南極への船旅(ワクワク出発編)
桜も咲き始めて、寒さから少し脱したような陽気です。
寒かった冬の日が懐かしく感じられる?ように、そして、来年の冬のために、今年の一月、の南極クルーズの添乗員さんに想い出を語って頂きました。
「今年もユーラシアの「南極への船旅」が催行されました。
「南極」という言葉の響き。
その音の広がりの中に、いくつもの疑問や好奇心が生まれきます。
そもそも、南極にツアーなどで行けるのかな。
冒険家とまではいかなくても、一部の強靭な体力の持ち主のみに許された世界ではないのかな。
一体、南極に行き帰ってくるまでに、どれほど大変な目にあうのだろう。
いや、そもそも南極にまで行って、一体何が見られるの?
今回は、上記のような疑問に答えながら、究極の船旅とも言える南極ツアーの面白みを、思い出の場面を通して紹介していきたいと思います」
なかなか、期待を持たせる導入ですね。 ちなみに私も初めて南極クルーズへ行ったとき、やっぱりどきどきしたものです。
「それは日本を発って5日目のことでした。甲板に出てみると深いブルーの大海原の向こうに、うっすらと陸地が見えました。それはスミス島という島の一部だと、後で、スタッフが毎日地図上に書き込んでくれる航路で知った訳ですが、終に荒海ドレーク海峡を越え、私達は南極に到達したのです」
おぉ。。。良かった。ドレーク海峡の揺れはどんなものだったかはちょっと、気になりますが…。
「夏とはいえ、0℃近くまで気温が下がる南極海の風はまだまだ冷たく、白い息を吐きながら、近くにいたお客様や私は、これから始まるであろう南極での冒険に胸が高鳴っていたのです。
南極への船旅の醍醐味は、一つは間違いなくこの南極に至るまでのワクワク感です。旅は南極への船旅にお申し込み頂いたその日から始まります。南極の気候はどうだろう。クジラやペンギンに会えるかな。どんな服装がいるのかな。船酔いは大丈夫かな。などなど、期待と不安が入り交じった思いにきっと皆様がなるでしょう。もちろん、現地の気候や服装、持ち物はもちろん南極探検の歴史や自然についても、少し読むのに苦労するくらい資料をご用意致しますので、ご安心下さい」
この気持ちはわかります。確かに南極へ行くと決まったとたんに、そわそわしました。
意味もなく?ペンギンの生態を調べたり、「南極」と書かれた本を片っ端から手に取ったり。
いろいろなことをしたものです。
「そして、いざ日本を出発! 今回は成田からアメリカのアトランタで乗り継ぎ、一 路アルゼンチンのブエノスアイレスへ。そして国内線にて、「世界最南端の町」とも言われるウシュアイアへ向かいます。この港町が、私達の南極探検船の基地になるのです。港に停泊する私達の南極耐氷船「シースピリット」を見たときの興奮もまた、このツアー参加者全員に共通したものに違いないのです。フレンドリーな船内スタッフに迎えられ、無事乗船手続きを終えて乗船カードを首に下げたら、いよいよ南極への紅海が始まります。
さて、次回は気になる南極への船旅の船内ライフをご紹介したいと思います」
なんだか出発前のワクワク感がとても感じられました。
次回も楽しみです!
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