2018年10月25日 (木)

食で楽しむモロッコの旅(モロッコ)

先日、「青の街シャウエンとモロッコ周遊 9日間」の添乗より帰国しました。モロッコと言えばサハラ砂漠、青の街シャウエン、世界複雑な迷路の街フェズなど、様々な魅力が詰まり変化に富んだ国です。今回は、旅の楽しみのひとつである食 モロッコ料理についてご紹介します。

まずは前菜としてよく出されるのが、モロッカンサラダ。さいの目に切られた色とりどりの野菜が美しく盛りつけられています。トマトやきゅうりなど使われている野菜はシンプルですが、レストランによって盛り付けも様々なので、目でも楽しめるインスタ映え(?!)なサラダです。

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次にモロッコ料理で絶対外せないのがタジン鍋料理!とんがり帽子のような独特な形の鍋でお肉やお野菜を蒸す近年日本でもヘルシーで人気の高い逸品です。現地では、毎週金曜日礼拝の後、家族で楽しむ定番料理として親しまれています。ツアー中提供されたのは、鶏肉、人参、じゃがいものタジン。シンプルで素材の味を生かした優しい味でした。

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最後に伝統料理パスティーリャと呼ばれる挽肉やアーモンドが入ったパイ料理です。何と言っても最大の特徴は、シナモンが振りかけられている点です。挽肉の塩味とシナモンの甘味が相まってやみつきになるのが不思議な感覚です。

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モロッコの先住民ベルベル人のベルベル料理が、アラブ諸国、ヨーロッパ、トルコなどの食文化に影響され、現在の形に落ち着いたモロッコ料理。エキゾチックな雰囲気の中、名物料理に異国の味に舌鼓を打った旅でした。(大和田)

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2018年9月20日 (木)

待った分だけおいしいギネスビールが飲める!(アイルランド)

先日、「北アイルランド・南アイルランド周遊13日間」のツアーより帰国しました。アイルランドといえば、太古の昔にケルト文化の栄えた地。数々の巨石遺跡を巡って行きました。雨の多いアイルランドですが、今回も例外ではなく、傘を差しながらの観光もありました。しかし、傘で視界が狭くなっていても、間違いなく視界に飛び込んでくる遺跡の堂々とした存在感に感動しました。

そんな観光の合間にはもちろんお食事の楽しみもあります。そしてお食事のお供にかかせないのがお酒!レストランのバーで直接飲み物の注文をするのが、アイルランド流です。たくさん並んだビールサーバーから好きなものを選び、指差しながら注文します。

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<バーに並ぶビールサーバー>

アイルランドの国章でもあるハープが目印のギネスビールは、きめ細かい泡が特徴の黒ビール。ビールサーバーで一気にグラスに注ぎこむと、真っ白な液体でグラスが満たされます。黒ビールのイメージとは真逆な姿に、皆様びっくり!そのままグラスを持っていこうとすると、ちょっと待った!とバーテンさんが慌ててその手を止めます。「2分待ってね」とのこと。待っていると、ビールが段々と黒いビールと白い泡に分かれていきます。そして、きめ細かくクリーミーな泡を上に乗せた深い色の黒ビールが完成します。

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<2分待ったギネスビール>

これで終わりかと思いきや、最後に更にサーバーで継ぎ足し!表面張力でなんとかこぼれずにいるギネスビールをそろりそろりとテーブルに運んで行き、ようやく乾杯!皆様、この段階でどうしても少しはビールがこぼれてしまっています。しかし、待ちわびて飲むギネスビールの味は格別のようで、皆様ごくごくと一気に飲まれていました。

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<なみなみ注がれたギネスビール>

ギネスビールは鮮度が命ですが、お土産に缶のギネスビールもおすすめ。サーバーで注いだときの泡立ちを再現させるために、缶の中に玉が入っているのです。軽く左右に降ってみるとカランカランと音がするのが目印です。

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<ギネス缶ビール>

他にもビールだけでなく、アイルランドはウイスキーも有名なので、毎日、今日は何を飲もうかと楽しみな旅でした。(松永美)

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2018年9月 4日 (火)

王様たちのワイン、ワインの中の王様(ハンガリー)

先日、 「ハンガリー世界遺産制覇の旅11日間」のツアーより帰国しました。

ハンガリーの世界遺産と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。パッと思いつくものだと、ドナウ川が流れる首都ブダペストが有名かと思いますが、実はハンガリーはワインの産地としても有名です。最高級ワインとして世界に広く知られているトカイワインの産地トカイ地方も世界遺産に登録されています。

