2017年8月17日 (木)

高山植物と青空の四姑娘山を満喫!

先日、「四川航空・成都直行便で行く!中国のアルプス四姑娘山ハイキングと九寨溝・黄龍」のツアーより帰国致しました。

成都から四姑娘山までの道が正式に開通し、7時間かけて移動していたところを、4時間で通行することができるようになりました。
バスの移動時間が短くなったため、目いっぱい観光ができます。

四姑娘山

高山植物の季節ということもあり、この時期にしか見れないお花がたくさん咲いていました。
特に標高4487mの巴郎峠では、ポピーがたくさん咲いていて綺麗でした。
中でもイエローポピーが満開で、とても色鮮やか。標高が高いので少し息苦しさを感じながらも写真に夢中になってしまいます。
山頂まで登って行くと、ブルーポピーもちらほら。少しでも美しいポピーを探すのに目を凝らしていました。

四姑娘山は、南北35kmにわたる4つの峰で、大姑娘山(長女)、二姑娘山(次女)、三姑娘山(三女)、四姑娘山(四女)の総称で、
高さは長女は5038m、次女は5279m、三女は5664m、主峰の四女は6250mで一番高いです。
今回のツアーで訪れるハイキングコースは鍋荘坪、双溝橋、長坪溝の3つ。
最も美しく四姑娘山が見えたのは長坪溝でした。
降水量の多い7月は、高山植物の季節である一方、雲が多いため山々は雲の中に隠れてしまうことが多いのですが、なんと今回は雲一つない中でハイキングが出来ました。
真っ青な青空の中、真っ白な雪で覆われた美しい四姑娘山を見ながらのハイキングは最高です。
また、長坪溝は、木道でハイキングコースが整備されているので歩きやすく、靴が汚れる心配もありません。
山の中なので階段を上り降りするところはありますが、約3時間のハイキングはあっという間に終わってしまいました。

高山植物が印象的なのは鍋荘坪。
ここは、土や石のある山道を登っていくのですが、両脇に植物がたくさん咲いています。
山道を抜けると、視界が開け、突然お花畑が現れます。
トラノオやサクラソウ、ジンチョウゲなどを見ることができました。

今回は運よく、高山植物と青空の四姑娘山両方を見ることができ、大満足な11日間でした。

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2017年8月 9日 (水)

モンゴルの国民的祭典、ナーダム祭

先日、「モンゴル最大の祭り!ナーダム祭へ 8日間」のツアーより帰国致しました。

ナーダムは、もともと太古から家畜が多く乳を出す恵みの夏に行なわれてきた大地の神と祖先に捧げる氏族の祭りで、現在では毎年7月11日の革命記念日(1921年のこの日に中国から独立)に首都ウランバートルにて、国を挙げて相撲・競馬・弓射の3つの競技が行われる国民的祭典です。
今回私たちは上記の3つの競技のほかに、セントラルスタジアムで行われた開会式も見学致しました。まずは大統領の登場!実は今年大統領選挙が行われ、7月9日の決選投票の結果、元横綱朝青龍の支援も受けているバトトルガ氏が当選しました。その翌日(つまりナーダムの前日)、ウランバートル市内のチンギスハン広場にて大統領就任式が行われましたが、今回私たちはタイミング良くチンギスハン広場にいたため、その様子を見ることができました。

大統領就任式

話はナーダムに戻りますが、バトトルガ新大統領のあいさつの後、約2時間にわたり大スペクタクルショーが行われました。ショーの始まりはスタジアム四方でゲルの組み立てが行われましたが、僅か10人程でものの5分で完成!数日前、私たちもツーリストキャンプにてゲルの組み立て体験をした際には約1時間かかったにもかかわらず。

ゲル組み立て1

ゲル組み立て2

それから匈奴、モンゴル帝国(チンギスハン時代)、中国からの独立、現在、未来と歴史に沿って、何千人の演者さんと何百頭もの馬にて繰り広げられるショーの迫力に圧倒されました。

