カテゴリー「テーマ:芸術」の48件の記事

2009年12月 7日 (月)

シネマの世界へ溶け込む(フランス)

木々が色付き始めた黄葉の頃、10月15日発「南西フランス、絵のような風景へ 13日間」に行ってまいりました。St_jean_pied_de_port_4 独自の言語や文化を持つバスク地方の海辺の町からフランスの巡礼路にある小さな宿場町といった時間が止まったかのような村々。セピア色の写真を切り出したかのような煙突から煙が立ち昇る石積みの家、小さな村のサイズにあった素朴なロマネスクの教会。どこを切り取っても絵になるような風景の連続でした。

フランスでは、これといった観光名所があるのではないけれども、中世の頃から変わらない調和の取れた古い家並みなどが残された村で一定の基準に達すると「フランスの美しい村」に認定されます。 今回のツアーでは、美しい村に認定された村々をいくつも見てきました。Cordes_sur_ciel_4 それはまるでセピア色の映画の世界を歩いているかのような蜂蜜色の石造りの家並みの村。石畳の道を歩いていたときに覗いた人気がない骨董品屋は私を不思議の世界に入り込んだ感じにさせました。村の名前 に“赤”を意味するルージュがつく村では、その名の通り赤い石で造られた家が建ち並び、可愛らしく、それが自然の石のため雨に濡れたとき、一層赤みを帯びたことに感動しました。特段の歴史的建物や遺跡、観光名所ではなくても、村並みだけで心が満たされる思いでした。

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2009年11月27日 (金)

フランスの魅力再発見!西フランスの教会巡り

先日、「サン・サヴァンと西フランス・ロマネスク紀行」の旅から帰国しました。フランス、サン・サヴァン・シュル・ガルダンプ教会
ツアー名を聞いて「おお、サン・サヴァンか!」と思えた方はなかなかのロマネスク芸術通ですね。
そうでなければ、世界遺産やフランスがとってもお好きな方でしょうか。

このコースでは、数多くのロマネスク様式のフレスコ画や彫刻、教会が残るフランスの中でも西部、ワインで有名なボルドーからスタートし、各地に点在する教会を巡りながらジャンヌ・ダルクで有名なオルレアンへ。
秋の初め。徐々に色付くブドウ畑(コニャック村も通過!)を車窓に走りました。

世界遺産にも登録されている、サン・サヴァン・シュル・ガルダンプ教会は、聖堂内のフレスコ画が有名なところです。
つい数年前に修復(洗浄)作業が終わり、とても12世紀のものとは思えない、鮮やかな色彩が甦ったところ。
やわらかな秋の日差しが堂内をそっと照らして、静かな空気の中で見上げるフレスコ画の美しさは例えようがありません。

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2009年11月10日 (火)

スペインで出会った様々なタイル

この度「華麗なるスペイン紀行10日間」より帰国しました。
日本ではそろそろ秋の風が吹き始めた10月中旬の旅。スペインで私達を迎えてくれたのは夏のような日差しでした。
スペインの南部、アンダルシア地方は「スペインのフライパン」と呼ばれるほど気温が高くなる地域です。前日、テレビの天気予報でチェックした気温は22℃だったのに、セビリヤのスペイン広場を訪れた当日の気温はなんと37℃!地元の人々の間が、夏は目玉焼きが焼けるという地元の人情報もうなずけます。

このスペイン広場は、青と白を基調とした美しいタイル・アズレージョが見られる事で観光客に人気。アズレーショはイスラム教徒と共に入ってきた文化です。西暦711年、アラブ人達がジブラルタル海峡を渡ってスペインに侵入し、イベリア半島の殆どを征服。その後1942年まで約800年もイスラム支配が続くのですが、その間にイスラムの幾何学模様やアラベスク模様と、スペイン独特の鮮やかな色彩を使ったデザインが混じり合い、絶妙なタイル文化が生まれます。Alhambra

この独特の文化はキリスト教国となってからもずっと今に至るまで人々に愛されているのです。アンダルシア地方は特にイスラム文化の影響が強く残っていて、その代表ともいえるグラナダのアルハンブラ宮殿では、パティオなどで様々な美しいタイルが使われています。イスラム教徒は、お祈りの時間になるとモスクに入り、床に自前の絨毯をひいてその上で神に祈ります。夏は特に暑くなるアンダルシア地方。ジリジリと暑い太陽から逃れるように人々は涼しいモスクに入り、ひんやりと気持ちいい床に寝そべり、また冷たいタイルの壁によりかかり、休むそうです。そんな時に、自然に美しい模様が人々の視界に入るように、壁のタイルや天井の鍾乳飾りがつくられているといいます。私も真似して静かなモスクの中でゆっくり天井を見上げたら、子供の頃、夏の暑い日に冷たい廊下に寝転がって天井を眺めていた事を思い出しました。

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2009年9月 7日 (月)

石澤良昭先生同行、ベトナム・カンボジアの旅!