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<トカイワイン>

現在ハンガリーのワイン栽培地区は22地区に分けられ、ティサ川の西域に広がっています。その中でも、トカイで作られるワインは、貴腐ワインとして知られ、ルイ14世に、王様たちのワイン、そしてワインの中の王様と絶賛されました。

その歴史は古く、ドナウ川の西域ではローマ時代からブドウ栽培が始まり、10世紀にはフランス人入植者によってドナウの東側にまで広がりました。そして、16世紀に白ワインとは思えない琥珀色の世界初の貴腐ワインが作られました。

今回ツアーでは、トカイのワインセラーを訪れ6種類のワインの試飲をしました。貴腐ワインのボトルには、3から6という数字が記載されていて、甘さの度合いが変わります。この数字は、ベースとなる辛口ワイン1樽に貴腐ブドウを何桶分加えるかを表し、数字が大きい程、甘くなります。
トカイワインは甘くて濃厚な貴腐ワインだけでなく、辛口ワインもあります。
お酒を飲めない方は、美味しいブドウジュースを飲むことも出来ました。
試飲後はご希望の方は、気に入ったワインをご購入。なんと現地では日本で買うより半額から3分の1の値段で買うことが出来ます。

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<ワインセラー>

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<トカイの街 手にはブドウとワインを持った像があります>

パプリカチキンやグヤーシュ(ハンガリー風シチュー)など辛口のハンガリー料理を食べた後、甘くて濃厚な貴腐ワインを楽しみたいです。(南雲)


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2018年6月26日 (火)

ジョージアの昔ながらのワイン醸造所(コーカサス三国/ジョージア)

先日「コーカサス三国物語15日間」のツアーより帰国しました。今回のツアーはオイルマネーで潤うアゼルバイジャンのバクーから始まり陸路にてジョージアへ。クタイシやテラヴィ、軍用道路などのハイライトに加え、スワネティ地方の塔の家が立ち並ぶメスティヤやさらにその奥にあるウシュグリ村まで足を延ばし、最後は、アルメニアにてアララト山を望み、旅を締めくくりました。

世界各地にワインの名産地はありますが、今回、旅の大半を過ごしたジョージアは「ぶどう発祥の地」と言われています。陶器、青銅、銀で出来ている古代のワイン容器やワインを飲むための金のカップ、ワイン樽が発掘され、青銅器時代の古墳で見つかったブドウのつるの種は、8000年を超えるワイン文化の歴史を物語っています。人類の歴史とともにワイン作りが発展し、この地からメソポタミアを経由してエジプトにワインが伝わりました。
ジョージアワインのサペラヴィ種のブドウから赤、ムツヴァネ種からは白が作られ、フヴァンチカラ、ムクザニ、ツィナンダリなどさまざまな銘柄があります。 ジョージアの東部に位置するカヘチ地方には500以上のワイナリーが点在し、いくつかの醸造所では昔ながらの作り方を守っています。今回のツアーでは、カヘチ地方にある熟年夫婦が営む小さなワイン農家を訪問し、サペラヴィ種のワイン作りの様子を見学しました。

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ジョージア人の自家製ワインはクヴェヴリ製法で作られています。クヴェヴリとは「壺」の事で、この中に葡萄を入れ、醸造させます。収穫し軸を取ったブドウをつぶし、床下にある素焼きの壺に流し入れて発酵。沈殿したのちに壺を入れ替えてさらに熟成、皮や種もそのまま発酵させます。これを造るには正しい土と熟練の技が必要で、工場での大量生産はできません。しかし今職人不足で、クヴェヴリ文化存続の危機だといいます。2013年には世界無形文化遺産に登録されたクヴェヴリ製法。これを機に益々の保護活動が活発になり、昔ながらの伝統が守られますよう願っています。(大和田)

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2018年1月26日 (金)

自然の恵みから生まれた、イタリア、サン・ダニエーレの絶品生ハム

スペインのハモン・セラーノ、イタリアのパルマ産プロシュート…。生ハムといえば何を思い浮かべますか?一説では古代ローマの時代から、愛されてきたといわれる生ハム。ワインや野菜、チーズとも相性抜群で、現代でも特にイタリアの食卓には欠かません。

