2018年8月 9日 (木)

日本の婚活とは違った、伝統的な婚活方法の残るマラムレシュ地方(ルーマニア)

先日、「ルーマニアとリラの僧院 10日間」から帰国しました。日本のジメジメとした気候とは違い、カラっと晴れていて暑すぎないというのがルーマニアの気候の特徴です。今回のツアーでも、半袖1枚で丁度良い、という日が続きました。

ウクライナと国境を接するルーマニア北部の奥地に位置している「マラムレシュ地方」には、昔ながらの生活と伝統が今でも残っています。この地方の小さな村の人々は、民族衣装を身に纏い、装飾豊かな木造建築の家屋に住んで日々をゆったりと過ごすのです。

ツアーバスでマラムレシュ地方を走行中に時々見かけた、伝統的な民家の庭木にたくさんの色とりどりの「お鍋が吊るされている」という少し面白い光景。これは、その家に娘がいることを表しています。さらに、一番上に吊るされている鍋の色によって意味が異なってくるのです。

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<既婚・未婚を知らせる木>

白い鍋が吊るされている場合は、「この家の娘はまだ独身です。」という意味があり、独身男性からアプローチをする手助けになります。
赤い鍋が吊るされている場合は、「この家の娘は結婚しています。」という意味があり、この赤い鍋を見たご近所の方々は、お祝いの品などを持ってきてくれるそうです。

さて、村を散策していると民族衣装を身に纏った一人のおばあさんが、私たちをお宅のお庭へと招き入れて下さいました。何かと思いお庭へ入ると、そこには昔ながらの機織り機が。おばあさんは、機織り機を使ってバッグや絨毯などを織り、お土産物やに卸しているんだとか。その横には飼料のとうもろこしや色とりどりのお鍋を発見!昔あばあさんがお嫁入りする前に木に吊るしていたものかな、と勝手な想像をしてしまった私。私も、自宅にある木にお鍋を吊るしてみようかな・・・。(近野)

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<マラムレシュ地方の民家>

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<飼料のとうもろこしと木に吊るす為の鍋>

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2018年3月 9日 (金)

世界一過酷な環境で働く勤勉なエチオピアの人々(エチオピア)

この度「ダナキル砂漠、エルタ・アレ火山とエチオピア絶景紀行8日間」より戻りました。

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エチオピアは、歴史家のヘロドトスが「ヒストリア」でエチオピア地方の人々をイティオプスと記録したことが、国名の由来となりました。これは「日に焼けた人」というギリシア語です。エチオピアは確かに暑かった!
今回ご案内したダナキル砂漠は、エチオピアの北部に位置し、2月でも日中40度近くまで気温が上がります。観光中も1リットルボトルの水は手離せません。
エチオピアの方々が日に焼けているのは、この厳しい自然環境で生きていかなければならなかったという不可抗力的な要素が大きいかもしれませんが、私が勝手に想像することには、エチオピアの人々の真面目な性格も影響しているのではということです。
数々の国に添乗に行った私ですが、エチオピアの人は特に親切でとても働き者です。今回訪問したダナキル砂漠にも想像を絶するほど暑い気候の中、勤勉な労働者の集団に出会うことができました。

私達が宿泊するキャンプ場から、ダナキル砂漠の中を4WDで走ること30分。広大な面積の塩湖で、しゃがみながら作業に没頭する集団がありました。彼らは屋根もない炎天下の中、干上がった塩を採掘しているのです。

40センチ×30センチ四方に綺麗に塩を形どっていきます。重さは1個当たり約7キロ!採掘された塩の塊を、ラクダには30個(約210kg)、ロバには15個(約105kg)乗せて、運んでいきます。驚くべきことに、この均等に形どられた塩の塊は物差しで測定されているわけではなく、労働者の熟練の技で40センチ×30センチ四方のブロックが削られてできているのです。
彼らは額に汗をかきながら、懸命に塩のブロックをひたすら削って作っていきます。このような自然環境の中で、過酷な労働に取り組むエチオピアの人々の横顔に、彼らの国民性を感じずにはいられませんでした。

