ピンク色に染まるローズバレー(トルコ)
先日、「トルコ自然・歴史遺産と古都サフランボルを訪ねる」より帰国致しました。12日間で、首都アンカラから西トルコを時計回りに一周するイスタンブールまでの旅で、車窓からの風景の変化も楽しむことができます。初めはアナトリアの大地・小高い山や丘が広がり、コンヤを過ぎて地中海が近づくと木々が多くなり、ポプラ並木は黄色く、アメリカンチェリーの葉は赤色に紅葉が始まっていました。そして、“ヨーロッパとアジアの架け橋”であるボスポラス大橋を渡ると、6世紀のアヤソフィアをはじめとするモスクと近代の街並みが共存するトルコ最大の都市イスタンブールに到着します。
この旅で最も印象に残ったのは、カッパドキアのローズバレーです。その名の通り岩全体がピンク色を帯びている谷で、周辺を1時間程度散策するというものです。歩き始めて30分、喉も渇き休憩をしようと思ったところに、生しぼりフルーツジュース屋さんがありました。オレンジとザクロがありましたが、全員日本ではあまり見かけないザクロジュースを注文。絞り器からコップに注がれるザクロの果汁は、輝くようなピンク色をしていました。独特な渋みもありましたが、ローズバレーで飲んだその味は格別!元気100倍で後半の道を進みます。
途中には、岩の住居跡や教会、岩壁に穿たれた無数の鳩の巣が見られます。鳩の巣が多くあるのは、ここで集めた鳩の糞を畑の肥料として利用していたからで、今は何もないこの谷に人々の暮らしがあったことがわかります。歩道の脇には、小花やベリーの赤い実、立派なぶどうが実っており、思わず口に入れてみると、期待していた以上の甘さで皆びっくり。
夕刻となり、雲も多く出ていましたが、時折姿を見せてくれるオレンジ色の夕日に照らされたローズバレーは更に赤みを帯び、燃えているように見えました。










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