【共通テーマデー】もしも私が海外の町に住むとしたら・・・
なぜイスタンブールか?
使い古された言い訳で恐縮ですが、歴史好きの私にとって、国や民族の興亡が凝縮された街並みや史跡は、歩いているだけで背中からぞくぞくしてくる(風邪ではありません)くらい感動的なためです。
初めてアヤ・ソフィアを見た時の感動と興奮は今も鮮明に覚えています。大人の男性が10人とは言いませんがでもそのくらいで手を繋いでぐるりと輪になれるくらいのどっしり構えた円柱ですら勿体無くなくて触れられなかったわけなのです。そのぐらい、数百年という歴史の深さ・重さ、そして重なり合ってうまれる奇妙な美的感覚に感激していたのです。
まぁ、いまでも、いろんな街へ行くたびにちっちゃな歴史を感じては感動し、大きな歴史を感じてはびっくりしたりしているわけですが…。
当時はまだ、不勉強で、教会なのにモスクだった、という部分にただ感歎の思いを抱いていました。ブルーモスクも素晴らしいですが、イスタンブールには沢山のモスクがあります。ボスポラス海峡からみるイスタンブールの街には沢山のモスクドームが見えて、とてもエキゾチックです。
ツアーや個人で訪れること、数回。
行くたびにイスタンブールは新しい表情を見せてくれます。
旧市街を一日ただ歩くだけで、どれだけの年月の歴史が垣間見えると思いますか?
ガイドブックに記載されている大きな遺跡や宮殿、モスク以外にも、路地に入ってふと上を見上げてみると、19世紀以前のオスマントルコ期の木枠の窓や、ぼろぼろの壁に出会います。
特にびっくりなのはやっぱりグランバザールです。
住んでしまったら、多分毎日行かないのでしょうけどね。
でも、やっぱりふらふら行ってしまうと思います。
ボスポラス海峡から眺める景色も好きです。
特に城壁を見るのがとても楽しいです。
この城壁をみていると、14世紀にコンスタンティノープルがオスマントルコに敗れてしまった時をまざまざと思い描けます。
あの深い歴史を持つイスタンブールで、しかもグランバザールや、ローマ時代の史跡のそばで、オスマントルコ期のアンティークジュエリーのお店を持って過ごせたら、どんなに幸せでしょうか。
歴史の息遣いを感じる街は見慣れてしまった街並みすらも、ふとした瞬間に遠い過去との邂逅を果たすことが出来そうです。
【共通テーマデー】〔添乗見聞録編〕
【共通テーマデー】〔倶楽部ユーラシア編〕
【共通テーマデー】〔ぶらり秘境探検隊編〕
【共通テーマデー】〔ろまねすく通信編〕
【共通テーマデー】〔パゴタの国からミンガラバー編〕
| 固定リンク
「つれづれ」カテゴリの記事
- 【共通テーマデー】 ~一度は行ってみたい世界の絶景~(ユーラシア旅行社で行くクルーズツアー)(2014.04.01)
- 【共通テーマ】【共通テーマデー】緑が美しい季節 ~アマゾン源流リバークルーズ~(ユーラシア旅行社で行くクルーズツアー)(2014.03.04)
- ソチオリンピックと船の意外な関係(2014.02.06)
- 共通テーマ~春の訪れを感じる風景~(2014.02.04)
- 新年のご挨拶(2014.01.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
初めてのコメント、失礼致します。
私も10年以上前にイスタンブールを訪れました。
歴史への造詣は深くありませんが、ブルーモスクのドームと天をも貫きそうなミナレットの均整の取れた姿に、ぞくぞくっとしたのを思い出しました。
トルコ語を習おうかと本気で思い、結局挫折したことも、このブログで思い出しました(笑)。
投稿: ぎゅないどぅん | 2010年12月 5日 (日) 14時12分
ぎゅないどぅん様
おはようございます。コメントありがとうございます。
イスタンブールの街並みでぞくぞくっとした感覚、すごくよくわかります。
私のブログで思い出して頂けなんて取れも光栄です。
トルコ語を習おうとまで思ってらっしゃったということは、かなり「ぞくぞく」されたのですね!
又覗いて下さいませ。
投稿: クルーズコンサルタント | 2010年12月 6日 (月) 10時34分