2017年5月10日 (水)

貴州省、少数民族の村(中国)

黄崗トン族村

先日、貴州省の少数民族を訪れる9日間の添乗より帰国致しました。主にミャオ族、トン族の人々が暮らす村々を巡りました。

現地に到着してみると、近代的な高層ビルやマンションがいくつも立ち、高速道路も日本と変わらない質のものが出来ており貴州省の発展ぶりに驚きました。
このような近代化の波は、少数民族が暮らす村にも所々影響を与えていましたが、昔ながらの情緒溢れる村もいくつか残っていました。

それは貴州省の南東にある従江近郊の「黄崗トン族村」。大きい村ではありませんが、そこには昔ながらの木造住宅が残り、トン族の人々も未だに黒い民族衣装を着て生活しています。
村を散策してみると、トン族の村に必ずある特徴的な鼓楼と呼ばれる塔も残っていました。

ここは村での重要な決め事を決める時などに使われます。釘は一切使わずスギの木を組んで立てられ、その高さと数は村ごとに異なります。この村では約20mの高さで5つ立っていました。
観光地化していると写真代を取られたりしますが、村の人は写真を撮ってもお金を請求することもなく皆笑顔でポーズをとって応えてくれ、撮った写真を見せると喜んでくれました。

また、近代化してしまっている村では、子供達が出稼ぎに行ったり、遠くの学校へ進学します。そのため、子供達を見る機会というのはあまり多くありませんが、この村を訪れたときは子供達が鬼ごっこをしたり、母親の家事のお手伝いをしたりする姿も見ることが出来ました。

そして、次第に日が暮れ、村が夕日に染まる風景を見ていると何年か後にはなくなってしまうかもしれないこの原風景をいつまでも眺めていたいなと感じました。(山下)

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2017年4月28日 (金)

こんな場所にレストラン…三游洞の絶景レストラン(中国・湖北省)

三游洞の絶景レストラン

先日、「三游洞の絶景レストランと長江三峡クルーズ」から帰国致しました。
今回の旅のハイライトは、そのタイトルの通り、三峡クルーズと三游洞の絶景レストランです。

2013年に就航された綺麗で豪華な船、センチュリー・レジェンド号に乗船し、重慶~宜昌まで大河の長江を進みます。屋上のデッキからは見上げるほどの山々が迫り、壮大な三峡の景色を見ることができました。三国志の劉備が最期を迎えたことで有名な白帝城や鬼城等、所々で下船観光をしながら3泊4日の三峡クルーズをお楽しみ頂きました。
そして、三峡クルーズのクライマックスはなんといっても三峡ダム。そのダム湖の面積は琵琶湖の約1.7倍で、展望台からほぼダムと同じ高さで間近に見える三峡ダムは水をせき止める壁が延々と続いており、その大きさが一目では分からないほど広大です。

もう一つのハイライト、最近絶景のテレビや本で話題の三游洞の絶景レストランは、三峡の一つ、西陵峡の断崖絶壁にあるレストランで、食事をしながら景色も堪能できます。食事の前、まずは崖にへばりつくようなレストランの外観を写真撮影し、いざレストランの中へ。今回は1番眺めの良い窓側の席でした。
外から見ると、崖から落ちるのではないかという怖そうなイメージでしたが、実際に中に入ると安定感がありそこまで怖くなく、落ち着いて食事をすることが出来ました。
最近、三游洞は、現地の若い人たちのテーマパークのような存在でもあるそうで、なんとバンジージャンプの施設もあり、窓側の席からはバンジージャンプをする人々もよく見えました!
断崖絶壁の中に飛び込む様子は、ハラハラ…しかし、次から次へと川に向かって飛び込む姿を見ていると気持ちがよさそうに思えてきました。

三峡の景色は、クルーズで船の上から見てもレストランから見ても素晴らしいものでした。(椎野)

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2017年3月14日 (火)

人の営みと自然が織りなす絶景、元陽の棚田(中国・雲南省)