開会式1

開会式2

ショーの後、引き続き同会場で相撲競技が行われました。ちなみに横綱白鵬の父親ムンフバト氏はこのナーダムで5連覇を果たしたモンゴル相撲の大横綱とのこと。

モンゴル相撲

参加する力士はなんと500人以上!したがってすべての取り組みを見ることはできず、私たちは20分ほど見て会場を後にし、近くの会場で行われていた弓射を見てから、バスにて郊外へ移動し競馬会場へ。競馬と言っても日本のように競馬場があるわけではなく、大草原の中を何十キロも走るというレースで、騎手は何と子供!私たちはゴール付近の様子を見学しました。名誉(賞品?)のためか、1位から10位くらいまでゴール付近で調教師も今か今かと待っていますが、順位が下がってくると誰も待っていません。それでも騎手の子供たちは一生懸命!中には疲れ果てた馬を引っ張ってゴールする騎手も。まあ順位はどうであれ、今回何十キロという過酷なレースに参加した子供たちは、今後立派な大人に成長し、未来のモンゴルを背負っていくに違いないと、私は確信したのでありました。(斉藤信)

競馬1

競馬2

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2017年8月 8日 (火)

鮮やかな黄色に元気が出る!青海省とチベットの菜の花

先日、「チベット青海鉄道ハイライト8日間」のツアーより帰国致しました。7月は、菜の花のベストシーズンで、至る所で菜の花畑を目にしました。

まず、中国・青海省の名前の由来となった青海湖に向かう途中に、数々の大きな菜の花畑が広がっていました。飾りを付けたヤクや馬を連れている現地人、フェイスブックやインスタグラムに投稿すべく気合十分の若い観光客、中国ならではの賑わいを感じます。

青海湖の菜の花

見渡す限り広がる青海湖の大きさは、周囲360キロ、面積4500平方キロと中国最大で、日本一大きな琵琶湖の6倍もあります。地球上では、アメリカ合衆国のグレートソルト湖に次いで2番目に大きな内陸塩湖です。標高3,200メートルにある青い湖は、日本の暑い夏から一変、ひんやりと涼しさを感じました。
湖には、昔から魚が生息していますが、青海湖裸鯉と呼ばれる鯉は、現在中国国内の絶滅危惧種リストに入っており、2002年から稚魚の養殖をしています。今年は7月5日に、稚魚の放流がおこなわれました。また、現在魚は産卵期に入り、現地の人々が、河川内に引っかかってしまっている魚の救助活動をおこなっているそうです。また、ゴミ拾いなど自然を守る取り組みも積極的に行われています。そんな協力もあってか、青海湖の水質とその周辺の公園はとても綺麗でした。
天・風・火・水・地を表す5色の祈祷旗のタルチョが風に靡き、大きなロール状の経文が納められている仏具のマニ車が回転している様子を見ると、これからチベットに行くぞ~とわくわくしてきます。

青海省の観光を終え、青海チベット鉄道で青海省・西寧市からチベット・ラサ市を目指しました。この青海チベット鉄道でも車窓から菜の花畑を見ることができました。
まず、列車で朝を迎え車窓を見渡すと、そこは中国最後の秘境「ココシリ自然保護区」。西寧市の街から離れ、すっかり大自然の中です。ココシリ自然保護区は、ちょうどツアーが出発した頃にユネスコの世界自然遺産に登録されていました。酸素濃度は低地の半分という過酷なこの地で、チベットガゼルやチベット野ロバ、ヤクなどチベット特有の野生動物を見ることができます。しかし、ここに生息するチベットカモシカは絶滅の危機に瀕しており、密猟者と戦う山岳パトロール隊の姿が映画にもなっています。
ココシリ自然保護区を過ぎた後も、鉄道の最高地点タングラ峠(標高5,072メートル)やチベット屈指の聖山ニェンチェン・タンラ山脈(主峰7,162メートル)など壮大な自然を楽しめます。そして、標高が下がっていくうちに再び菜の花畑に入り、私たちを出迎えるかのように菜の花が咲き乱れていました。もう少しでラサに到着です。23時間を同じ客室で過ごした方々とこの最後の時間を楽しみました。

