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2010年3月 2日 (火)

かわいらしい動物達

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突然ですが、皆様は動物が好きですか?

私はテレビなどの動物特集はついつい見てしまいますが、実はさほど詳しくありませんでした。

しかし!アフリカの大地でサファリドライブを行ったときに、たまたま出産中(!)のインパラ(だったかな?)に出会いました。

生まれたばかりの赤ちゃんが自力で立ち上がり、少し離れたお母さんのもとへ行くまで、お母さんインパラはジッとその場を動きませんでした。

そこに生命の強さというか生きることの過酷さを見たような気がしたものです。

今回、添乗員ブログに南極のことが載せてありますが、極地に生きる生き物達は本当に素晴らしいです。

Tny4

12月から2月にかけてが南極を訪れるベストシーズンですが、このときにペンギンたちは子育てのために陸地へ上がります。

海から飛び出し、おなかでドスンと地面に身体を投げ出し、おもむろに左右に頭を振りながら歩く姿は本当に愛くるしいです。。

この寒い中、身一つでよくもまぁ冷たい海の中へ入るものです・・・。でも海の中こそが彼らの生きる場。その為、寒くないように彼らにはたっぷり脂肪があります。

営巣地「ルッカリー」と呼ばれる彼らの巣は、海の危険から赤ちゃんを避けるために海から離れているのですが、その雪の斜面をおっちらえっちらと登っていく姿はとてもかわいいです。

たまに歩きつかれたのか、立ち止まり、ため息をついて(イメージ)おもむろにおなかで滑り出す子もいます。彼らが苦手な陸地を一生懸命歩くのは、ひとえに赤ちゃんのため。

卵の時には、周りの鳥たちから食べられないように、お父さんとお母さんが交代で暖め、なかなか卵の姿を拝むことは出来ません。ペンギン達はつがいで一年に一個の卵しか産まないのです。

基本的に集団のなかで子育てをしていますので、南極クルーズではその営巣地にお邪魔をします。そうすると、沢山のペンギンたちの王国へお邪魔する形になるのです。

人間を恐れない彼らはまさにペンギンの世界で生きています。南極では人間の都合はほとんど考慮されません。ここは、ペンギンやアザラシや、小さな小さな苔や海鳥たちのための世界だからです。

同じく北極も、(こちらは7月がシーズン)白と青の世界です。

ここにはイッカクと呼ばれる角のような牙を持つクジラや陸上最大の肉食獣、ホッキョクグマがいます。

陸がない北極で生きるホッキョクグマは、年々の温暖化で夏場の狩の場がなくなってしまうかもしれないのだとか。赤ちゃんのホッキョククマは白くてふわふわしていて、本当にかわいらしいです。

動物園で見るのとはまた違う、広々とした大自然の中で生きる動物たちの姿が愛らしく見えるのは、彼らが厳しい環境を自分たちのものとして、たくましく必死に生きているからでしょうか。

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