北極点到達を最初に果たしたのはだれ?
北極点に最初に到達し、歴史的偉業を果たしたのはピアリーだといわれています。
ところがそれより前にクックという人が北極点に到達していたと主張しました。
彼は講演を沢山行い、合衆国でヒーローになったわけです。
ところが!これにピアリーが噛み付きます。
「彼は北極点に到達していなかった」と。
19世紀半ばから20世紀初頭、世界は探検冒険ブームでした。
「地図上の空白をなくせ」
多くのヨーロッパの探検家がチベットやらヒマラヤやらゴビ砂漠など、ユーラシア大陸の中央部分(地形が険しく未知の世界だった)へ旅立ったのです。
世界は詳細な地図を手に入れ、それをもとに領土を広げたい各国の思惑が動く中、更なる「空白」を埋めるべく探検家はスポンサーを探し旅を続けました。
そのブームの中で、いよいよ最後の真打として登場したのが、北極と南極でした。
南極は大陸でした。そのため、寒さと移動の大変さに苦しめられながらも、気がつくと自分の位置が著しく違う場所にいる、などということは、位置をしっかり把握していれば大丈夫でした。(もちろんそんな簡単なことではありません)
北極到達の困難さは「氷の上にある」ことでした。
そのため、沢山の後援者とお金を使っても、ピアリーは6回も到達に失敗したわけです。
その6回の間にはクックも隊員として参加したのでした。
そのクックとピアリー、この二人の間に何があったのか?
クックは北極に到達していた事実をピアリーに消されてしまったのか?
真実は???
ということで明日の夜に続きます。
ちなみにこれはNHKハイビジョンのプレミアム8の「時空タイムス編集部」の内容のご紹介です。
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