青海チベット鉄道からの菜の花

今回は、菜の花が咲き乱れる青海省とチベットのこの時期だけの姿を見ることができました。また、これらの綺麗な景色は、現地の人々の自然保護の心がけによって成り立っていることにも気付き、壮大な自然と現地の人々の姿を見て、私自身も生命力が湧き上がってきました。帰国してからも、元気が続き、身体がふわっと軽く感じました。(標高3,000メートル以上の地から帰ってきたからでしょうか。)やはり、チベットはパワースポットだと実感しました。(松本)

ノルブリンカ

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2017年5月10日 (水)

貴州省、少数民族の村(中国)

黄崗トン族村

先日、貴州省の少数民族を訪れる9日間の添乗より帰国致しました。主にミャオ族、トン族の人々が暮らす村々を巡りました。

現地に到着してみると、近代的な高層ビルやマンションがいくつも立ち、高速道路も日本と変わらない質のものが出来ており貴州省の発展ぶりに驚きました。
このような近代化の波は、少数民族が暮らす村にも所々影響を与えていましたが、昔ながらの情緒溢れる村もいくつか残っていました。

それは貴州省の南東にある従江近郊の「黄崗トン族村」。大きい村ではありませんが、そこには昔ながらの木造住宅が残り、トン族の人々も未だに黒い民族衣装を着て生活しています。
村を散策してみると、トン族の村に必ずある特徴的な鼓楼と呼ばれる塔も残っていました。

ここは村での重要な決め事を決める時などに使われます。釘は一切使わずスギの木を組んで立てられ、その高さと数は村ごとに異なります。この村では約20mの高さで5つ立っていました。
観光地化していると写真代を取られたりしますが、村の人は写真を撮ってもお金を請求することもなく皆笑顔でポーズをとって応えてくれ、撮った写真を見せると喜んでくれました。

また、近代化してしまっている村では、子供達が出稼ぎに行ったり、遠くの学校へ進学します。そのため、子供達を見る機会というのはあまり多くありませんが、この村を訪れたときは子供達が鬼ごっこをしたり、母親の家事のお手伝いをしたりする姿も見ることが出来ました。

そして、次第に日が暮れ、村が夕日に染まる風景を見ていると何年か後にはなくなってしまうかもしれないこの原風景をいつまでも眺めていたいなと感じました。(山下)

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2017年4月28日 (金)

こんな場所にレストラン…三游洞の絶景レストラン(中国・湖北省)

三游洞の絶景レストラン

先日、「三游洞の絶景レストランと長江三峡クルーズ」から帰国致しました。
今回の旅のハイライトは、そのタイトルの通り、三峡クルーズと三游洞の絶景レストランです。

2013年に就航された綺麗で豪華な船、センチュリー・レジェンド号に乗船し、重慶~宜昌まで大河の長江を進みます。屋上のデッキからは見上げるほどの山々が迫り、壮大な三峡の景色を見ることができました。三国志の劉備が最期を迎えたことで有名な白帝城や鬼城等、所々で下船観光をしながら3泊4日の三峡クルーズをお楽しみ頂きました。
そして、三峡クルーズのクライマックスはなんといっても三峡ダム。そのダム湖の面積は琵琶湖の約1.7倍で、展望台からほぼダムと同じ高さで間近に見える三峡ダムは水をせき止める壁が延々と続いており、その大きさが一目では分からないほど広大です。

