カテゴリー「テーマ:宗教」の125件の記事

2009年12月 7日 (月)

シネマの世界へ溶け込む(フランス)

木々が色付き始めた黄葉の頃、10月15日発「南西フランス、絵のような風景へ 13日間」に行ってまいりました。St_jean_pied_de_port_4 独自の言語や文化を持つバスク地方の海辺の町からフランスの巡礼路にある小さな宿場町といった時間が止まったかのような村々。セピア色の写真を切り出したかのような煙突から煙が立ち昇る石積みの家、小さな村のサイズにあった素朴なロマネスクの教会。どこを切り取っても絵になるような風景の連続でした。

フランスでは、これといった観光名所があるのではないけれども、中世の頃から変わらない調和の取れた古い家並みなどが残された村で一定の基準に達すると「フランスの美しい村」に認定されます。 今回のツアーでは、美しい村に認定された村々をいくつも見てきました。Cordes_sur_ciel_4 それはまるでセピア色の映画の世界を歩いているかのような蜂蜜色の石造りの家並みの村。石畳の道を歩いていたときに覗いた人気がない骨董品屋は私を不思議の世界に入り込んだ感じにさせました。村の名前 に“赤”を意味するルージュがつく村では、その名の通り赤い石で造られた家が建ち並び、可愛らしく、それが自然の石のため雨に濡れたとき、一層赤みを帯びたことに感動しました。特段の歴史的建物や遺跡、観光名所ではなくても、村並みだけで心が満たされる思いでした。

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2009年12月 4日 (金)

ようこそ、旧約聖書の世界へ(ヨルダン編)

Nebo1 先日「薔薇色のペトラと、巨大遺跡パルミラを訪ねる旅 9日間」の添乗より帰国致しました。
このツアーにおいてヨルダンでは、タイトル通り世界遺産にも登録されているペトラ遺跡に訪れますが、魅力はそれだけではありません。実はヨルダンには旧約聖書ゆかりのある地が点在しています。

まず最初に訪れるマダバには「ネボ山」がございます。こちらはかの旧約聖書に登場するモーセの終焉の地であると言われています。モーセと言えば、映画「十戒」をご覧頂いた方もいらっしゃるかと思います。その中でも有名なのが、エジプト人に追われたモーセが紅海を真っ二つに割るという奇跡を起こすシーンですが、エジプトの王の前でモーセが自分の持っていた杖を蛇に変えるという奇跡もございます。なんとその蛇の形をした杖のモニュメントがこのネボ山にございます。また、展望台からは死海、ヨルダン川、さらにその奥にあるパレスチナのエリコの町を遠望することができました。

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2009年12月 2日 (水)

聖地サンティアゴ・デ・コンポステラへの道(スペイン)

Photo_5  先日、「北スペイン、巡礼の道を歩く」のツアーより帰国致しました。
 このコースは、ローマやエルサレムと並ぶキリスト教の三大聖地となっている、サンティアゴ・デ・コンポステラを目指し、その主要巡礼路をバスと自らの足で辿って行きます。サンティアゴ・デ・コンポステラのサンティアゴとは、キリストの弟子のひとり聖ヤコブのことで、彼の遺骸が発見された場所として崇められているのです。私たちが訪れたのは、秋の終わり。今回辿る路は、大聖堂が建つ大きな街もありますが、そのほとんどが小さな村と村とを結ぶ素朴な田舎道。派手さはありませんが、巡礼歩きでも、車窓からも、優しい赤や黄色に包まれた、しっとりとした秋の風情を楽しむことができました。

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2009年11月30日 (月)

聖地の魅力 ~ベツレヘム~(イスラエル)

Church 先日、イスラエルより帰国致しました。10月に外務省の海外安全情報でパレスティナ自治区であるキリスト生誕の地、ベツレヘムの注意喚起が「十分注意してください」に下がったため、急遽、ご案内させて頂くことになりました。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であるエルサレムより車でわずか20分。分離壁で仕切られたベツレヘムへ到着し、早速、生誕教会へ向かいました。夕刻、風が涼しくなったころでしたが、聳え立つ要塞のような建物を前に、お客様も私も心なしか興奮していました。

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2009年11月20日 (金)

観光地化されていないのが魅力、ウズベキスタンのフェルガナ地方

Cottonfield_ferganavalley スイカと綿花の収穫最盛期だった中央アジア・ウズベキスタンのフェルガナ地方より帰国いたしました。フェルガナ地方はウズベキスタンの東部に位置する盆地で、隣国タジキスタンとキルギスと接しています。ウズベキスタンといえば、サマルカンドやヒワ、ブハラ、シャフリサブスといった国内西部に点在する世界遺産の都市が有名で、実際にツアーも多く催行しておりますが、このフェルガナ地方には世界遺産はありません。それどころか同じ国内にあって、まだ殆ど観光地化されていないのです。

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2009年11月19日 (木)

「ラテンの国フランスでケルトを感じる旅」

Photo 先日「ブルターニュ、ノルマンディーの小さな町や村を訪ねて12日間」のツアーより帰国致しました。お天気にも恵まれ観光シーズンのピークを過ぎたフランスをのんびり廻ることが出来ました。