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翌日朝5時30分ごろ、私達は日の昇る前の暗闇の中、宿泊していたキャンプから5分のところにあるラクダのキャラバンが休息をとるエリアに向かいました。そこでは何百ものラクダとロバの群れが、日の出まで体を休めていました。この時間帯は日中の気候が嘘のように、日の出前は乾燥した心地よい風が吹いています。

大半の彼らは、ここから57kmはなれたベル・ハアレの村から、塩の採掘をするために旅をしてきたキャラバン達。一晩ここで休息をとってから、翌日の日の出と共に出発し、昨日訪問した塩湖まで向かい、作業を始めるのです。
日の出は6時50分ごろ。午前10時ごろに塩湖に到着し、夕方4時ごろまで作業を続けます。夕刻になると塩を積んだキャラバンが、列をなして再びベル・ハアレの村まで移動していきます。彼らの収入は1日に200~300ブル。日本円にすると約1000円~1500円ほどです。

私たちが訪問すると、暗闇の中、ラクダたちは眠そうに鳴き声をあげていました。ロバは立ちながら眠るそうで、数匹ずつ寄り添いながらじっとしています。6時10分を過ぎると、随分明るくなってきました。
この頃から紐で数珠繋ぎにされたいくつかのキャラバンは、立ち上がって出発の支度を始めました。動きたくないのか、数匹のラクダは鳴き声をあげながら重い腰を上げて連なる列に従って移動していきます。なんとなく、月曜日の自分と姿を重ねました。らくだは立ち上がると、想像よりも背が高いことに驚きます。

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全てのキャラバンが動き始めたのは、丁度6時50分ごろ。私達は、一日の始まりを告げる太陽を横目に、黙々と出勤していくラクダのキャラバンを眺めながら勤勉な彼らの背中を見送りました。(堤)

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2017年3月31日 (金)

技術の国で「大人の社会見学ツアー」開催!!(ドイツ)

できたてホヤホヤのアウディ新車

先日「ドイツ技術の粋に触れる、自動車博物館とビール工場見学」のツアーから帰国しました。
ドイツと言えば、何と言っても自動車とビールで有名です。

今回のツアーでは、ミュンヘンの老舗ビール醸造所(もちろん最後には試飲もありました!)とBMW本社に隣接する博物館やベンツ、ポルシェの本社があるシュトゥットガルトでは博物館やアウディ工場を見学してきました。
この大人の社会見学の中で最も印象に残ったのが、アウディ自動車工場の見学でした。
見学はロール状の鋼板が工場に納入されるところから始まります。
ドアやボンネット、屋根など車体の各部がものすごい圧力で鋼板を押しつぶすプレス機から次々と生み出されてきます。最初に見た単なる材料でしかなかった鋼板が、機械を通ると立派な一つの部品になって現れるのです。
この変化、変身が何とも面白いのです。
工場の中盤になるとエンジンなどの機械類が積まれた車体の下部と色付けされた車体上部が合体してクルマが完成します。なんだか大きなプラモデルみたいでおもちゃの車を作っているかのようです。
そして当然のことながら、作業はすべて機械でオートメーション化されていて、寸分の狂いもなく正確に、流れ作業で淡々と進んでゆきます。最後の仕上げのネジ締めでさえも機械化されていることには驚きました。
ペラペラの鋼板から次々と自動車が生み出されてゆく行程を見学するのは、頭では想像できている大人でも充分に見応えがあり、興味深い体験でした。
残念ながら撮影厳禁でしたので、ここではショールームに展示しているピカピカの新車をご紹介させて頂きました。
またドイツでは自動車を購入した後に、工場まで足を運び自分のクルマを引き取る人が多いそうです。各メーカーとも大抵は本社と工場、新車のショールームや歴代のクラシックカーやレースカーを展示した博物館、レストラン更に自社グッズのショップまでがセットになっており、まるで自動車のテーマパークのようです。丸一日を家族で楽しめるようになっているのには感心です。クルマを引き取ることも一大イベントとして、楽しかった思い出と共に待ちに待った新車が自分のところへやってくるのです。うーむ、さすがドイツ。
技術大国ドイツは総合力ではまだまだ日本の先を進んでいる気がしました。(上田)

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2016年1月 8日 (金)