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先日、「羅平の菜の花と世界遺産・元陽の棚田8日間」のツアーから帰国致しました。
今回のハイライトは、ツアータイトルにもある元陽の棚田。2010年に国連食糧農業機関(FAO)により世界農業遺産に認定され、2013年には世界文化遺産に登録されています。この世界最大級の棚田は、約1300年前他民族に追われ奥深いこの地にたどり着いた少数民族、ハニ族が気の遠くなるような労力で山肌を耕し、独自の農法で造り上げました。総面積は、約16,603ヘクタール。この面積は、東京ドーム約3533個分の広さに当たります。この想像もつかないような広さの棚田を手作業で築き上げたのだと想像すると感慨深いものがあります。その功績から世界文化遺産の登録名は、元陽の棚田ではなく、「紅河ハニ棚田群の文化的景観」。紅河ハニ族イ族自治州にあるハニ族が造り上げた棚田が世界遺産に登録されており、中国で初めて民族名で名付けられた世界遺産です。

そんな棚田を満喫する為、元陽には3連泊。日の出と夕日も2回ずつチャレンジできました。今回、一番心に残ったのは、「老虎嘴風景区(ろうこすいふうけいく)」での夕映えの棚田の観賞でした。夕映えや日の出の観賞には、世界各地から多くの観光客が集まります。その中でも中国の方の数がダントツ。一人一台大きなカメラと三脚を持参してベストショットを狙っていました。そんな人波に負けず、早めに展望台に行き、場所を確保して夕焼けを待ちます。老虎嘴風景区は名前から分かるように一部が口をあけた虎の横顔に見えることから名付けられました(下の写真左上の部分)。そんな特徴的な形の棚田の水面には、空が写り込み、日の入りが近づいて空が赤くなると、それにつれて棚田の色も赤く染まります。刻々と変化する棚田の表情に目が離せません。

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今回は、天候も良く最高の状態の夕映えの棚田を見ることができ、人の営みと自然が織りなした絵画のような風景に只々見惚れてしまいました。(五島)


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2016年12月 7日 (水)

世界に名だたる青島ビールの本場へ!(中国山東省)

青島ビール工場

先日、ユーラシア旅行社の「山東省の世界遺産、泰山と孔子の故郷・曲阜、魅惑の青島 7日間」のツアーより帰国致しました。
山東省の玄関口といえば青島で、成田空港からも直行便が出ており、往路は約3時間半、復路は3時間弱と国内旅行感覚で身近に訪れることができます。その青島と聞いて、ほとんどの人が連想するのがおそらく「青島ビール」だと思いますが、今回のツアーでは青島ビール工場内に造られた青島ビール博物館を訪問しました。
そもそも青島は、1898年にドイツの租借地となり、1903年にドイツ人投資家によりビール工場が設立されました。その後工場の経営権は1919年に日本へ、1945年に中国へと引き継がれていき、青島ビールは世界に名だたるビールブランドを確立していきました。ちなみに先述の博物館は工場設立100周年を記念して建てられたものです。
博物館に入ると、青島ビールの歴史はもちろんのこと、各時代の製造機器、ボトルやラベル、当時の人々が使った生活物資、青島ビールや世界のビールのラインナップなどの展示、そして昔と今の現在の製造工程を見学しました。
そしてお待ちかねのビールの試飲タイム。まずコップ一杯に注がれたわずかに濁ったビールが運ばれてきましたが、これは工場でしか飲むことのできない無濾過ビール。お客様の飲んだ感想は実に濃厚とのこと。そして最後にビヤホールさながらの大きな部屋へ移動し、飲み放題タイム!ピッチャーに入れられたできたてほやほやの生ビールを自分のコップに注ぎ、思う存分楽しんでいただきました。そして併設の売店に売られていた瓶入りの黒ビールも珍しかったので味見していただきました。皆様の感想は期待以上の味だったとか。

また最近では青島に限らず、中国各地で青島ビールを飲むことができます。中国一のブランド力は伊達ではなく、四川、広東、北京、上海のどの料理にも合うこと間違いありませんので、ぜひお試しください。(斉藤信)

青島ビール

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2016年11月29日 (火)

「天空列車、青海チベット鉄道に乗って、太陽の都ラサへ」

青海チベット鉄道の車窓からの景色

先日、10月18日発「青海チベット鉄道とヒマラヤ・エベレストを眺望 14日間」のツアーより帰国いたしました。今回のツアーは、西寧から出発して、2009年に完成した青海チベット鉄道に乗車し、全長1,956kmの旅を経て、太陽の都ラサへ向かうロマンあふれる旅です。