もう一つのハイライト、最近絶景のテレビや本で話題の三游洞の絶景レストランは、三峡の一つ、西陵峡の断崖絶壁にあるレストランで、食事をしながら景色も堪能できます。食事の前、まずは崖にへばりつくようなレストランの外観を写真撮影し、いざレストランの中へ。今回は1番眺めの良い窓側の席でした。
外から見ると、崖から落ちるのではないかという怖そうなイメージでしたが、実際に中に入ると安定感がありそこまで怖くなく、落ち着いて食事をすることが出来ました。
最近、三游洞は、現地の若い人たちのテーマパークのような存在でもあるそうで、なんとバンジージャンプの施設もあり、窓側の席からはバンジージャンプをする人々もよく見えました!
断崖絶壁の中に飛び込む様子は、ハラハラ…しかし、次から次へと川に向かって飛び込む姿を見ていると気持ちがよさそうに思えてきました。

三峡の景色は、クルーズで船の上から見てもレストランから見ても素晴らしいものでした。(椎野)

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2017年3月14日 (火)

人の営みと自然が織りなす絶景、元陽の棚田(中国・雲南省)

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先日、「羅平の菜の花と世界遺産・元陽の棚田8日間」のツアーから帰国致しました。
今回のハイライトは、ツアータイトルにもある元陽の棚田。2010年に国連食糧農業機関(FAO)により世界農業遺産に認定され、2013年には世界文化遺産に登録されています。この世界最大級の棚田は、約1300年前他民族に追われ奥深いこの地にたどり着いた少数民族、ハニ族が気の遠くなるような労力で山肌を耕し、独自の農法で造り上げました。総面積は、約16,603ヘクタール。この面積は、東京ドーム約3533個分の広さに当たります。この想像もつかないような広さの棚田を手作業で築き上げたのだと想像すると感慨深いものがあります。その功績から世界文化遺産の登録名は、元陽の棚田ではなく、「紅河ハニ棚田群の文化的景観」。紅河ハニ族イ族自治州にあるハニ族が造り上げた棚田が世界遺産に登録されており、中国で初めて民族名で名付けられた世界遺産です。

そんな棚田を満喫する為、元陽には3連泊。日の出と夕日も2回ずつチャレンジできました。今回、一番心に残ったのは、「老虎嘴風景区(ろうこすいふうけいく)」での夕映えの棚田の観賞でした。夕映えや日の出の観賞には、世界各地から多くの観光客が集まります。その中でも中国の方の数がダントツ。一人一台大きなカメラと三脚を持参してベストショットを狙っていました。そんな人波に負けず、早めに展望台に行き、場所を確保して夕焼けを待ちます。老虎嘴風景区は名前から分かるように一部が口をあけた虎の横顔に見えることから名付けられました(下の写真左上の部分)。そんな特徴的な形の棚田の水面には、空が写り込み、日の入りが近づいて空が赤くなると、それにつれて棚田の色も赤く染まります。刻々と変化する棚田の表情に目が離せません。

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今回は、天候も良く最高の状態の夕映えの棚田を見ることができ、人の営みと自然が織りなした絵画のような風景に只々見惚れてしまいました。(五島)


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2016年12月 7日 (水)

世界に名だたる青島ビールの本場へ!(中国山東省)

