煌きのアドリア海を君臨した女王 ドブロブニク
ドブロブニクは海上の中継貿易都市として栄え、発展し、共和国としての平和で豊かな国家を謳歌していました。同じくアドリア海の女王といわれたヴェネツィアと勢力を二分した15-18世紀、ドブロブニク都市国家は最盛期だったと思います。
又、白地に黒ぶちのダルメシアン犬の原産地といわれるダルマチア地方は昔からブラックワインと称される濃い赤ワインの産地としても有名です。フルーティーなワインは魚介類との愛称もよく、アドリア海から降り注ぐ太陽を沢山浴びて成長したワインは、飲みやすくて日本人にも好評です。ちなみに私が好きなのはアドリア海のお塩。
この近郊のストンという町は古代から製塩で栄えていたそうです。
多分ここのお塩だと思いますが、お客様と裏通りの小さなスーパーマーケットへ行くたびについつい買ってしまいます。ちなみに安いんです。
アドリア海を走ると、オレンジ色のかわいらしい屋根が連なっているのも見えてきました。宮崎駿アニメの「魔女の宅急便」の舞台といわれているクロアチアの町並みのでも世界遺産に登録されているドブロブニクは、内戦で65パーセントが壊されたといいます。
歴史好きな私と致しましては、戦争でこういう素敵な街を空爆する軍隊がとても許せません。
内戦終了後、市民の協力によりほぼ完全に修復されたという誇り高き世界遺産です。城壁の上からは、ユネスコが寄付した屋根瓦と、昔からの屋根瓦との色の違いが良くわかります。 内戦の傷跡を残しながら、美しい街で逞しく生きる人々。
やはりここは昔からの商人魂があるのでしょう。
人々はしたたかにそして粋に旧市街を守っているのだと思います。
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コメント
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
投稿: 履歴書の書き方の見本 | 2014年1月10日 (金) 12時55分
履歴書の書き方の見本様
お返事が遅くなり申し訳ございません。
古い記事まで読んでくださり、ありがとうございます。
細く長くをモットーに書き綴っていますので、
また遊びに来てください。
ありがとうございました。
投稿: クルーズコンサルタント | 2014年3月 4日 (火) 11時42分