして、パラオと言えば忘れてはいけないのが太平洋戦争で激戦の島となったペリリュー島です。長さ9キロ、幅3キロしかない小さな島。侵攻の際、米軍指揮官は3日間で攻略すると宣言しましたが、実際には2ヶ月以上にわたる戦闘が行われました。激戦で多くの犠牲者が出たのは言うまでもありません。島に残る戦跡を巡る中、もっと多くの日本人がこの地を訪れ、この地であった事を知らなければならない、また、決して同じ悲劇が繰り返されてはならないと強く感じました。(岩間)

ユーラシア旅行社で行く太平洋の島々のツアーの一覧はこちら

| | コメント (0)

2016年3月25日 (金)

マオリ文化をたっぷり堪能!(ニュージーランド)

20160325

先日「ニュージーランド北島の歴史と大自然、トンガリロ宿泊 7日間」の添乗より帰国致しました。旅は土ボタルで有名なワイトモ洞窟から始まり、温泉地やマオリ文化で有名なロトルア、ニュージーランド初の国立公園となったトンガリロ国立公園、ニュージーランド最大の都市オークランドと北島の魅力をコンパクトな日程で堪能することができました。
ニュージーランドの先住民マオリが多く住むロトルアでは、マオリ文化が色濃く残っています。「テ・プイア」という施設はマオリの人々で運営されており、彫刻・編み物学校などで、マオリ文化を後世まで残す活動を行っています。マオリ文化はタトゥーや彫刻、編み物など様々ですが、どれも文字の代わりに彼らの祖先や部族の歴史などを表す大切なものです。特に、精巧な彫刻は多様なモチーフを使っており、その一つ一つに意味があるのでじっくり順番に見ていても飽きません。
また、マオリダンスショーも楽しみの一つ。「カマテ!カマテ!」と思いっきり目を見開き、舌を出して踊るダンス、ハカはニュージーランドのラグビーナショナルチームのオールブラックスが試合前にやるパフォーマンスでご存じの方も多いでしょう。民族衣装を身につけたマオリに、そのダンスを実際に目の前で披露されると、その迫力に思わずのけぞってしまうほどです。簡単そうに見えるハカの表情は、真似しようともなかなかうまくいきません。どう頑張っても、彼らほど大きく目を開くことも、舌を長く出すことも出来ないのです。もしかしたら慣れる必要があるのかもしれません。ハカ以外にもポイと言う紐の先に玉がついている道具を華麗に回しながら踊るダンスやマオリの神話を伝承するための歌など盛り沢山のショーでした。(市川)

| | コメント (0)

2016年2月 5日 (金)

タスマニアで発見!ユニークな植物たち

Photo_3

1月下旬、雪の予報だった真冬の東京を抜け出して、真夏を迎えた南半球のオーストラリアへ添乗に行って参りました。今回、ご案内したのはオーストラリア本島から南東へ240kmの海に浮かぶタスマニア島。ゴンドワナ大陸時代の原生林が今も残り、島の40パーセントが国立公園、更に25パーセントが世界遺産に登録されているという太古からの自然の営みを感じられる場所です。私たちも3つの国立公園を訪問し、ハイキングを楽しみました。豊かな原生林から生まれる美味しい空気、植物から染み出るタンニンによって赤茶色になった川の水、時々聞こえる神秘的な鳥のさえずりや、ハイキング中に遭遇するワラビーやウォンバットなどの動物たち、どれをとってもタスマニアならでは、世界でここだけの絶景です。中でもハイキングの間、私たちの目を楽しませてくれたのは、ユニークな植物。小さく可憐な花々から、手を当てるとパワーを感じるようなタスマニア固有の杉の木まで、今日は特に私が印象に残った植物に焦点を当ててお話ししたいと思います。

Photo_4

【スパニッシュダンサー】
〝スペインの踊り子〟つまり「フラメンコのダンサー」という意味を持つ小さな紫色の花。よく見ると花弁の形が三角形で、フラメンコを踊る時のスカートのよう。段々と柱頭の部分が踊り子の足に見えてきます。名付け親にグッドネーミング賞!