クリスマスに訪れた五島列島、心癒される教会群巡り

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先日、「イルミネーションに輝く 五島列島巡礼の旅4日間」の添乗より帰国致しました。
いよいよ今年の7月、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が世界遺産登録の可否が審議されます。五島列島には、そのキリスト教関連遺産として中通島の頭ケ島天主堂、奈留島の江上天主堂、久賀島の旧五輪教会の3つの教会が候補となっています。島は、世界遺産登録に向け、この1、2年でずいぶんと観光客が増えたそうです。

そんな話題の中、私達が訪問したのは、ちょうどクリスマス。24日には厳かな夜のミサも体験しました。この五島列島には50もの大小様々な教会が点在しています。いずれも、キリスト教禁教令が廃止された明治以降に建てられたものだというのですから驚きです。その背景には、16世紀にキリスト教がこの地一帯に伝来して間もなく、秀吉、その後の徳川幕府の禁教令からそれが解けるまでの約250年もの間、迫害を受けながらも細々とその信仰を代々守り続けていたことに繋がります。

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教会内の机には信者の方の聖書や筆記具が置かれており、数時間前にミサがあったと思われるストーブの暖かさが残っていたりと、どの教会も地元の方々の生活の一部になっているのだと感じました。夜には、素朴ながらもクリスマスを祝うイルミネーションが教会に灯され、深い夜の中で静かに輝いていました。

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五島列島はもちろん、教会群を巡るだけではなく、美しい海、そこで獲れる新鮮な海の幸を存分に楽しめるのも魅力。これから春を迎えると五島名産の椿が咲き誇る季節となります。たくさんの魅力がつまった旅でしたが、その中でもやはり一番心を打たれたのは、ひっそりと佇む小さな教会群でした。海外の荘厳な大聖堂や豪華な教会を訪れる機会が多い私ですが、今回の五島では初めて感じる神聖な気持ちに満たされました。(帯津)

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2015年3月18日 (水)

2000年もの時をかけて造られ、守られているフィリピン、ルソン島北部の棚田

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先日、ユーラシア旅行社の「麗しのフィリピン大周遊 10日間」の添乗より帰国致しました。フィリピンは大小7000以上もの島々から成る国です。訪れる島によって、その個性や目的も変わってきます。今回は首都マニラがあるルソン島、ボホール島、セブ島を訪れ、それぞれの魅力を体感しました。

フィリピンというと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。透明な海が印象的なリゾート、珍しい動物や自然のある島、山岳地帯の棚田、スペイン時代の街並み、太平洋戦争の傷跡。今年は戦後70年。最近、フィリピンのレイテ島沖の海底から、戦艦武蔵とみられる船体が発見されたというニュースもありましたね。少し想像しただけでも、実に様々な面が浮かんできます。書ききれない程の中で、今回は世界遺産にも登録されているバナウェの棚田をご紹介したいと思います。

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ルソン島北部に連なるコルディレラ山脈。あぜ道の総延長は地球の半周にも相当する距離といわれる棚田群は1000m以上もの山々の急な斜面を利用し、山岳民族イフガオ族により2000年もの歳月をかけて築き上げられたといいます。山脈のほぼ中央に位置するのが今回2連泊をしたバナウェです。ルソン島の山岳民族イゴロット族(ハンギングコフィンという独特の埋葬習慣などの伝統文化を残す)の村サガダやボントック訪問後、向かったバナウェ。だんだんと雲が増えてきたかと思うと途中の峠では霧に包まれて真っ白!心配しながらバスを走らせバナウェを見下ろすビューポイントに到着。先ほどまでの霧もなく、眼下に広がる棚田を見渡すことができました。山に囲まれている為、天気が変わり易い地域。なかなかラッキーでした。

翌日は、朝方は雨でしたが、徐々に回復。ジープニー2台に分乗して出発!ジープニーとはフィリピンでは一般的な交通手段である乗り合いバスのこと。第二次大戦後、米軍が置いて行ったジープを改造したのが始まりとか。現在は、日本車のエンジンを利用し車体を改造したこの乗り合いバスが至る所で走っています。狭い山道もガンガン進んでいきます。目的地のバンガアン村に到着。100人程が暮らしている集落に向って棚田のあぜ道を下って行きます。細いあぜ道はコンクリートで舗装されているので歩き易いのですが、景色に見とれて写真を撮っていると田んぼに落っこちそうになるので注意が必要です!田んぼの水に空と雲が映り、雲が動くたび、日が差し込んで、田んぼはまるで、キャンバス。刻々と移り変わる色は自然が創り出す絵画のような美しさでした。涼しかった朝に比べ、村に着く頃にはすっかり暑くなり、往復でよい運動になりました。