青島ビール工場

先日、ユーラシア旅行社の「山東省の世界遺産、泰山と孔子の故郷・曲阜、魅惑の青島 7日間」のツアーより帰国致しました。
山東省の玄関口といえば青島で、成田空港からも直行便が出ており、往路は約3時間半、復路は3時間弱と国内旅行感覚で身近に訪れることができます。その青島と聞いて、ほとんどの人が連想するのがおそらく「青島ビール」だと思いますが、今回のツアーでは青島ビール工場内に造られた青島ビール博物館を訪問しました。
そもそも青島は、1898年にドイツの租借地となり、1903年にドイツ人投資家によりビール工場が設立されました。その後工場の経営権は1919年に日本へ、1945年に中国へと引き継がれていき、青島ビールは世界に名だたるビールブランドを確立していきました。ちなみに先述の博物館は工場設立100周年を記念して建てられたものです。
博物館に入ると、青島ビールの歴史はもちろんのこと、各時代の製造機器、ボトルやラベル、当時の人々が使った生活物資、青島ビールや世界のビールのラインナップなどの展示、そして昔と今の現在の製造工程を見学しました。
そしてお待ちかねのビールの試飲タイム。まずコップ一杯に注がれたわずかに濁ったビールが運ばれてきましたが、これは工場でしか飲むことのできない無濾過ビール。お客様の飲んだ感想は実に濃厚とのこと。そして最後にビヤホールさながらの大きな部屋へ移動し、飲み放題タイム!ピッチャーに入れられたできたてほやほやの生ビールを自分のコップに注ぎ、思う存分楽しんでいただきました。そして併設の売店に売られていた瓶入りの黒ビールも珍しかったので味見していただきました。皆様の感想は期待以上の味だったとか。

また最近では青島に限らず、中国各地で青島ビールを飲むことができます。中国一のブランド力は伊達ではなく、四川、広東、北京、上海のどの料理にも合うこと間違いありませんので、ぜひお試しください。(斉藤信)

青島ビール

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2016年11月29日 (火)

「天空列車、青海チベット鉄道に乗って、太陽の都ラサへ」

青海チベット鉄道の車窓からの景色

先日、10月18日発「青海チベット鉄道とヒマラヤ・エベレストを眺望 14日間」のツアーより帰国いたしました。今回のツアーは、西寧から出発して、2009年に完成した青海チベット鉄道に乗車し、全長1,956kmの旅を経て、太陽の都ラサへ向かうロマンあふれる旅です。

 

念願の青海チベット鉄道に乗車して、旅をする事に憧れを抱いている方も多いはずです。なぜなら、青海チベット鉄道の車窓から望む景色は、天候が許せば山脈の絶景の連続。チベットの旅行シーズンは、雨の少ない乾期の9月~5月。エベレストをはじめとするヒマラヤ山脈も、快晴率の高いこの時期がおすすめです。今回は、秋晴れが続く西寧の駅を20時30分に出発。そこからラサまでの、約22時間の列車の旅が幕を開けました。

 

午前7時50分頃、やっと周囲が明るくなり始め、チベットの朝が始まります。

その頃列車はすでに、11時間ほど走りゴルムドを過ぎ長江の源流とされているトト河が流れる周辺を走っていました。朝日に輝く河の源流が、この広大なチベット高原を流れ、やがてアジアで最長の大河となっていくのだと思うと大変感動的です。

そして、チベット鉄道の最高地点タングラ峠は、標高5068m。皆様、窓にはりつけになり、カメラを構えてなんとかタングラ峠にある駅の看板をとらえようとします。青海チベット鉄道は、基本どの駅にも停車せずに進んでいきます。ですから、駅の看板の写真を撮りたくてもなかなかその機会がないのです。今回、幸運にも列車はタングラ山脈の駅に近付くと徐行をしてくれました。カメラのシャッターモードを使って撮影するのがポイントのようです。

さらに、車窓を眺めていると、やがて世界で最も高所にある湖の一つであるツォナ湖や、標高7,147mの真っ白な雪を抱いたニンチェンタングラ、野生のヤクや羊の無数の群れなど、チベットの素晴らしい絶景が次々と現れ、私たちを飽きさせません。

そんな充実した時間を過ごしているうちに、22時間の列車の旅はアッという間に終わりに近づき、青海チベット鉄道の旅の終着地、ラサに到着です。駅に到着する前に、ラサのシンボルであるポタラ宮が遠望できました。

車内で到着を待つ間、「いよいよ明日は、チベット仏教の聖地のポタラ宮に行くんだね!」と会話を弾ませながら、私たちは明日からのチベット観光に期待を膨らませていました。(堤)


