2016年11月24日 (木)

進化を続ける南疆鉄道(新疆)

南疆鉄道車内

この度「南疆鉄道乗車と新疆シルクロード物語 15日間」より戻りました。
今回のツアーでは、ウルムチからカシュガルまでのシルクロードのオアシスを辿りました。途中乗車した南疆鉄道は新疆ウイグル自治区の主要鉄道路線で、トルファンから1971年に工事が始まり、1984年にコルラまで、1999年12月にカシュガルまで開通した路線です。比較的新しい路線ですが、その進化はまだまだ止まりません。
毎回行く度に何かが変わっている南疆線。前回訪れた際は、寝台列車で11時間ほどかけて行ったトルファンからコルラですが、その時間はどんどん短縮され今回はなんと2時間40分ほどで到着。毎月のように新しいトンネルができ、新しい線路が引かれ、新しい車両に変わっているこの鉄道を見ると、そのインフラ発展の速さにさすが中国と驚き感心するばかりでした。南疆鉄道と聞くとガタンゴトンと揺られながら砂漠をゆっくり走る電車を想像する方も少なくないかと思いますが、最高速度は今やなんと160キロ近く。そして160キロも速度が出ているのに音も無くすーっと進みます。4人1部屋で談笑しながらふっとテーブルの上のコーヒーを見て更にびっくり!コーヒーの表面が全くもって揺れていません!これにはお客様も驚かれていました。(竜崎)
 

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2014年10月22日 (水)

ウズベキスタンの高速鉄道(ユーラシア旅行社で行く中央アジアツアー)

先日、「カラカルパクスタンも訪問!ウズベキスタン大周遊 10日間」から帰国しました。穏やかな秋の気候の中、シルクロードの古都やティムール帝国の栄光が息づく都サマルカンドを連泊のあるゆとりの日程で巡って来ました。ウズベキスタンは過去の記事でも何度か紹介しているので、本日は今回乗車したウズベキスタンの高速鉄道「アフラシャブ号」についてご紹介します。

ウズベキスタンには、旧ソ連時代に張り巡らされた鉄道網の名残りで国内の地方都市や旧ソ連領の主要都市にと繋がる鉄道が敷設されています。
しかし、古いタイプの列車しかなく、ウズベキスタンが国を挙げて敷設に取り組んだのが、二大都市であるタシュケントとサマルカンド間を結ぶ高速鉄道です。3年前の2011年に完成し、運行が開始されました。

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車両はスペインの新幹線AVEも手掛けるタルゴ社が手がけ、車内はウズベキスタンを一瞬忘れてしまう程欧州風。座席間隔も広く快適で、約2時間の走行中にドリンクやスナックのサービスもあります。その他車内販売メニューも充実していて、到着後すぐの食事がなければ、色々食べてみたかったところでした・・・。難点はこれも欧州風で各車両の座席が半分ずつ向きが異なり、必ず半分が進行方向を向いていて、残り半分が進行方向と反対方向に向いているところ。全席進行方向にくるっと回る日本式に慣れているのでちょっと違和感は残りました。

Afrosiyob2

それでも2時間の列車の旅はあっという間に終わり、駅からまたバスに乗ってホテルへ。土地柄バスでの移動が長いウズベキスタンですが、列車は時間も短縮でき、現代のウズベキスタンを垣間見れる体験になるので、余裕があれば、是非お勧めです。

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2013年10月25日 (金)

秋のオーロラとVIA鉄道を楽しむ(ユーラシア旅行社のカナダツアー)

ユーラシア旅行社のカナダツアー、VIA鉄道先日、ユーラシア旅行社の「オーロラの町イエローナイフと秋のロッキーVIA鉄道乗車の旅 9日間」より帰国しました。
オーロラといえば真冬に観測するのが一般的で、秋ではあまり見えないのでは?と思われるかもしれませんが、イエローナイフではこの時期も連日見事なオーロラが出現し、今回のツアー中でも最高レベルの「レベル5」のオーロラを観測することができました。

夜10時にイエローナイフの町のホテルを出発し、オーロラを観測するヴィレッジへ向かいます。
この時期は夜中でも5℃ぐらいですから、レンタルの防寒具も必要なく、普通の冬の服装で大丈夫です。
ヴィレッジには「ティーピー」と呼ばれる先住民の住居を模したテントのような小屋があります。ティーピー内は暖炉もありますし、コーヒーや紅茶のサービスもあります。ここを拠点にして、外へ出て好きな場所で観測します。

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2013年8月 9日 (金)