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昼食後、午後は再びジープニーで山越え、谷越え棚田を求めて走ります。天気も良くなってきた為、バナウェから約1時間程移動しハパオ村へ行ってみました。ハパオ村の棚田も世界遺産に登録されているコルディレラ棚田群の一つです。バナウェやバンガアンに比べると高低差というよりは、横に広がりがあります。棚田の途中に集落があり、赤い服を来たとても高齢と思われる女性が腰を曲げて下から上がって来るのが見えました。見入ってしまう程、その足取りが力強かったのが印象的です。

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短い滞在ではありましたが、いくつかの村を訪ねることができ、村や棚田の風景を満喫しました。棚田は世界危機遺産にも登録されています。これ程の規模で各地に広がる棚田を維持していくのは本当に大変な仕事です。イフガオの人々の功労を称え、この美しい棚田の景観が守られることと、共に彼らの生活もより良くなることを願いこの地を後にしました。

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2014年7月 8日 (火)

モンゴルの移動式住居「ゲル」(ユーラシア旅行社で行くモンゴルツアー)

先日、ユーラシア旅行社で行く「モンゴル紀行 8日間」のツアーより帰国致しました。モンゴルと言えば、ほとんどの方が360度見渡す限り大草原、と想像される方も多いと思います。実際はと申しますと、首都ウランバートルはここ数年近代化の波が押し寄せてきており、有名ブランド店が入っているショッピングモールなど続々と完成しており、高層マンションも郊外へと延びてきております。ただ、ウランバートルから車で移動して1時間も経たないうちに、先述の大草原が広がり、そこには羊、ヤギ、馬などの家畜が放牧されている様子も見ることができます。そしてモンゴル、大草原と言って忘れてはならないのが、移動式住居「ゲル」であります。このゲルはチンギス・ハーンの時代からずっと変わっておらず、季節ごとに移動して家畜を放牧させるため、このような形式になっております。組み立て及び解体も容易で、組み立てに至っては大人3人で1時間~1時間半あれば完了できるそうです。ちなみに釘は1本も使われておりません。なおゲルの引っ越しは、通常ラクダに運ばせていますが、最近では車で運ぶ家庭もあるそうです。

ツーリストキャンプのゲル

私たちは2か所(南ゴビとブルド)のツーリストキャンプにてゲルで宿泊しました(ツーリストキャンプとは、草原の中に作られた旅行者の休憩・宿泊用の施設のことです)。中は至って質素で、ベッドが3~4つあり、天井から電球が1つだけぶら下がっており、また部屋の真ん中には煙突つきストーブが置かれております(ちなみにこの時期でも朝晩は冷え込むため、このストーブが大変重宝しました)。トイレやシャワーは当然ゲルの中にはありませんので、別棟に設置されています。

ゲル組み立て①

そして今回ブルドのツーリストキャンプにて、ゲルの組み立てを体験することができました。ただすでに壁材(格子状の組み木)はセッティングされていたのでそこからスタートです。まずは2つの柱と天窓を設置しますが、これは必ずそのゲルの主がやらなければなりません。次に壁材と天窓を支えるために梁をつけていきます(針は通常88本ですが、ゲルの大きさにより前後します)。続いて、屋根の部分を布で覆い、その上に羊の毛でできたフェルトをかけ、更に壁も布で覆います。その後屋根から雨除け、更にその上から白い布をかぶせ、壁を紐で固定し、最後に壁の下に布で覆い完成。途中からということもありかかった時間は30分程度でした。

ゲル組み立て②

さてこのゲル、実際に購入するといくら位になるのか聞いたところ、約20万円程度とのことです。実際に欧米からの観光客で購入される方もいらっしゃるそうです。私もお金と土地さえあれば買ってみようかな・・・と思いましたが、日本の気候だといろいろと大変なので思いとどまりました。もしご興味のある方、「別荘」に1ついかがでしょうか?(斉藤信)