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2016年11月24日 (木)

進化を続ける南疆鉄道(新疆)

南疆鉄道車内

この度「南疆鉄道乗車と新疆シルクロード物語 15日間」より戻りました。
今回のツアーでは、ウルムチからカシュガルまでのシルクロードのオアシスを辿りました。途中乗車した南疆鉄道は新疆ウイグル自治区の主要鉄道路線で、トルファンから1971年に工事が始まり、1984年にコルラまで、1999年12月にカシュガルまで開通した路線です。比較的新しい路線ですが、その進化はまだまだ止まりません。
毎回行く度に何かが変わっている南疆線。前回訪れた際は、寝台列車で11時間ほどかけて行ったトルファンからコルラですが、その時間はどんどん短縮され今回はなんと2時間40分ほどで到着。毎月のように新しいトンネルができ、新しい線路が引かれ、新しい車両に変わっているこの鉄道を見ると、そのインフラ発展の速さにさすが中国と驚き感心するばかりでした。南疆鉄道と聞くとガタンゴトンと揺られながら砂漠をゆっくり走る電車を想像する方も少なくないかと思いますが、最高速度は今やなんと160キロ近く。そして160キロも速度が出ているのに音も無くすーっと進みます。4人1部屋で談笑しながらふっとテーブルの上のコーヒーを見て更にびっくり!コーヒーの表面が全くもって揺れていません!これにはお客様も驚かれていました。(竜崎)
 

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2016年10月 7日 (金)

絶壁に架かる懸空寺へ~中原を訪ねて~

懸空寺
先日、「雲崗・龍門と中原の旅 14日間」より帰国致しました。
中国文明を生んだ中原地域を14日間かけてじっくりと巡り、中国5000年の歴史の礎に触れるような旅でした。中原とは、中華文化の発祥地である黄河の下流域にある平原のことを指します。今回は山西省から河北省、河南省へ移動し、総移動距離なんと約1600km!敦煌の莫高窟と並ぶ中3大石窟の一つでもある、雲崗石窟と龍門石窟は言うまでもなくこの旅のハイライトです。
そんな見どころがたくさんある中原エリアですが、その中でも特に印象深かったのは、絶壁の上に建てられた「懸空寺」。
懸空寺は、雲崗石窟のある大同市の郊外にあり、恒山の中に位置する、5世紀末・北魏後期に造営された、仏教、道教と儒教の三つの宗教が一体化した独特の寺院です。むき出しになっている柱で建物が支えられているのではなく、実は断崖に深く差し込まれた横木の梁で全体が支えられており、珍しい建築方式でもあります。実は、修復も終えて今年の春から内部へご案内することが叶いました。
バスから外へ出ると、少し風がひんやりと心地よく、目の前には崖にへばりついている「懸空寺」が現れました。懸空寺は地上60メートルにあり、中でも三教殿は地面から90メートルも離れています。あそこまで登るのかとつい足がすくんでしまいましたが、覚悟を決めていざ上へ。階段をゆっくり登り、上へ上へ。お堂の中には彩色された塑像が安置されていました。手に汗を握りしめながらさらに上へ。最も高い場所に位置している三教殿には仏教、道教、儒教の三開祖の釈迦、老子、孔子の塑像が並んでいました。
むき出しになった岩肌に突如現れる色鮮やかな懸空寺は、まるで天空に浮かんでいるかのようで、お寺ではなく、極楽にいるかのようでした。
そして今回のツアーでは旧暦8月15日の中秋節にあたり、月餅を食べながらお月見をするという中国の風習にならい、月餅を片手に満月を愛でることもできました。月餅だけでなく、中秋節の日のみ食べる白玉を月に見立てた甘酒のようなデザートも円卓に並びました。
石窟をはじめ、殷墟に少林拳発祥の少林寺など中国文化の神髄に触れる旅となりました。(角田)

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