 

念願の青海チベット鉄道に乗車して、旅をする事に憧れを抱いている方も多いはずです。なぜなら、青海チベット鉄道の車窓から望む景色は、天候が許せば山脈の絶景の連続。チベットの旅行シーズンは、雨の少ない乾期の9月~5月。エベレストをはじめとするヒマラヤ山脈も、快晴率の高いこの時期がおすすめです。今回は、秋晴れが続く西寧の駅を20時30分に出発。そこからラサまでの、約22時間の列車の旅が幕を開けました。

 

午前7時50分頃、やっと周囲が明るくなり始め、チベットの朝が始まります。

その頃列車はすでに、11時間ほど走りゴルムドを過ぎ長江の源流とされているトト河が流れる周辺を走っていました。朝日に輝く河の源流が、この広大なチベット高原を流れ、やがてアジアで最長の大河となっていくのだと思うと大変感動的です。

そして、チベット鉄道の最高地点タングラ峠は、標高5068m。皆様、窓にはりつけになり、カメラを構えてなんとかタングラ峠にある駅の看板をとらえようとします。青海チベット鉄道は、基本どの駅にも停車せずに進んでいきます。ですから、駅の看板の写真を撮りたくてもなかなかその機会がないのです。今回、幸運にも列車はタングラ山脈の駅に近付くと徐行をしてくれました。カメラのシャッターモードを使って撮影するのがポイントのようです。

さらに、車窓を眺めていると、やがて世界で最も高所にある湖の一つであるツォナ湖や、標高7,147mの真っ白な雪を抱いたニンチェンタングラ、野生のヤクや羊の無数の群れなど、チベットの素晴らしい絶景が次々と現れ、私たちを飽きさせません。

そんな充実した時間を過ごしているうちに、22時間の列車の旅はアッという間に終わりに近づき、青海チベット鉄道の旅の終着地、ラサに到着です。駅に到着する前に、ラサのシンボルであるポタラ宮が遠望できました。

車内で到着を待つ間、「いよいよ明日は、チベット仏教の聖地のポタラ宮に行くんだね!」と会話を弾ませながら、私たちは明日からのチベット観光に期待を膨らませていました。(堤)


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2016年11月24日 (木)

進化を続ける南疆鉄道(新疆)

南疆鉄道車内

この度「南疆鉄道乗車と新疆シルクロード物語 15日間」より戻りました。
今回のツアーでは、ウルムチからカシュガルまでのシルクロードのオアシスを辿りました。途中乗車した南疆鉄道は新疆ウイグル自治区の主要鉄道路線で、トルファンから1971年に工事が始まり、1984年にコルラまで、1999年12月にカシュガルまで開通した路線です。比較的新しい路線ですが、その進化はまだまだ止まりません。
毎回行く度に何かが変わっている南疆線。前回訪れた際は、寝台列車で11時間ほどかけて行ったトルファンからコルラですが、その時間はどんどん短縮され今回はなんと2時間40分ほどで到着。毎月のように新しいトンネルができ、新しい線路が引かれ、新しい車両に変わっているこの鉄道を見ると、そのインフラ発展の速さにさすが中国と驚き感心するばかりでした。南疆鉄道と聞くとガタンゴトンと揺られながら砂漠をゆっくり走る電車を想像する方も少なくないかと思いますが、最高速度は今やなんと160キロ近く。そして160キロも速度が出ているのに音も無くすーっと進みます。4人1部屋で談笑しながらふっとテーブルの上のコーヒーを見て更にびっくり!コーヒーの表面が全くもって揺れていません!これにはお客様も驚かれていました。(竜崎)
 

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2016年10月 7日 (金)

