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2010年2月22日 (月)

水の都より

戻りました。

Crouseblog

この時期はカーニバルということで、水の都ヴェネツィアは仮装した人々で溢れていました。最近はヨーロッパの華やかな貴族を彷彿とさせるドレスだけではなく、かぐや姫か?と見まごう美女(?)も登場。

さらには、彼らをモデルに本格的に写真をとるカメラ小僧(?)も登場。あらゆる場所で仮装した人が闊歩し突如始まる撮影大会。

世界有数の観光地ヴェネツィアが最も盛り上がる季節のひとつではないでしょうか?

さてそんな水の都ヴェネツィアは、沢山のクルーズ船が発着する港町でもあります。水路が行く本も走る街のくすんだ赤い屋根と淡い水色のコントラストは訪れるものを大いに魅了します。

Crouseblog2 この時期は街を歩いていると、突然タイムスリップしたかのような錯覚に陥ることもあります。仮面をつけ、貴族の衣装を身にまとい、優雅に歩く人々の群れを見ていると、在りし日の貴族達の華やかなりし頃に思いをはせてしまいそうになります。

ヴェネツィアは中世から19世紀、ナポレオンに支配されるまでの約1000年間、独立を貫いた誇り高い都市国家でした。この街で、かの有名なマルコ ポーロが生まれ、聖地回復の名の下に行われた十字軍の裏で多くの商人が、暗躍していたのです。

いつか乗船したら、ぜひこの街の風景を見てください。

良くも悪くも多くの歴史を抱えながら、今も美しく聳え立つ「水の都」ヴェネツィアの優美で繊細な風景を一望できることでしょう。

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