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2009年11月10日 (火)

スペインで出会った様々なタイル

この度「華麗なるスペイン紀行10日間」より帰国しました。
日本ではそろそろ秋の風が吹き始めた10月中旬の旅。スペインで私達を迎えてくれたのは夏のような日差しでした。
スペインの南部、アンダルシア地方は「スペインのフライパン」と呼ばれるほど気温が高くなる地域です。前日、テレビの天気予報でチェックした気温は22℃だったのに、セビリヤのスペイン広場を訪れた当日の気温はなんと37℃!地元の人々の間が、夏は目玉焼きが焼けるという地元の人情報もうなずけます。

このスペイン広場は、青と白を基調とした美しいタイル・アズレージョが見られる事で観光客に人気。アズレーショはイスラム教徒と共に入ってきた文化です。西暦711年、アラブ人達がジブラルタル海峡を渡ってスペインに侵入し、イベリア半島の殆どを征服。その後1942年まで約800年もイスラム支配が続くのですが、その間にイスラムの幾何学模様やアラベスク模様と、スペイン独特の鮮やかな色彩を使ったデザインが混じり合い、絶妙なタイル文化が生まれます。Alhambra

この独特の文化はキリスト教国となってからもずっと今に至るまで人々に愛されているのです。アンダルシア地方は特にイスラム文化の影響が強く残っていて、その代表ともいえるグラナダのアルハンブラ宮殿では、パティオなどで様々な美しいタイルが使われています。イスラム教徒は、お祈りの時間になるとモスクに入り、床に自前の絨毯をひいてその上で神に祈ります。夏は特に暑くなるアンダルシア地方。ジリジリと暑い太陽から逃れるように人々は涼しいモスクに入り、ひんやりと気持ちいい床に寝そべり、また冷たいタイルの壁によりかかり、休むそうです。そんな時に、自然に美しい模様が人々の視界に入るように、壁のタイルや天井の鍾乳飾りがつくられているといいます。私も真似して静かなモスクの中でゆっくり天井を見上げたら、子供の頃、夏の暑い日に冷たい廊下に寝転がって天井を眺めていた事を思い出しました。

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2009年10月29日 (木)

第2のエルサレムと称される「ラリベラ」にて巡礼(エチオピア)

Lalibela 先日「神秘の歴史エチオピア周遊」の添乗より帰国致しました。
エチオピアは世界的に見てキリスト教国家として、最も古い国の一つに数えられます。エジプトのコプト教の流れを汲むエチオピアのキリスト教は正教(オーソドックス)です。

首都のアディスアベバからラリベラへ。
12世紀頃、伝説のラリベラ王が君臨していた頃に建造されたラリベラの町は第2のエルサレムと称されます。当時エルサレムへの道のりがイスラム教徒により占領されて巡礼が困難になったため、エルサレムを模して造られたのです。そのラリベラに建つ教会群は岩を刳り貫いて造られた世界的に見ても珍しい建築手法で大変興味深いものです。

観光では、ヨルダン川と名づけられた川を挟んだ全11の教会にご案内します。このラリベラの11もある教会の中で、一番の私のお勧めは写真の聖ジョージ教会です。岩を刳り貫いて作っている岩窟教会の中でも建物自体がマスカル(十字架)の形をしており、ラリベラ教会群の中でも一際人目を引きます。教会内部は、演奏をする場所、祈りを捧げる場所、聖職者のみが入れる聖域の3層構造になっています。我々が訪れた際にはエチオピア国内からの巡礼者も多くいらっしゃいました。

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2009年10月28日 (水)

十字架の国、リトアニアにて十字架を建てる

先日、バルト三国を極める旅11日間より帰国しました。 Cross_hill
リトアニアを旅すると、他の国と比べられないほど多くの十字架を目にします。それは、願いをこめて十字架を建てる習慣があるためです。例えば、旧ソ連時代に戦車が置かれていた街中のロータリーには木製の大きな十字架が建てられています。誰の目にも必ず留まる大きな存在は、二度と決してその時代に戻りたくないというはっきりとした意思、そして、旧ソ連時代の犠牲者に対しての深い冥福の思いをこめて建てられたということです。他にも町の至るところ、それも教会でない場所で十字架を目にします。そんな十字架の多い国で大変印象深かったのは、ご一緒したお客様が十字架の丘で建てた十字架でした。 

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2009年10月20日 (火)

夏の終わりのシリア、ヨルダン

Saint_george 夏の日差しが和らぎ、観光中に頬を掠める風が心地よくなってきたシリア・ヨルダンより帰国致しました。赤い実が木になるピスタチオの収穫時期と重なり、店先に生のピスタチオが並んでいました。ベストシーズンといえる時期での出発となりました。
シリア・ヨルダン両国から連想される物・事と言えば何があるでしょうか。世界遺産にもなっている、薔薇色のペトラ、巨大遺跡パルミラでしょうか。この2つの遺跡も歴史があり見ごたえ、迫力は十分ですが、今回はヨルダンのマダバという小さな町にある聖ジョージ教会についてご案内致します。

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