絶壁に架かる懸空寺へ~中原を訪ねて~

懸空寺
先日、「雲崗・龍門と中原の旅 14日間」より帰国致しました。
中国文明を生んだ中原地域を14日間かけてじっくりと巡り、中国5000年の歴史の礎に触れるような旅でした。中原とは、中華文化の発祥地である黄河の下流域にある平原のことを指します。今回は山西省から河北省、河南省へ移動し、総移動距離なんと約1600km!敦煌の莫高窟と並ぶ中3大石窟の一つでもある、雲崗石窟と龍門石窟は言うまでもなくこの旅のハイライトです。
そんな見どころがたくさんある中原エリアですが、その中でも特に印象深かったのは、絶壁の上に建てられた「懸空寺」。
懸空寺は、雲崗石窟のある大同市の郊外にあり、恒山の中に位置する、5世紀末・北魏後期に造営された、仏教、道教と儒教の三つの宗教が一体化した独特の寺院です。むき出しになっている柱で建物が支えられているのではなく、実は断崖に深く差し込まれた横木の梁で全体が支えられており、珍しい建築方式でもあります。実は、修復も終えて今年の春から内部へご案内することが叶いました。
バスから外へ出ると、少し風がひんやりと心地よく、目の前には崖にへばりついている「懸空寺」が現れました。懸空寺は地上60メートルにあり、中でも三教殿は地面から90メートルも離れています。あそこまで登るのかとつい足がすくんでしまいましたが、覚悟を決めていざ上へ。階段をゆっくり登り、上へ上へ。お堂の中には彩色された塑像が安置されていました。手に汗を握りしめながらさらに上へ。最も高い場所に位置している三教殿には仏教、道教、儒教の三開祖の釈迦、老子、孔子の塑像が並んでいました。
むき出しになった岩肌に突如現れる色鮮やかな懸空寺は、まるで天空に浮かんでいるかのようで、お寺ではなく、極楽にいるかのようでした。
そして今回のツアーでは旧暦8月15日の中秋節にあたり、月餅を食べながらお月見をするという中国の風習にならい、月餅を片手に満月を愛でることもできました。月餅だけでなく、中秋節の日のみ食べる白玉を月に見立てた甘酒のようなデザートも円卓に並びました。
石窟をはじめ、殷墟に少林拳発祥の少林寺など中国文化の神髄に触れる旅となりました。(角田)

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2016年9月15日 (木)

「中国の絶景、九寨溝・黄龍へ!」

先日、8月13日発「まだ見ぬ別天地、九寨溝・黄龍とパンダ 8日間」より帰国いたしました。四川航空の直行便で約5時間、豊かな平原の中にあり古くから『天府の国』と呼ばれてきた四川省の成都に到着します。そこからバスで移動し、世界遺産の九寨溝・黄龍へと向かいます。
九寨溝は、原生林が長い年月をかけて造り出した大小100以上の湖沼が点在する美しい渓谷です。1970年代に森林伐採の労働者に発見されるまで、深い原生林の中にひっそりと存在していた秘境です。
下の写真は、九寨溝の中でも一番透明度の高い湖「五花海(ごかかい)」です。

五花海

写真でも十分綺麗ですが、実際にこの目で見ると澄んだ青色に心が洗われるような気分になります。現地ガイドの話によると、水中の石灰分が細微な浮遊物と一緒に沈殿する為、極度にこの池の透明度が高いのだそう。その為、水中に差し込んだ可視光のうち、波長が長い赤い光は吸収され、波長の短い青い光が人の目に届き、青色に見えるのだそうです。
一方黄龍は、ロープウェイーで標高3500mまで一気に上り、ハイキングを楽しみながら約700もの石灰石層からなる棚田の絶景をお楽しみ頂きます。下の写真は、黄龍の一番の見どころ五彩池(ございち)です。

五彩地

その名の通り、エメラルドグリーンの湖沼が龍の鱗のように連なっています。
夏のこの時期は、木の葉が青々としている季節で、爽やかな森林浴をしながらハイキングを楽しむことが出来ました。また九寨溝・黄龍は秋の紅葉シーズンも有名で、赤・黄・茶色の木々と、池の青が美しいコントラストの風景を作り出し、観光客で更に賑わいます。次回は、その紅葉シーズンを狙って、是非再訪したいと思いました。(堤)

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2016年7月 7日 (木)

モンゴル相撲ホロンバイル場所(中国・内蒙古自治区)

