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2012年2月 6日 (月)

カナリア諸島・テネリフェ島からこんにちは。(スペイン領)

25周年記念特別企画のクルーズが大好評です。

Qm24 1月上旬に大西洋に浮かぶカナリア諸島やマデイラ島のクルーズに出ていた社員が戻ってまいりました。

今回はMSCファンタジア号にて、大航海の舞台ジェノヴァ港から大西洋へ向かう航路でした。

というわけで、どんな旅になったか報告してもらいました。

「先日、ユーラシア旅行社の「地中海からカナリア諸島とマデイラ島への船旅」より帰国致しました。今回は、MSCファンタジア号にてジェノヴァ港から出港しました。その後、スペインのバルセロナ、ジブラルタル海峡を通過し終日航海を経てモロッコのカサブランカ、カナリア諸島のテネリフェ島、マデイラ島、スペインのマラガ、ローマ近郊のチビタベッキアから最終寄港地のジェノヴァまで戻ってくるという1112日の船旅でした。」

なるほど、長い航海だったのですね。

このなかで、4日間が終日航海日、つまり船上で楽しむ日でした。

船内でどんなことをして過ごしたかは、改めて報告してもらいましょう。

「MSCファンタジア号はカジュアルな雰囲気の船ですので、初めての船旅の方には、お洋服の心配などが少なくお勧めです。通常の船旅の場合には、フォーマルのお洋服をご用意頂く日があります。MSCクルーズの場合にもフォーマルナイトは有りますが、インフォーマル(男性はジャケット着用、女性はワンピースなど)の装いでございますので、ご参加頂きやすいと思います。」

今、いわゆる高級感のあるラグジュアリー船でも、ツアーでご案内できるようになってまいりまして、いわゆる「フォーマル」の基準はどんどんゆるくなってきていますね。ただ、「フォーマルな装いの日」というのはその日の船の雰囲気に服装を合わせることを楽しむものです。普段とは違う姿で夜を楽しむ、というのも船旅ならではですよね。

いきなりタキシードでは、ちょっと用意も大変ですが、MSCはその点、気軽にフォーマルナイトを楽しめますね。

では、今回の寄港地に関して聞いてみたいと思います。

「本日は、カナリア諸島最大の島、テネリフェについてご紹介させて頂きます。カナリア諸島は、大西洋に浮かぶスペイン領の島々で、アフリカ大陸のモロッコの西約100kmの沖にあります。年間を通して暖かい場所の為、ヨーロッパから沢山の人々が毎年訪れます。そして、このテネリフェ島において最も興味深く重要なのは、その自然にあります。元々大陸と繋がっていたのが海を隔てて島となった為、固有の植物などが多く自生しており、環境保全においても非常に重要場場所となっています。」

Photo_4 テネリフェでは、船会社ではなくユーラシア旅行社独自のオプショナルツアーをご案内させて頂きました。その様子を話してもらいました。

「今回は、自然豊かなテネリフェ島にあって、スペイン最高峰のテイデ山(3718m)にも足を伸ばしました。サンタクルス・デ・テネリフェ港に到着し、テイデ山へ向けてバスは進んで行きます。豊かな森には、カナリア松が多く見られます。カナリア松は、名前の通りカナリア諸島にある松で、通常2本の松の葉が、3本という特徴が有ります。さて、テイデ山へ向かうバスはどんどん標Photo高を上げていき、2000mを越えてくると、自生している植物も種類が異なってきます。そして、2700mのところではほとんど石ころばかりの景色となっていました。ここからロープウェイに乗って3555mまで一気に上ります。この日はあいにくのお天気ではありましたが、目の前には雄大な、壮大な自然が広がります。テイデ山は、非常に大きなカルデラの中にある山で周りを火口に囲まれています。山の頂上部分を見上げると、丁度雲が切れ、青空が顔をのぞかせてくれました。青空にくっきり浮かぶ茶色いテイデ山がとても綺麗で、ご一緒したお客様からは想像以上に素晴らしい景色だったとお言葉を頂きました。小さな島で街からはそれほど離れてはいませんが、想像を超える自然と雄大な景色が迎えてくれるのも、この島の魅力です。」

私も、テネリフェのテイデ山は好きな場所です。実はスペイン最高峰という、意外な?事実もあります。

「テネリフェからバスで約20分のところにサンクリストバル・デ・ラ・ラグーナという世界遺産に登録されている街が有ります。バスを降りて、コンセプション教会の裏側から街歩きが始まります。石畳の道、両側には高い壁の家々が連なります。ラテンアメリカの街に似ているなと思った方も多かったようです。それもそのはず、この街はスペインが新世界での大都市建設の際にどういう都市を建設するかのモデルとして建設したと言われている非要塞型都市なのです。」

スペインは、大航海時代、かの有名なコロンブスに資金を出し、南米への足がかりを作るきっかけを得るわけですが、広大なアメリカ大陸の都市建設だけでなく植民地経営のモデルにしたとも言われているのです。

「カナリア諸島は、固有の植物が多いのですが、街を歩いているときに面白い植物を見つけました。ドラゴンツリー、竜血樹という名前の植物です。一見すると「木」に見えますが、テキーラの原料であるリュウゼツランの仲間で、年輪がないので木ではなく植物なのです。このテネリフェ島に住んでいた原住民の人々は、幹に傷をつけると赤い樹液が流れることから、神聖な木であると考えていたようです。」

小さな島ですが、島独自の自然や街の景観を楽しんできたみたいです。

クルーズで気まましながら、ツアーの手軽さも味わえる、楽しい観光だったようです。

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