Photo_5

【ボトルブラシ】
オーストラリア原産で学名はバンクシア。ちょうど1月~2月にかけてが開花時期ということで、あちこちに黄色いフサフサした花が咲いていました。手が届かない瓶の底を洗うのにピッタリな形状!?という事で、こちらも素敵なネーミングで現地の人々に親しまれています。

Photo_6

【ティーツリー】
まるで桜のような白い花。顔を近づけてみると、ほのかにハチミツの香り。すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このティーツリーの花からは「マヌカ・ハニー」というハチミツが採れます。なんでも抗菌・殺菌作用が通常のハチミツよりも強いという事でピロリ菌をやっつける薬として食べる人もいるのだとか。お土産にもピッタリです。

Photo_7

【キングビリーパイン】
「パイン(松)」という名前ですが、タスマニアのキングビリーパインは杉の仲間。驚くのはその樹齢と大きさ。樹齢1500年以上、古いものは1800年まで生きるとも言われています。鬱蒼と茂った苔むす森の中、悠久の時を経て静かに佇むその姿は、まるで自然界の守り神。すぐ傍には樹齢80年の赤ちゃんキングビリーパイン。今回ご参加されたお客様と同い年という事で、「人生まだまだこれからだ!」とキングビリーパインにパワーをもらって、盛り上がりました。100年で約12cm、ゆっくりと時間をかけて成長していくキングビリーパイン。将来、この小さな木が立派に成長した姿を私たちは拝むことができませんが、1000年後もその先も、いつまでもこのタスマニアの原生林が生き続けいる事を願ってやみません。(三橋)

| | コメント (0)

2016年1月19日 (火)

ガダルカナルとラバウルを訪ねて(ソロモン・パプアニューギニア)

ラバウルの零戦
先日、戦後70年、節目の年に企画された特別ツアー「さらばガダルカナル、ラバウル8日間」のツアーより帰国しました。
今、現在、ガダルカナルとラバウルと2つの地名を聞いて、戦争を思い浮かべる事が出来る人はどれだけいるのでしょうか。太平洋戦争のさなかの昭和17年。はるか太平洋の南に浮かぶ島、ガダルカナル。この島を巡り、日本軍とアメリカ軍の半年にも及ぶ激しい戦いが繰り広げられました。投入された約3万人以上の兵士のうち、2万人以上が犠牲となり、そのほとんどが飢えと病によるもので、ガダルカナルは餓島と呼ばれました。今回はそんなガダルカナルと、日本軍の南太平洋侵攻の基地として、時に100機以上もの零戦が並んだニューブリテン島のラバウルの戦跡を巡って参りました。
占領された飛行場を奪還すべく送り込まれた兵士達一支隊が十字砲火を浴び全滅した海岸や、おびただしい血が流れた血染めの丘、食料や弾薬を輸送船で運び込もうとするも、空と海からの猛烈な攻撃により燃え落ちた船、山砲や野砲、零戦や一式陸攻の残骸。多くの戦跡を訪れ、70年以上前に日本から遠く離れたこの地で起こった出来事を聞き、また言葉にする度に、どうしようもない気持ちで頭と胸がいっぱいになりました。自分ではうまく伝えることが出来ませんが、この先、何年、何十年と時が流れてもここであった事は決して忘れてはいけない、また、この地にもっと多くの人に訪れて欲しいと思いました。2度と同じ悲劇を繰り返されないよう、日本の、そして世界の平和を願わずにはいられませんでした。
ラバウル温泉
ラバウルのシンボル、ダブルブル火山は当時航空隊の搭乗員の目印になっていた活火山で、日本人は「花吹山」と呼んだそうです。この火山の近くには温泉が湧き出ており、かつては日本兵士も利用していたのだと聞きました。「同じ景色を見ていたんだ」そんな時温泉に浸かったお客様が大きな声で歌っていたラバウル小唄、しばらくの間、私の耳に残って離れませんでした。(岩間)

| | コメント (0)

