« ラグジュアリクルーズ~食事編~ | トップページ | 北極点到達ツアーの出発日 »

2010年10月22日 (金)

駱駝に出会うクルーズ

Camel 突然ですが、駱駝は好きですか?

私は、実は駱駝が結構好きなのです。
それも中近東の一瘤(ヒトコブ)駱駝が。

何が好きかというと、あのスラッとした立ち姿がスマートでいいと思うのです。

駱駝は砂漠の船とも呼ばれ、車のなかった時代、馬よりも重宝しました。でも、じつはかなり気まぐれな気分やさんな方々らしく、気に入らないと騎手のいうことをきかずに座り込んじゃったりするそうです。

初めて駱駝に乗ったとき、、前に後ろにゆっさゆっさと起き上がるので、しっかりつかまっていないと転げ落ちてしまうかと思いました。

でも駱駝が立ち上がった瞬間、その高さに、そして砂漠の空の中に、爽快な風を感じたのです。

Photo 駱駝と砂漠の民の関係は深くて長い歴史があります。頭でわかっていても、本当にそうだなって自覚したのは、初めてペトラへ訪れたときかもしれません。
そこには、足しか残っておらず、大分風化しておりましたが、隊商隊の商人と駱駝の彫像がしっかり残っているのです。

先日、久しぶりにペトラへ参りまして、再びこの駱駝の彫像に出会えて、妙に嬉しかったものです。

駱駝は本当に素晴らしく、沢山の水を飲み貯めできるし、砂漠のとげとげの硬い草をぼりぼりと食べて、そのわずかな水分で身体を持たせることも出来るし、重い荷物も運んでくれます。
第一次世界大戦の時も大活躍でした。

さてさて、クルーズで駱駝に出会うなんて、ありえないと思っていませんか?
でも、アラビアンクルーズの売りの一つはこの駱駝サンなのです。

色鮮やかに飾られた駱駝さん。
いきなり大きな口をあけないようにきちんと口の覆いをかぶせておとなしくしていますので、ぜひとも一度、会いに行ってみてください。

乗るのにはコツがいりますし、高さもあるしということで、本当に気をつけていただかないといけませんが、ベドゥィンが感じている砂漠の風を、少しでも楽しむことが出来るかもしれません。
Camel1




このサイトのあなたのレビュー!

にほんブログ村 旅行ブログ 船旅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ その他珍しい旅へ
にほんブログ村

|

« ラグジュアリクルーズ~食事編~ | トップページ | 北極点到達ツアーの出発日 »

つれづれ」カテゴリの記事

コスタクルーズ」カテゴリの記事

アラビア海 」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。