モンゴル相撲4人の力士

先日、ユーラシア旅行社の「遥かなるノモンハンと満洲里への旅 8日間」のツアーより帰国致しました。
今回は中国・内蒙古自治区の北東部に広がるホロンバイル草原の金帳汗蒙古部落にて、モンゴル相撲を見学しました。
モンゴル相撲と言えば、今や日本の大横綱である白鵬の原点としても知られていますが、実際にモンゴル相撲を見たという方はほとんどいらっしゃらないかと思いますので、ここでルールを簡単に説明させて頂きます。
日本の相撲との大きな違いは草原の中で勝負が繰り広げられ、土俵はありません。手で下半身へ技をかけることは認められておらず、足で足に技をかけることが基本となり、足の裏以外の部分が先に地面に着いたら負けとなります。もっと簡単に言えば、境界線がないので日本の相撲のように「寄り切り」や「押し出し」のような決まり手はなく、倒すか倒されるかの勝負のみなります。

今回は4人の力士に登場し、トーナメント戦が行われました。ちょうどうまい具合に「ソップ型(やせ型)」の力士2人と「アンコ型(お腹が出た)」の力士の2人がおり、トーナメント1回戦もそれぞれ「ソップ型vsアンコ型」となりました。
1回戦第1試合、帽子をかぶったソップ型力士vs短髪のアンコ型力士の対戦。皆アンコ型力士が勝つと信じていましたが、予想に反し、ソップ型力士の勝利。

1回戦第1試合

1回戦第2試合、黒髪のソップ型力士vs茶髪のアンコ型力士の対戦は、予想通り(?)アンコ型力士の勝利となりました。

1回戦第2試合

決勝戦は帽子を被ったソップ型力士vs茶髪のアンコ型力士となりました。さすが勝者同士の戦いだけあり、お互い一歩も譲ることなく、なかなか勝負がつかず、大相撲となりました。およそ3分が経過し、両力士は肩で息をしながら、勝機を狙っています。それから1分ほど経過した後勝負あり!ソップ型力士がうまく足をかけて相手を倒し、見事優勝しました。

決勝戦

モンゴル相撲も、日本の相撲や柔道と同様、力が強ければ勝てるわけではなく、駆け引きが非常に重要であり、相手の力を利用して倒すことができるという、まさに「柔よく剛を制す」でした。(斉藤信)

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2016年4月13日 (水)

水の都、早春の水郷を歩く(中国・江南地方)

西塘の廊棚(ろうほう)

先日、中国の江南地方の水郷を巡る旅から帰国しました。
江南地方は長江の下流に広がるデルタ地帯。
この水郷の町々は上海の郊外に点在しているので、日本から飛行機でわずか3時間で上海へ。気軽にぶらっと行くことができます。
そのデルタ(三角州)地帯に点在する運河の町を巡ってきました。

今回の旅では、訪れる町の至る所で春の到来を感じることができました。
町の郊外に出ると眩しいほど鮮やかな黄色の菜の花畑が広がり、
ふと庭園に入ると梅や桃の花、ひかえめに咲く薄ピンク色の桜が咲いており、
街角では一瞬心が和むような木蓮の香りが風にのって漂ってきます。

どこの街も運河に沿って中国の明朝・清朝時代(14世紀以降)の鄙びた建物が建ち並び、
まるで迷宮のような狭い路地が入り組んでいるのが特徴です。

どの水郷も水路と路地を中心とした街並みは同じですが、実は
水郷毎に雰囲気が少しずつ異なっています。
廊棚(ろうほう)という長さ2キロにも渡る屋根付の廊下が運河沿いに続いてる西塘(せいとう)や京都の長屋のような古い建物が密集している烏鎮(うちん)、洗濯物が万国旗のようにはためき、庶民臭漂う錦渓(きんけい)、枝垂れた柳と運河の風景が美しい南潯(なんじん)など各町毎に異なる雰囲気漂っています。

今回、一番水郷らしさを感じたのは、「周荘」という町。
手漕ぎ船に乗ると船頭が軽快に櫂を漕ぎながら土地の民謡を歌います。
ゆらゆらと船に触られ、穏やかな民謡を聴きながら眺める静かな古都。
風情は満点でした。

500年以上の歳月を経た建物は瓦屋根が歪み、
密集する木造の古民家はどこも長い年月を経て黒光りしています。
春の穏やかな日差しの中、石畳の路地を歩き、
古き良き中国らしさを存分に感じることができました。(上田)

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