グルジアからアルメニアへ、列車に揺られて夢心地 (ユーラシア旅行社のコーカサス三国ツアー)

アルメニア、エレバン駅先日、ユーラシア旅行社の「コーカサス三国夢紀行 9日間」の旅から帰国しました。
今回の旅では、コーカサス山脈の南側に位置するアゼルバイジャン、グルジア、アルメニアの3か国を巡りました。
この3か国は日本人にはあまり馴染みのない国ではないでしょうか。
一口にコーカサス三国と言っても、風土、民族、宗教、言語のすべてが異なります。それぞれが特徴を持っています。
アゼルバイジャンは「炎の国」。3000年も前から地下ガスが噴出しており、燃える山があります。
木も草もない岩山が燃えるとはなんだか不思議。

グルジアは「山の国」。コーカサス山脈の5000m級の山々に抱かれたカズベキ村を訪問しました。
今回は曇りがちな空模様だったのが残念でしたが、それでも迫りくる山々の迫力は十分。
森林限界を超えた山々はとても荒々しいのです。

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2013年6月19日 (水)

列車に乗ってアメリカ大陸を横断(アメリカ)

Dscf3568先日、ユーラシア旅行社の「アメリカ大陸鉄道横断物語 15日間」のツアーより帰国しました。今更言うまでもないのですが、改めてアメリカは広い、と感じさせられました。それもそのはず、東海岸のニューヨークから西海岸のロサンゼルスまでは約4000kmも離れています。その広さ故にアメリカでは都市間の移動だけでも、ちょっとした旅行です。現在のように飛行機が主流となったのは戦後のことです。航空網は発達し、今では人々の移動の9割は航空機によるものだそうです。ですが、アメリカは総延長3万kmの鉄路を持つ鉄道王国ということも忘れてはいけません。時間は短縮、目的地までひとっ飛びの便利な飛行機もいいですが、急がず、ゆっくりその時間を使って移りゆく景色、小さな街並みなどを車窓から見ながらアメリカの広さを感じながら楽しむ。かつて誰もが憧れたアメリカの大地、新天地を求めた開拓者達は更なる夢や希望を持って西へと向かいました。私達も開拓者と同じように、東から西へ。今回のツアーのハイライトはそう、アメリカ大陸をアムトラックで横断することでした。

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2012年10月23日 (火)

ダージリンの蒸気機関車は明治の新橋~横浜を駆け抜けた機関車と兄弟

先日、インドから帰国しました。世界遺産のダージリン・ヒマラヤ鉄道に乗ってきました。
Did9_296_2インドは鉄道王国です。アジアで初めて鉄道が開通したのはインドです。総延長62000km超で世界第5位、年間旅客輸送量は8380億人km・年間旅客輸送人数6億5200万人で世界第2位、年間貨物輸送量5510億トンkm、年間貨物輸送トン7億9400万トンで共に世界第4位、広大な国土にたくさんの人や貨物がぎっしり走っています。
紅茶で有名なダージリンへ向かうダージリン・ヒマラヤ鉄道は1999年11月にオーストリアのゼメリング鉄道についで世界で2番目の世界遺産に登録された鉄道です。山岳鉄道で且つ道路沿いを走ること考慮し、軌間(線路の幅)はとても狭く610mmでこれは日本の立山砂防工事専用軌道と同じ幅になります。ちなみに日本のJR在Dscf4136来線1067mm、 は新幹線1435mm、インドは多くの路線で1676mmですので狭さ際立ちます。(写真はダージリン・ヒマラヤ鉄道起点のシリグリ付近。他の線と併走しています。)

機関車は常にダージリン向き、即ちダージリン行きの場合はボイラーを前に、グーム行きの場合はボイラーが後ろを向きバックしているように見えます。走行は3名、機関士(ドライバDscf4125ー)、投炭士(ファイアーマン)、砂撒士(サンドマン)。ファイアーマンはキャビンではなく、ボイラー所にいます。そうです。石炭はボイラーの両サイドにあるのです。サンドマンは適宜線路に砂を撒きます。ファイアーマンは勾配を予想し、石炭を釜にくべ、ドライバーは勾配で車輪が空転しないように慎重に蒸気圧を調整し、サンドマンがカーブや勾配にあわせて砂を撒く。人類初の動力蒸気機関を絶妙なチームワークで操る。窓からは煙は勿論のこと砂やらそして火の粉まで容赦なく飛び込んでくる。それでも、とても楽しく皆、笑顔で喚声を上げっぱなし!

