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2012年7月 2日 (月)

共通テーマ~思い出に残った試合~

・・・添乗に出ている合間に月日が過ぎ、再び共通テーマの日が来ました。

思い出に残る試合・・なんでしょう。

個人的には陸上競技が好きでして、特に中距離競争や長距離の駆け引きレースが面白くて好きですね。
ただ思い出というのでもないので、ここで出すのもあれでこれで。。。

うーん、ちょっと写真がないんですが、私が結構忘れられないのは女子柔道の谷亮子選手の(当時は田村亮子選手でしたが)アトランタオリンピックの試合でしょうか。

私は彼女に「努力が報われたと感じられるように」するための努力の仕方の姿勢を見せてもらった気がしているのです。

「不安もプレッシャーもありますが、それをはねのけられるのは納得できる練習しかないんです」

彼女のせりふです。

当時、私もとあるスポーツで試合というものを経験し、練習どおり行かず、何でだろうと思っていたときだったので、ものすごく覚えています。

夜中か明け方の中継で、ポイントを取られた谷選手ががんばって襟を取ろうとしても相手選手に逃げられて、結局負けちゃうんですね。
このときの彼女が、言い訳をせずに、

「銀メダルは負けてもらうメダルだから、学ぶことは大きい。なんで負けたのか、その悔しい思いが欠けている部分にある」

というようなことを言うわけですが、試合ってその場の雰囲気に飲まれたり、その一瞬のコンディションが上手くいかなかったり、いろいろあると思いますが、負けたときに言い訳?を
する選手も多い中、期待された「金」を取れなかった彼女が、涙をこぼさずにきちんと報道陣に受け答えしていたのはとても印象的でした。

その後4年間、彼女はオリンピックに照準を合わせながらがんばって、アテネで金メダルを取るわけですが、決勝で一本とって勝ったときはしゃぎようも、なんというか、いろいろ言われたりしましたけど、でもアトランタのときの彼女の試合とその後のインタヴューは印象に残っていたせいか、すがすがしく感じられました。

勝てばいいというのではなく、「勝ち続ける」「柔道なのだから一本とることを目指す」という彼女の姿勢は本当に忘れられませんでした。

今年はオリンピック。日本のお家芸といわれる柔道も楽しみです。

個人的には陸上競技とか体操競技が大注目なんですけどね。

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