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2010年12月 7日 (火)

郵便のこと~歴史のうねりで発展した意外?なもの~

皆様、海外旅行に行ったら、思い出に何をしますか?
地図を買ったり、お人形を集めたり、とっておきの写真をとったり…。

いろいろありますが、私は絵葉書を出すのが好きです。
郵便制度のおかげで、海外から葉書を出しても、結構な割合で自宅に届くようになりました。(時には届かないこともあります、残念ですが)

ではでは、この郵便制度、どうして発展したかご存知ですか?
実は、あのヨーロッパのハプスブルク家の発展と大きくかかわっている模様です。

ハプスブルクって実は近代ヨーロッパを君臨した王家中の王家という感じですが、元々の祖先はスイスのさして力もない貴族でした。

12-3世紀、今のドイツあたりは領邦国家という、都市国家が沢山あって、その都市の間の土地や街々を神聖ローマ帝国の皇帝が支配するという、ちょっと複雑な事情でした。
この皇帝はしかも選挙で選ぼうというものだったのですが、一応皇帝です。即位すれば世襲でないにもかかわらず、大きな力を持ちます。しかしながら領邦国家の「主権」を侵すことが出来ない、残念ながらやや力の弱い皇帝でした。

しかしながら皇帝は皇帝。領邦国家にはない既得権益が沢山ある、魅力的な部分も多かったのです。
そのため、いろいろな争いや利害関係で一時期皇帝のいない大空位時代というものが生まれました。

長い期間を経た結果、近隣で一番力のない、各諸侯が御しやすいであろうと思われたハプスブルク家のルドルフが即位することになったのです。紆余曲折ありましたが、世襲でなかったはずの神聖ローマ帝国皇帝位は、いつの間にかハプスブルク家の世襲になってしまったりと、ハプスブルクはあれよあれよと力を付けていったわけです。

そうしてハプスブルクは結婚や戦争、外交によって大きく発展し「日の沈まぬ帝国」を築くわけです。
まさに時代がハプスブルク1色になりそうなときに、郵便制度が生まれたのだそうです。

詳しい内容は、本を読んで頂ければいいに決まっていますが、さらっと、書いてみますと、用は戦争に勝つにはより速く「情報」を手に入れることが重要であった。その「情報」手に入れるためにどうしたらいいか?

通常の物資を運ぶのでしたら河を使ったでしょう。
ヨーロッパは基本的に河川貿易で栄えたのです。しかし、多くの河川を運河を作り舟を増やして整えるのは、お金がかかります。

当時の君主は大抵お金がなく、給料の支払いが滞ることもしばしばでした。
予断ですが、南米の銀をヨーロッパに持ち込み、貨幣価値を落としたスペインのフェリペ2世(スペインーハプスブルク家)なんて、人生において2回も国家破産宣告をしているわけです。

国家で破産。。。しかも2回も。
スペイン王家に大名貸ししていたプロイセンのフッガー家(確か)は有名な商人ですが、これをきっかけに没落したといわれいます。
まぁ当然でしょう…投資して何一つ回収できないどころか、マイナスになったなんて、、、気の毒です。

と、脱線はおいておいて。

今日のドナウ河の河を行くと川沿いにお城が沢山あるんです。これは税金を取っていた関所みたいなものでした。

河というのは、商品を運ぶための重要な交通網だったのです。

しかし、手紙、書簡は重くありません。馬をすっ飛ばしたほうがはるかに早い。
しかも、「日の沈まぬ帝国」への第一歩、カール5世(スペイン王カルロス1世)の前の時代、マクシミリアン1世は最初の結婚でネーデルランド(オランダ)を次の結婚でミラノが手に入りそうでした。

このとき、横槍をいれ、必死に力の均衡を保とうとしたのがお隣、フランスのシャルル8世でした。
マクシミリアンが本拠地にしていた場所は、内陸でした。彼の支配地域はネーデルラント以外は内陸。つまり、船を使うのは時間がかかります。そして目立つ。

こうして馬を乗りついて情報を届ける郵便制度の第一歩が生まれてきました。

というわけで続きは次回です。

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