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2010年3月26日 (金)

歌舞伎座

Blog2 が、老朽化のために立て直されてしまうため、3-4月はさよなら公演で大賑わいです。

私は学生の頃、たまに「一幕見」という立ち見で見ることができる、当日券を買って観劇していたものですが、仕事を始めてからは添乗という仕事の関係上、なかなか時間が上手にとれず、見に行かなくなってしまいました。

なくなるとなると、なんだかちょっと寂しいきもしまして、何年ぶりかと思うくらい久しぶりに見に行くことにしたんですが、いまやインターネットからクレジットカード決済で席が割と簡単に取れてしまうので、便利だなっと思いました。

日ごろから外国船や海外添乗ばかりに行っておりますと日本の伝統的なものを知らないまま月日が流れてしまったりします。

添乗でクルーズツアーへいくと、お夕食後に船内ショーに行くのが本当に楽しみです。
ミュージカルやマジックショーなどがとても近く、比較的ゆったりとした席で場合によってはカクテルを飲みながら観劇できるので、結構贅沢です。

海外の華やかなショーや素晴らしい舞台装置にも目を引きますが、歌舞伎座の、人の手による幕引きや幕落としの見事さは、これからも続けてほしいなぁとおもいます。

今回はお昼の2部のものを見ましたが、「筆法伝授」と「弁天娘男白浪」という演目でした。
筆法伝授は菅原道真公が無実の罪を着せられてしまうお話です。舞台装置がくるくると変わります。
「弁天娘男白浪」は菊五郎が武家の娘に扮して、呉服屋さんからお金をふんだくろうとする話です。女装がばれて弁天小僧が正体を見せるときに突然、菊五郎の声がガラッと変わるシーンは最高の見せ場だと思います。
その後のこまごましたシーンは割愛されてはいましたが、豪華な役者さんたちによるテンポのいい演技は、「粋」な感じでした。

しかしながら歌舞伎はお席が高い・・・。花道をしっかり見たいなら早く申し込んで前のお席を手に入れるか、桟敷にしないといけないのかな、と思います。(幕見は安いのですけど足が痛くなりますしね・・・)

ただ、歌舞伎の演目は、このお話は次の「○○」という演目へ続きます、ということが多いので一回見始めますと、来月もみないと不安になります。それで、来月はもうお席は取れないと思いますので、幕見に行ってしまおうかな・・・と考え中です。

難しいとは思いますが、歌舞伎の簡易的なお芝居などが船内でも見られたらいいなぁと、ふと思ってしまいました。そしたら、前夜の続きをしてもらえますので、お徳なのになぁ。

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