イタリア東端、北部にプレアルプス山地、そして南にはアドリア海という場所に位置するフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にある小さな町、サン・ダニエーレ。食通以外は名前を聞いたことがないという人がほとんどかと思います。この町はアルプスからの冷たい風とアドリア海からの暖かな風が出会う場所。何の変哲もない小さな町ですが、この恵まれた気候により、生ハムの名産地として、世界的にも名をあげました。

早速、町のシンボルである大聖堂を横目に、こじんまりとした、町の中心に位置する家族経営のアットホームな生ハム工場兼レストランへ。壁にはスライス前の豚の肉の塊がずらりと吊り下がっています。もちろんこの工場でつくられたもの。味見の前に、生ハムがつくられる工程を見学。まだ若いこの家族の息子さんの案内のもと、塩漬けから、熟成まで、細かく温度が分けられた貯蔵庫をのぞかせてもらいます。生ハムの風味には欠かせない良質なバクテリアを育て、乾燥しすぎないよう、表面にラードを塗るなど細かい工程を経て、最後は開放的な部屋で熟成の段階に入ります。熟成室は建物の一番上に設けられ、天気の良い日には窓を開けたままにしておくそう。この土地の気候を利用し、最大限に風味を引き出していきます。

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<生ハム貯蔵庫>

見学後は、ワインと共に、お皿いっぱいに盛られた生ハムの試食。熟成する上で、最適なサン・ダニエーレ特有の気候でじっくりと寝かされた生ハムは、口の中ですぐにとろけていき、まさに絶品。手間ひまかけて作られている様子を先に見学しているので、さらに美味しく感じます。パルマの生ハムと比べると塩気が少し少ないのが特徴です。この独特の風味はこのサン・ダニエーレの土地ならではのもの。パルマ産と比べると生産量では圧倒的に少ないサン・ダニエーレ産。しかしその分、この小さな町の小さな工場で、作り手が心を込めてひとつひとつ仕上げていくのです。

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<生ハムスライス>

ところで、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州は他のイタリアとは一風変わった、郷土料理が楽しめることでも有名です。この州はオーストリアやスロベニアと国境を接し、周辺国の影響を受けた料理が多いのです。そんな美食家もうならせるこの州の特産がサン・ダニエーレの生ハム!温かく迎えてくれた、彼らの素敵なおもてなしの影響もあるかもしれませんが、今まで食べた中で、一番美味しい生ハムでした。(荒川)

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<オーナーの家族>

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2018年1月11日 (木)

キプロスで食べられる様々な名物料理

ハルミチーズ

先日、「アフロディーテの休日、キプロス島ハイライト 6日間」から帰国致しました。
年末年始の特別企画ということで、キプロス島のハイライトとなる部分を回るツアーです。

キプロス島の面積は、四国の半分ほどしかありませんが、パフォス考古遺跡・トロードス地方の壁画聖堂群・キロキティア古代遺跡と、3つの世界遺産があり、見どころも満載です。

観光地もたくさんありますが、キプロスは多くの名物料理があり、食事も楽しむことができます。

島国なので、海鮮も種類が豊富です。日本とは異なり、火が通っていないものを食べる習慣はありませんので、揚げ物が中心ではありますが、イカやエビなどの海鮮料理がありました。小皿料理で出てくるので、少しずつ様々な料理を楽しむことが出来ます。

海鮮料理の他にも、豚肉や鶏肉の串焼きであるスブラキや、羊肉をかまどで蒸し焼きにしたクラフティコ、羊乳とヤギ乳で作られるハルミチーズなど多くの名物料理があります。
ハルミチーズは、もちろん生でサラダと共に食べるのもおいしいですが、特にお客様にも好評だったのが焼きハルミチーズ。焼いたハルミチーズをピタパンに挟むだけ。シンプルな料理ではありますが、もちもちしたピタパンとハルミチーズの相性は抜群!とても美味です。
スブラキはシルクロードでよく見るシシカバブに似ています。

スブラキ

キプロスは、中近東・ヨーロッパ・エジプトと距離がとても近く、ヨーロッパながら文化が混在しています。
食事からもキプロスならではの文化を楽しむことができました。(椎野)


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2017年10月26日 (木)

島国なのにグルメの代表はヘルシーな牛肉!(バヌアツ)

