カリブ

2011年8月 1日 (月)

【共通テーマデー】わたしの中のヒロイン~ジョセフィーヌ・ドゥ・ボアルネ~

共通テーマデイです。
テーマはわたし中のヒロイン。
さて、皆様はヒロインと聞くと、どんなイメージがありますか?いまですと「なでしこジャパン」でしょうか。それとも浅井三姉妹でしょうか。

私も色々考えましたが、現代(20世紀以降)の場合はちょっと省くことにしました。20世紀、それは女性が社会進出していく過程の時代でもあり、とてもたくさんの尊敬すべき女性がおり、選ぶのが難しいからです。しかしながら歴史上でヒロインと呼べる人物を探すのはなかなか困難です。

古代~中世、近世辺りまでは特にいえると思いますが、紙に残された歴史の中で「女性」の存在というのはあまり強くなく、有名な女性を挙げていけば「悪女」と呼ばれる人がなんと多いことか。

しかしながら「悪女」と呼ばれる人も、その人生を覗いてみると、歴史上の「ヒロイン」と呼べる方も多いものです。

というわけで、今回はフランス皇后に登りつめたナポレオン1世の一番目の妻「ジョゼフィーヌ」を取り上げたいと思います。

皇后ジョゼフィーヌの肖像画
ジョゼフィーヌはカリブ海のフランス領マルティニック島のはっきり言えば貧乏貴族の娘で、教養もさしてありませんでした。
彼女が2ヶ月もかかって大西洋を渡り、フランス本国へ行けたのは、「結婚」のためでした。

お相手はアレクサンドル・ドゥ・ボアルネ。子爵家の息子でした。
叔母がボアルネ子爵の愛人だった縁だといわれています。

夫婦中はよくありませんでしたが、カトリックでの離婚は認められていない時代、別居をすることになりまして、マルティニック島へ帰島します。

だって考えても見てください!15-6歳の島育ちの田舎娘と、流行最先端のパリで洗練された会話と粋なおしゃれで生きてきた20歳前後の青年…。合うわけないです…。
ちなみに、ここで、生活の保障される子爵婦人の称号と年金に満足していたとしたら…、彼女の人生はそこまででした。

ところが、なんと革命が起き、フランスは一変します。そんな最中、彼女は島での暴動をきっかけに、フランスへ戻るわけです。
子爵婦人の称号の危険性など、当時の人は全く分かっておりませんでしたのでまぁ仕方ないでしょう。

一方、別居した夫アレクサンドルは、最初こそ革命の波にうまく乗っていましたが、かの有名なロベスピエールが権力を握ると投獄されてしまいます。
このとき、別居していたこの夫を助けるべく、助命嘆願を行い、ジョゼフィーヌは自分も逮捕されます。この辺り、情に深い、やさしい部分もあったのかもしれません。

残念ながらアレクサンドルは救えませんでしたが、ロベスピエールの失脚により彼女は助かりました。

そして、ここから、彼女の人生は大きく変わっていくのです。

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2010年10月 6日 (水)

カリブ海を優雅に寛ぐ

Sevenseanavi8_2 先週に引き続きリージェント社のセブンシーズ・ナビゲーターの試乗会のご案内です。

このラウンジは、小さなダンスホールとバンド、ピアノが置いてありますので、夜はカクテルを飲みながらダンスに興じることも出来ます。
船内のラウンジのいいところは、「すわり心地がいい」「貴重品は船室なので、船内カード(カードキーで船内支払いもこのカードでOK)のみ持参なので身軽に席を立れる」ことです。
小さな船は「乗客の心地よさ」を「最重要課題」としているので、いす一つとってもなかなか油断できないのです。

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2010年3月31日 (水)

アマゾンクルーズより帰国しました 

Photo 20日間の長旅を終え、日本の裏側より帰国しました。
今回の旅の楽しみはなんと言っても、14日間に渡る快適なクルーズ!だったのですが、
クルー達のおかげでその快適さと楽しさは何倍にもなったのでした。
クルーとの距離がとても近かったのは、今回の船が3万トンの小型船だったからです。
おかげで、どこに居てもどこへ行っても「ハロー。コンニチワー」と話しかけてくれました。
キャプテンでさえも、私達の事をすぐに覚えてくれたほどです(他に日本人乗客が居なかったからかもしれませんが)。
「英語が出来ないから・・・」と心配される方も多いと思いますが、今回ご一緒したお客様は堂々と日本語で会話をされていました。
もちろん相手は英語で話をします。
それでも、なんとなく相手と意志の疎通ができていて、お互いに笑顔で「また後で!」と言っているのです。
こういう光景を目の当たりにして、「言葉の問題じゃないんだな」と思わずにはいられませんでした。

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2010年3月23日 (火)

近況報告~アマゾン川からカリブ海へ~

4 プリンセスクルーズで、アマゾン川を下りカリブ海へ向かい中の添乗員さんからメールが届きました。

なんだかエキゾチックな証明書をもらった模様です。
いったい何の証明書でしょう?

というわけでメールをご案内します。

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2010年3月17日 (水)

近況報告~地球の裏側のアマゾン川クルーズへ~

3_2 クルーズコンサルタントの部下さんが今、アマゾン川クルーズへ添乗へ行ってから早くも一週間がたちました。(参考「アマゾンクルーズへ行ってきます」)

まぁこの方も、弊社ではまだ数の少ないクルーズコンサルタントの一人なんです。とりあえず社内で一二番を争うくらいクルーズが好きなコンビ(を別に組んではおりませんが)ということになっております。
そんな部下さんから待望のメールが届きました。

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2010年3月 9日 (火)

アマゾンクルーズへ行ってきます

Amazon_3

はじめまして、こんにちは。このブログでは初登場の“管理人の部下”です。

明日から、南米・アマゾン河でのクルーズツアーに添乗へ行ってきます。過去の添乗で、アマゾン中域の大都市マナウスへ行ったことがありますが、今回はそのマナウスを基点にアマゾン河を下る旅です。仕事なんだと思いつつも、なんだかワクワクします。

川幅は30kmとも50kmとも!果たして、対岸は見えるのでしょうか??
河口付近の幅は300km!!300kmといえば、東京から名古屋辺りまで行けてしまうほどの距離だったような・・・。さすがに、対岸なんて見えないのでしょう。

船にはインターネットカフェもありますので、現地から報告できたらと思っています。

ちなみに、今回乗船する船はプリンセス・クルーズ社の“ロイヤル・プリンセス”。3月8日付けのブログ「豪華客船へ試乗するの巻」に登場したオーシャン・プリンセスの姉妹船のひとつです。
この船のメイン階段もタイタニック号をモチーフにしているそうなので、鏡の中にジャックが見えるかどうか、覗いてこようと思います。

では、行ってきます!

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