インダス文明~海へ向かったロータルの民~
インドはクルーズの寄港地としては少々なじみが薄い場所です。
理由はいろいろあります。
国が大きい。
インドまで行くなら、そこを越えてアフリカまで向かうことが多く日数が長いコースが多いため、乗船しにくい。
それで、なんとなくクルーズ寄港地としてのインドは、ムンバイなどの一部の町を除いて、イメージにないような気がいたします。
しかし、インドはやはり大きくて深い国でした。
いずれ、リバークルーズのお話などもさせて頂きたいのですが、今回は遥か古代、アラビア海を渡ったインド人の先祖の方々のお話です。
そう、インダス文明です。
インダス文明は、世界4大文明といわれる超有名な古代文明の一つです。
恥ずかしながら私は、このあたりの古代史は少々疎く、今回、改めて本をひっくり返して付け焼刃な勉強をしたのですが、その深さを広大さに、頭がおぼれてしまいそうでした。
インダス文明とは、現代のパキスタンからインドのの西北部にかけて、インダス河といまはかれてしまったサラスヴァーティーという河の間の肥沃な土地に広がった一大文化圏だったようです。
ざっとその大きさを見ますと日本の国土よりも遥かに広い文化圏だったことがわかります。
いま、西インドで発掘されている遺跡は二つ。
今日はその一つ、ロータル遺跡の紹介です。
最近のコメント