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2014年3月 5日 (水)

次期世界遺産候補、ドンラム村を訪ねて(ユーラシア旅行社で行くベトナムツアー)

ユーラシア旅行社のベトナムツアー、ホーチミンのベンタイン市場

先日、「ベトナム四都周遊 世界遺産巡りとハロン湾クルーズ 9日間」より帰国しました。ベストシーズンのベトナムを南部のホーチミンから北部のハノイまで大縦断。ホーチミンでは、フランス統治時代の面影残る街を散策、中部では、どこか懐かしさを感じずにはいられない古都ホイアンや世界遺産ミーソンを巡り、北部では霧がかかる神秘的な世界遺産ハロン湾をクルーズ。肝心なところでは、いつも天候に恵まれ、ベストシーズンのベトナムを満喫しました。

ここ数年、ベトナムに行くと毎回感じることは、行くたびに新しい近代的なショッピングセンターや商業ビルが増えていきます。現地では便利になり、生活が豊かになる利点がある反面、ベトナムらしさがなくなってきているという残念さもあります。そんな近代化の波に負けず、北部ベトナムの伝統的な集落を残すドンラム村を訪ねました。

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2013年12月 5日 (木)

大人気のフォトスポット、ヴィッタラ寺院の山車(ユーラシア旅行社で行く南インドツアー)

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先日ユーラシア旅行社の「南インド大周遊 12日間」のツアーから帰国致しました。
インド南西部に位置するカルナータカ州。州都はIT産業の拠点であり「インドのシリコンバレー」とも呼ばれるバンガロール。そのバンガロールから途中までハイウェイを通り、その後田舎道を走ること約8時間。そこに小さな町ホスペットがありますが、そこからさらに30分走ったところにハンピの遺跡群があります。
ハンピは14世紀から17世紀にかけて南インドのほぼ全域を支配していたヴィジャヤナガル王国の都で、最盛期には人口が50万人にも及んだと言われています(現在のハンピは小村ですが)。トゥンガバトラー川南岸に位置する岩だらけの荒野に人為的に造られた都市でしたが、1562年にイスラム勢力の侵攻を受け廃墟と化しました。現在は26㎢の広さに渡って40ほどの遺跡が残っています。

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2013年11月26日 (火)

インドを知るにはバスの車窓からが一番(ユーラシア旅行社で行くインドツアー)

ユーラシア旅行社のインドツアー先日、ユーラシア旅行社の「インド八大仏跡巡りと三大仏教美術館13日間」の添乗より帰国致しました。

お釈迦様の足跡を辿る八大仏跡の旅・・・。ネパールにある生誕の地ルンビニから入涅槃のクシナガルまで仏教の聖地を訪れるツアーですが、聖地に関してはこのブログに既に書いてあるのでそちらをご参照ください。
ユーラシア旅行社のインドツアー
さて、仏跡を訪れるこのツアー、実はもう一つの楽しみがあるんです。
聖地は必ずしも全てが近くにある訳ではなく、八大聖地を全て見てまわるには、バスでの大移動が必要になります。全行程でおよそ1800kmほど。
つまり、インドの田舎の風景を車窓から楽しむにはもってこいのコースなのです。
しかも旅の最初はコルカタに行くのでコルカタからベナレスまでは寝台列車にも乗りますので、移動そのものを楽しむ事ができるツアーでもあります。

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2013年11月14日 (木)

飲んで巡る温泉、チェコ(ユーラシア旅行社で行くチェコツアー)

ユーラシア旅行社のチェコツアー、カルロビ・バリで温泉を飲む人々先日、ユーラシア旅行社の「チェコ、スロヴァキアの美都とハンガリーの大平原 10日間」より帰国しました。
日本よりも一足先に黄葉した3ヶ国を巡ってきました。
 

チェコには温泉が多いということをご存知でしょうか。
チェコの西部に昔あった火山の名残で温泉が多いのですが、中でも最も訪問客が多いのは、プラハからさほど遠くない、カルロビバリという街です。
ここには年間約100万人もの観光客や治癒を目的とした人々が訪れます。
ただ、日本の温泉と異なるのは、“飲む温泉”だということです。

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