南太平洋の島国バヌアツ。世界一火口近くで噴火が見られる活火山ヤスール火山やジュゴンのいる海、美しいブルーホールなど自然を楽しみに多くの人が訪れています。

今回のツアーでも大自然を堪能し、のんびりした島の暮らしを見学しました。
さて、日本と同じく火山活動によって生まれた島の連なりを国土とするバヌアツは、自然豊かで農業も盛んな国です。輸出品の多くも農作物です。南国らしいココナッツや近隣諸国で高品質と評判のカヴァ(胡椒科の植物、根を煎じて飲みます。伝統的な儀式では欠かせません)などが主品目ですが、それらと並ぶバヌアツの名産品が、牛肉です。
バヌアツ牛のステーキ(一例)
かつてフランス人が多く住んでいたエスピリトゥ・サント島(サント島、ジェームズ・ミッチェナー『南太平洋物語』の舞台)をはじめ、バヌアツのあちらこちらでココ椰子の木陰や大きな羊歯の木の間に放牧されている牛を見かけます。
バヌアツ、タンナ島で
かつて、サント島などの牧場のオーナーの多くはフランス人でしたが、今日では日本や中国など諸外国の企業が所有しているところも多いようです。
自然の中でのびのびと育てられ、良くしまった赤身のお肉は、そういった企業を通じてオーストラリアやニュージーランドなどへ輸出されています。
日本にも、バヌアツからの牛肉が輸入されていますが、残念ながらまだまだブランドとしての知名度が低く、商品名などに大きく謳われていることは稀です。
しかし近年の健康志向の波に乗れば、ヘルシーで臭みのないバヌアツ牛のブームもやってくるかもしれません。
その際にはぜひ美しい海と猛々しい火山の島国バヌアツに思いを馳せてみてください。
(山岸)

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2017年9月12日 (火)

チーズの香り漂う、トスカーナの田舎町、ピエンツァ

町のメインストリートを歩いていると、チーズが発酵した時の独特のにおいが、香ってきます。道の左右を見ると、チーズのお店がたくさん。ドアの向こうには、ところせましと並べられたチーズが顔をのぞかせています。大聖堂の向こう側には、オルチャ渓谷の素晴らしい眺めが。ここは、トスカーナ州のピエンツァの町。緑の大地が美しいオルチャ渓谷を一望できる小さな町です。

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ピエンツァの町はペコリーノチーズが有名。ペコリーノチーズは羊のミルクを原料としています。イタリア語で、雌牛のことを「ペコーラ」ということから、この名がつきました。塩味が少しきいている、ハードタイプのチーズ。刻んだりして、パスタと合わせたり、ワインや日本酒と一緒にそのまま食べるのもおすすめ。ローマの方で作られているものよりもトスカーナで作られている方のチーズの方が、味が少しマイルドなのだとか。町中ではこのチーズを売るお店を本当によく見かけます。メインの通りを外れて、あまり人気のない路地を歩くのもなかなか雰囲気があり、お散歩にはもってこいです。夏にはチーズを転がすチーズ祭りもあるほど、ペコリーノチーズが有名なのです。ペコリーノの中でもいろいろな種類があって、味見をしながら好みのものを選んでいくのも楽しいですよ。

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1996年に世界文化遺産に登録されている、ピエンツァの歴史地区。東西400m程の小さな町は、15世紀にルネサンス様式の街並みに統一しようという案があがり、そこが今の町の原型になります。人も温かく、町の雰囲気もゆったりとしていてとても良いのですが、町のシンボルの大聖堂から見える、オルチャ渓谷の風景はトスカーナきっての絶景。糸杉が所々にたち、畑が広がるオルチャの谷はピエンツァの町から眺めるのが一番。

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他のイタリアの大都市に隠れて、あまり有名ではない町ですが、何週間も滞在したくなるような、素朴さが魅力のピエンツァ。季節が変わるごとにその風景も変化していきます。今回の添乗は夏でしたので、次は秋の時期に…。(荒川)

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2017年2月16日 (木)

安くて、美味しくて、楽しい!北スペイン、バスク地方のバル巡り(スペイン、フランス)

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先日、「北スペイン、バスク地方の旅~パラドール宿泊とサン・セバスティアン3連泊~8日間」の添乗より帰国致しました。ピレネー山脈を挟んで、スペインとフランスに跨る地域は独自の文化を守り続ける、まさに異郷。近年、“美食の街”などいったテーマで、この地方が雑誌やネットで取り上げられることが多くなりました。今回の旅は、フランスとの国境の街オンダリビアのパラドールの宿泊の前後にビスケー湾沿いの二大都市、ビルバオとサン・セバスティアンに連泊しどっぷりとバスク地方に浸りました。