2015年9月30日 (水)

目からウロコ!の生活術(南太平洋)

Photo


先日、ユーラシア旅行社の「南太平洋5ヶ国大周遊 16日間」の添乗より帰国しました。フィジー、トンガ、サモア、ソロモン諸島、バヌアツという、ちょっと珍しい5ヶ国を巡る今回の旅。オーストラリアの北東の海上に、点々と散在するこれらの国々は、メラネシアという地域で一括りにされがちですが、実際に訪れると、多くの部分で違いがある事に気がつきます。
外見においては、髪質に違いが見られます。フィジーやソロモン諸島の女性の特徴はチリチリした髪質でアフロヘアーが多いのです。それに比べトンガでは豊かな黒髪のストレートヘアー、又、体格がふくよかなほど美人であるとされ、島中にはグラマラスな女性で溢れていました。

南の島というと、常夏で毎日が海水浴日和!というイメージですが、実はそれぞれ気候も異なります。サモアやソロモン諸島はクーラーなしでは過ごせない程、ジメジメした体にまとわりつくような暑さである一方、トンガではカラッとしていて春のような清々しい毎日でした。とても意外な事ですが、トンガには日本同様四季があり、日本が夏の時期には(5月から8月)、あちらは真冬。吐く息が白くなりコートが必要なほどだそうです。見渡す限りに生い茂る椰子の木や真っ赤なハイビスカスの花、こんな景色を見ると、冬が来るなんてちょっと想像できません。

Photo_2


こんな風に個性的な南太平洋の5ヶ国ですが、共通点も勿論あります。それは「食」。トンガやバヌアツのガイドさんは「子供が生まれると椰子の木を植え、その子が大人になった時、食べ物に困らないようにしているの。」と言っていました。
訪れた5ヶ国では、農業が盛んで、国民の殆どが自給自足。鬱蒼と木々が茂るジャングルの中にはタロ、ヤム、キャッサバなどの芋が自生し、至る所に恵みの椰子の木が生えているので、人々はお給料を得なくても、飢えることがないのです。ですので、物乞いもホームレスも殆ど見かけることがありません。
また、バヌアツ・タンナ島では、古くからの伝統を守り生活しているロウィニー村を訪問しました。「文明」という言葉からは程遠い彼らの生活。私たちが日常で使っている調理器具は一切ありませんが、目からウロコが落ちるような、驚きの調理法で、出来立てホカホカの現地の名物料理ラップラップを御馳走してくれました。

Photo_3


ラップラップ料理は村に自生しているタロイモ、キャッサバ、サツマイモ、キャベジと呼ばれる葉物やお肉をバナナの葉で包み、土を掘った穴の中に焼き石と共に入れ、その上から土をかぶせて蒸し焼きにした料理。南太平洋では「ラップラップ」、「ロボ」、「ムームー」などと呼び方は異なるものの、作り方や食材はほとんど一緒です。味付けはココナッツクリームのみ。鍋や火、水などを使わずとも、1時間ほどで柔らかく蒸し上がります。また、驚いた調理法がもう一つありました。それはキャッサバをすりおろして蒸し上げたチヂミ風の主食。でもすりおろし器なんてありません。ここで登場するのが棘のついた枝です。それを立てて、器用にキャッサバをすりおろせば、あっという間にとろろ芋のような、なめらかな液体状に姿を変えてしまいます!これには我々一同、驚きの声をあげてしまいました。どれ位、昔からこの調理法が行われているかはわかりませんが、「やってみよう!」と行動を起こした人は本当に天才だな~と終始感心しっ放しでした。「工夫」とはまさに彼らの生活そのもの。何もなくても、人は考え一つで生きていけるんだ!と自信がついた旅でもありました。(三橋)

| | コメント (0)

より以前の記事一覧