三井昌志氏写真展へ~メコン河クルーズ~
先週、メコン河クルーズで同行する三井氏の写真展をご紹介しましたが、本日が最終日でしたので、ご挨拶へ伺いました。
この間は初日の午前中にご挨拶に伺いましたので、お客さんも少なかったのですが、今回はとても沢山のお客さんがいらしていて、大盛況でした。
インドやバングラディシュ、ミャンマー、カンボジアやベトナム、そして、現在「リキシャ」で日本1周を続けているのですが、そこで出会った働く人々の姿を様を写した写真が展示されています。
おとずれた皆さん、それぞれ惹かれる写真があるようで、ジッと立ち止まって見つめていたり、ご友人同士で感想を述べ合ったりされていました。
私もその中で特に好きな写真が2枚ございました。せっかくなのでブログにのせる許可を頂きました。
一枚目はこちらの最初にのせた浜辺でロープを引く3人の男女。
インドのとある州のものですが、彼らの腕の引き締まった筋肉と、女性の背中のしなやかさ筋肉が赤いサリーにものすごく映えて、引き寄せられたんですね。
足を踏ん張り、リズミカルに3人でロープを引いているのですが、その先にあるのが漁船なのか網なのか洗濯物なのか、さっぱりわかりません。「はたらくひと」なんだろうなと、写真展のテーマから想像できます。
特にこの3人の楽しげな表情が好きです。
労働というものは基本的に「楽しい」ものではないかと思いますが、「手ごたえ」、「達成感」を得たときに「楽しい」と感じるときってあると思います。(まぁ感覚的なものですが)
写真のこの方々が実際どういう方かはわかりませんがなんとなく、「はたらく」ってこういう感じだよなぁ、と思ったわけです。
二枚目はバングラディシュだったでしょうか。精米所で「はたらく」女性です。
女性の笑みひとつ浮かばない表情と古い機械が浮かび上がる室内。なんだか、心が惹かれました。
この機械は全部現役。女性が抱えている壷?のなかには精米前のお米が入っているのかもしれませんし、精米後のお米かもしれません。
わざわざポーズをとったのか、一瞬の動きを切り取ったのか。
とっても不思議です。
期間中、三井さんはずっと会場内にいらっしゃっていて、訪れたお客さんと親しげに話していました。ご年齢も様々でした。若い方が、三井さんに真剣に写真の感想と共に自分の人生のことを話している姿とそれをやさしく受け止めていらっしゃった三井さんが、なんだか印象的でした。
写真展は無事に終了し、三井さんはまた日本1周の旅へ向かうかと思いますが、きっとまた素敵な「はたらきもの」のワンシーンを切り取ってこられるんじゃないかと思います。
三井さんのファインダーに見える世界を少しでも肌で感じて見たい方、三井さんとメコン河クルーズへ行ってみませんか?
催行決定でさらに残席わずかという人気ップリです!
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