Blogte 「インドシナ2大王国の興亡、ミーソン遺跡とアンコール・ワット6日間」のツアーより帰国しました。上智大学学長、石澤良昭先生が現地で4日間ご案内してくださるという特別企画です。2003年末から毎年石澤先生にご協力いただいているコースで、回を重ね今回は15回目となりました。毎回コースの中にポイントとなる訪問地を入れておりますが、今回はカンボジアだけでなくベトナム、ミーソン遺跡を訪ねたことがポイントです。 Blogtemplate
1日目からベトナム中部の都市ダナンへ飛びその後ホイアンへ向かいました。翌日は早速、ミーソン遺跡を観光です!ミーソン遺跡は海洋民族国家チャンパの聖地。チャンパはベトナム中部の海岸沿いに次々と町を築き9世紀には中国とヨーロッパを結ぶ海のシルクロ-ドの中継地を有し、交易で栄えました。現在ミーソン遺跡には8世紀から13世紀位までのレンガ造りの祠が残っており聖山マハーパルヴァタの麓、神秘的な雰囲気を持っています。石澤先生には幾度もの戦を交えたチャンパとクメール(カンボジア)の関係についてお話頂きました。また、チャンパ時代から港町として栄え、朱印船貿易時代に日本街も形成されたホイアン旧市街も石澤先生のご案内の下、シクロ(人力車)に乗ったり、のんびりと歩いて散策しました。ベトナムはホーチミンに代表されるようにバイクが走り、発展著しいイメージがあるかと思いますが、古都ホイアンは静かでゆったりとした時間が流れ、趣溢れる家並みを実際に歩くのがぴったりの町です。夜には、ほのかに店や家々の明かりが灯り一層、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しました。

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2009年8月12日 (水)

今話題のアマルフィとラヴェッロ音楽鑑賞の休日(イタリア)

「ラヴェッロ音楽祭とアマルフィの休日」より帰国しました。 Amalfi
 映画『アマルフィ』も公開中で、今話題のアマルフィは、明るい太陽が降り注ぐ中、海で泳ぐ人々が大勢いて、街にはレモンのお店が並び、まさに夏のバカンス真っ只中といった感じでした。私たちが泊まったホテルのテラスからは、アマルフィの街と海岸を一望することができて、その絶景こそがアマルフィ海岸の魅力だなあ、と思いを馳せてのんびり過ごしたりもしました。出発前に映画をご覧になられた方は、映画に登場した場所を探し当てて写真を撮られたりして、また普段の旅行とはちょっと違った楽しみもあったようです。

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2009年7月24日 (金)

氷の国グリーンランド

3homeblogtemplate先日、「火の国アイスランドと氷の大地グリーンランド12日間」のツアーより帰国致しました。 今回のツアーでは、毎日お天気に恵まれ、観光中に一度も雨に降られることがありませんでした。厳しい自然条件のアイスランド・グリーンランドでこれは大変珍しいことです!  1boatblogtemplate
今回はグリーンランドのアンマサリクについてご紹介したいと思います。アンマサリクは丁度北極圏の真下に位置しているので、北緯66度にあります。夏とはいえ、日中でもセーターやウィンドブレーカーが必要なくらい肌寒いのですが、地元の先住民イヌイットたちは、短い夏を謳歌しようと元気いっぱい!子どもたちは庭先のトランポリンで飛び跳ねて遊んでいました。村を散歩すると、冬にソリをひいて大活躍する犬たちが、小屋に繋がれてのんびりしています。その中の1匹が食べていた餌は、アザラシの内臓でした。 4fishblogtemplateアザラシはイヌイットの人々にとっては大切なビタミン源。ヨーロッパからの入植者たちは、この生肉を食べることに抵抗感を持ち、食べなかったことから病気になって亡くなったとも言われています。

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2009年7月 9日 (木)

天才モーツァルトのお父さん?!ヨーゼフ・ハイドンを訪ねて(オーストリア)

005blogtemplate この度、「オーストリア、世界遺産巡りと湖水地方の旅13日間」の添乗より帰国致しました。
芸術の街ウィーン、音楽の都ザルツブルグ、オーストリア一美しい地方チロルや湖水地方と今回のツアーはぐるっと国内を一周するスタンダードコース。
中世の頃、ここオーストリアだけではなく、ハンガリー、スペインなどとヨーロッパ諸国に手を伸ばし、果ては中南米までをも手中にし、一大帝国を築いたハプスブルク家の厳かな建造物が国中に建てられており、当時の栄華を偲ぶことができます。
また、天才モーツァルトの故郷ザルツブルグには劇場やシアターがたくさんあったり、街中ではバイオリンやハープを気軽に弾いている現地の方の姿を見かけたりと、音楽が生活の一部であることがうかがえます。
歴史的な建物だけではなく、国土の半分以上は山岳地帯であるオーストリアは景観美も素晴らしいものがあります。特にチロル地方は大きな家のバルコニーを彩る花々が周辺の緑とのコントラストをより際立たせます。