“海バスク”、“山バスク”と言われるように、自然が豊か。海洋性気候の為、冬でも比較的温暖な地域。訪れた1月下旬でも牧草地は青々としていました。そういった地域ですから、魚介類から野菜、ハムやチーズ、ワインなど地元の食材にとても恵まれているのです。ご参加頂いたお客様の楽しみも、“バスクの食”といった方が多かったのも納得です。サン・セバスティアンの自由食では、お客様とバル巡りへ!まだ地元の方々で混み合う前の早い時間帯に繰り出しました。その為か、夏の観光シーズンや週末には、店に入りきれない程の人で賑わう人気店もスムーズに入れました。注文の方法は店によって様々ですが、訪れた時は空いていたので、カウンターで好きなピンチョス(おかず)を自分で取ったり、ウェイターに出してもらったりして、それも結構、臨機応変に対応してくれました。最初は店に入るのも緊張!?しましたが、どこのバルの店員さんも皆、親切で和やかな雰囲気でした。

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地元の方々に混ざって、たくさん話して、笑って、さっと立ち飲み。(添乗員の私はアルコールは飲んでいませんよ。)そして、さあ、次のバルへ!結局、3軒回りました。安くて、美味しくて、楽しい。こんな文化があるなんて、羨ましい!移住したくなりました。(帯津)

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2016年8月 3日 (水)

ハプスブルク家御用達?創業1569年の老舗パン屋さん

先日、「オーストリア世界遺産と湖水地方の旅13日間」から帰国しました。湖水地方の小さな町から、ウィーンの大都市まで、オーストリアの見所がつまったツアーになっています。オーストリアはウィーンのイメージが強すぎて、次に大きな都市は?と聞かれて、ピンとくる人は少ないと思います。そんなオーストリアで第2の都市といわれるのが、ウィーンの南西約200㎞のところにある、グラーツです。

オーストリア、グラーツ、シュロスベルク

グラーツはオーストリアでウィーンに次ぐ、第2の規模を誇る都市。赤瓦の屋根が目を引く、中世の面影が残る街並みで、1999年に世界遺産に登録されました。グラーツという語源は「小さな城」や「砦」を意味するグラデツというスラヴ語からきているそう。シュロスベルク(城塞)にある、28m程の時計塔はこの街のシンボルとなっています。そこからは街に流れるムーア川、そしてルネサンス、バロック、ゴシックと時代ごとに異なった様々建築がうまく保存、調和している素晴らしい眺めを楽しむことができます。
グラーツには、大学が5つあり、学生の街としても知られ、若者が多く、おしゃれなカフェや流行にのった最先端のお店も数多い。最近では、現代建築の美術館も建てられ、モダンな一面も見せています。
 
このグラーツの街で、最古のパン屋といわれるのが、旧市街の中心、ハウプト広場の近くにある「Edegger-Tax(エーデッガー・タックス)」という宮廷ご用達のパン屋さん。創業1569年ですが、14世紀には既にパン屋さんとしてオープンしていたともいわれる、老舗中の老舗。現代のオーナーは8代目にあたるそうです。入口には神聖ローマ帝国、ハプスブルク家の紋章ともなった、金色に輝く、双頭の鷲が。1883年、ハプスブルク帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世のグラーツに滞在した際、パンを献上し、以来王家の食卓へパンを供給し続けたと言われています。

エーデッガー・タックス、グラーツ

落ち着いた店内では、可愛らしい店員さんが笑顔で出迎えてくれ、ショーケースの中には美味しそうなパンやケーキがたくさん!一口サイズのかぼちゃクッキーやマカロンもあり、お土産にもぴったり。実はこのお店は初の海外支店として、2015年9月に東京の神田にお店をオープンさせているのです。残念ながら、現在は閉まっており、ウィーン伝統菓子の専門店「Neues(ノイエス)」というお店と統合して、新たなお店が今後できるようです。
店内の穏やかな雰囲気と美味しそうなお菓子やパンに囲まれていると、ついつい長く滞在してしまいます・・・
 
街全体が世界遺産に登録され、ハプスブルク家とも深い関わりを持つ、グラーツの街。街の散策に疲れたら、このパン屋さんに休憩がてら、是非入ってみては?(荒川)

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