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2012年8月 9日 (木)

バスに乗って線路を走る!?線路にのってバスで走る?!(スイス)

Dscf2127先日、「氷河特急1等車で行く ヨーロッパ3大名峰とスイスアルDscf2144プスを楽しむ旅 10日間」より帰国しました。スイスの魅力は数々あれど、一番の魅力としては100年前まではごく一部の決死の登山隊しか決して見る事のできなかった見事な山の絶景が、今では誰でも歩かなくても気軽に見ることができるという事に限ります。そしてそこまで我々を運んでくれるのは鉄道やゴンドラ、ケーブルカーやロープウェイという様々な乗り物です。今回の旅は、アルプスの自然を楽しむ旅ですが、同時に乗り物好きにとっても乗り物三昧の旅となるのです。また今年は特に記念すべき年でユングフラウ鉄道が開通してから8月1日で100周年を迎えました。ユンググラウ鉄道とは、日本人にも人気のグリンデルワルトから登っていきアイガー、メンヒなどの山々とお花畑が美しいクライネシャイデックよりユングフラウの山頂手前の標高3454mのユングフラウヨッホ駅まで進む全長9.3キロメートルの鉄道です。

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何がすごいかというと、アイガーの山の中にトンネルを掘りその中を進んでいくのです。しかもその工事は1896年に開始されました。1896年という年は日本では明治29年。東海道線は明治22年には全通していましたが豊田佐吉が自動織機を発明した年です。そんな時に標高3500m近くまでトンネルで登山鉄道を頂上までつくろうというその発想。全くもって人間の力って凄いんだなって感心してしまいます。

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2011年12月29日 (木)

トイトレインに乗車しました!(インド)

インド、ダージリンよりヒマラヤ山脈を望む 先日「ダージリン・ヒマラヤ鉄道とシッキム王国、そしてコルカタへ 9日間」より帰国しました。

今回訪れたのは、インドの北東部に当たる西ベンガル州とシッキム州で、ここはバングラデシュ、ブータン、ネパールやチベットに囲まれている山間の場所です。
この地域は、19世紀のイギリス時代にネパールから大勢の労働者がやって来た影響から、現在でもインドというよりはネパール人風の顔立ちの人が圧倒的に多い場所です。

今回は、ダージリンで乗車したダージリン・ヒマラヤ鉄道(通称:トイトレイン)についてレポートします。

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2011年9月20日 (火)

天空の街、ラサ

Blogtemplate先日、「青海チベット鉄道ハイライト 8日間」より帰国致しました。このツアーのハイライトは何と言っても、天空列車ともよばれる青海チベット鉄道!2006年の開業以来、人気が冷めることない大人気の列車です。その秘密は車窓にゆっくりと流れていく壮大な自然美です。ゴルムドからラサまで約15時間の列車の旅ですが、決して見飽きることはありません。永久凍土の広大な大地や赤茶けた無数の筋となって流れる長江の源流トト河、トルコ石のような色をしたツォナ湖。右を見たり、左へ移動してカメラを構えたりとかなり大忙しです。見どころは一瞬で通り過ぎてしまうので、写真に収めるのも大変です。例えばこの鉄道の最高地点タングラ駅の看板。一瞬のことなのでカメラを構えて今かと待ちました。だからこそ納得のいく写真が撮れたときの感動はひとしおです。

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2011年8月30日 (火)

シベリア鉄道の旅~その3(最終号)~

駅のホーム旅も終盤となってきました。イルクーツクから1日シベリア鉄道に乗車して、クラスノヤルスクに到着です。クラスノヤルスクはシベリアの中でも第3の都市。エニセイ川の流れる工業の町ですが、その近郊にはストゥルビィ自然保護区があり、世界遺産への申請を出している場所です。クラスノヤルスクの1日目は市内観光でしたが、2日目は自然保護区のハイキングとエニセイ川のクルーズへご案内します。この2日目は、今までなまっていた体を存分に動かしていただける日です。ストゥルビィには奇岩が多くあることが有名ですが、いくつかの奇岩を見ながら林の中を2時間程ハイキングします。おばあさんと孫娘と呼ばれる岩や、眠っているライオン、迷子になった小象などといった非常にユニークな岩がたくさんあります。1時間ほどかけて、景色の開けたところまで上っていくと、おじいさんの横顔に見える岩があり、ちょっと難関ではありますが、この岩をよじ登ると…目の前にはタイガの海が広がり、思わず「わーっ」と声がもれてしまうほど、美しい景色を見る事が出来ます。「岩を登るのは大変だけど、登ったからこそ見ることの出来る景色がある。登ってよかった~」との声を耳にしました。

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