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2009年7月 8日 (水)

奇妙?可愛!面白い!! イギリスのロマネスクを巡る旅

イギリスのロマネスク芸術を巡る旅より帰国しました。
ロマネスクというとフランスやスペインが有名ですが、英国にも多くのロマネスクが存在します。Durhamcathedral
1066年のノルマンコンクエストをきっかけに、イギリスにロマネスクが入ってきました。ノルマン様式と呼ばれるイギリスのロマネスク教会は、アングロ・サクソンが建てたサクソン様式の教会やケルト人の流れを汲む教会の跡に建てられました。その為、大陸のロマネスクとは違った特徴が多くみられ、大変興味深いです。
今回のコースではノーザンブリア地方、ウェルシュボーダーズ地方、コッツウォルズ地方、サウスダウンズ地方、サウスイースト地方を、大聖堂から小さな村の小さな小さな聖堂までロマネスクを求めて北から南へ旅しました。
イギリスではヘンリー8世の宗教改革やその後に続く清教徒革命により、多くの教会建築が壊滅的なダメージを受けました。しかしながら、都市から離れた農村には難を逃れたノルマン・ロマネスク教会が、村人たちの生活に溶け込みながら900年の時を超えて存在しています。今回訪れた教会があるのは、かなり詳しい地図でも名前が載っていないような小さな村が殆どでした。緑の丘がどこまでも連なる農村の道を走る私たちのバスがよほど珍しいのか、村人だけでなく羊や牛までびっくりして振り返ります。バスが通れるぎりぎりの幅しかない道をいくつも通って辿り着いた村の教会はどれも素晴らしく、とても甲乙つけることは出来ませんが、そのなかでも特に面白かったいくつかをご紹介します。

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2009年6月25日 (木)

「初夏ならでは、秋ならではのワイン街道の旅」

1blogtemplate_2 先日、「初夏のフランスワイン街道とコルビュジェ建築を訪ねる旅13日間」より帰国致しま した。ツアーの題名の通り、初夏のフランスは光に溢れ緑が大変さわやかで美しい13日間となりました。このコースの魅力は何と言っても、フランス東北部のワイン街道に点在する町や村を訪ねることです。個人で行くには面倒なところも含め、効率よく回ることができます。ワイン街道といってもワインだけがあるのではなく、それを造ることになった歴史や文化があり、ゴシックの壮麗な教会や趣ある古い町並みの散策が楽しい所ばかりです。また、このコースでは芸術や建築にご興味のある方にもおすすめです。

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2009年6月12日 (金)

名峰に心躍る旅(スイス)

先日、「ヨーロッパ三大名峰とスイスアルプスを楽しむ旅 10日間」の添乗より帰国致しました。 1blogtemplate_2
待ちに待ったスイスの季節がやってきました。スイスのツアーといったら名峰巡り!日本一の高さを誇る3,776mの富士山よりも高い4,000mを越える山々が目白押し。富士山級の山なんてゴロゴロあります。 それでもスイスは九州ほどの大きさしかありません。
青い空、白い山、緑の草原、澄みわたった空気。自然を存分に味わうにはここスイスでしょう!
そんな中でもスイスと言ったらマッターホルン。ベルナーオーバーランド地方のユングフラウ、アイガー、メンヒなどの美しい山々。またフランスにも足をのばし、ヨーロッパ最高峰のモンブラン…とお腹いっぱいになる程メジャー級の山を巡ります。
そんな山々を存分に味わう為にスイスは山岳鉄道やリフト、ゴンドラなどがとても発達しています。
中でもお勧めはやはりグリンデルワルド駅~乗換駅のクライネシャイデック駅~ユングフラウヨッホ駅までのヴェンゲルンアルプ鉄道とユングフラウ鉄道です。列車は目の前に美しい山々を臨みながら、山間部をゆっくりと登っていきます。上に行くにつれ眼下にはグリンデルワルドの小さな町が益々小さくなっていきます。乗客に景色を楽しんでもらえるよう大きな窓で作られているのも嬉しいです。
グリンデルワルドを出発し、乗換駅のクライネシャイデックでは真っ白な3山(アイガー、メンヒ、ユングフラウ)がお出迎えしてくれます。段々近づいていく姿に胸が高鳴ります。
クライネシャイデック駅を出発すると、まもなく列車はトンネルへ。私たちはアイガー、メンヒのお腹の中を突き進むのです。
ユングフラウヨッホ駅に到着し、早速スフィンクス展望台へ。外へ出ると白銀の世界が広がり、この日は晴天にも恵まれ眩しいほどです。展望台はユングフラウとメンヒに挟まれ、とても贅沢な気分です。澄みきったきれいな空気をこれでもかと体内に吸い込み、身も心も自然体。爽やか、かつ穏やかな気持ちにさせてくれました。

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