2017年10月13日 (金)

【おすすめ映画】ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ

昨年2016年に世界遺産に登録された上野の国立西洋美術館。
近代建築の父と呼ばれるル・コルビュジエの手による建物です。

このル・コルビュジエが、自身と妻の為に建てた休暇小屋があるニース近郊のカプ・マルタン。そのすぐ近くに佇むのがヴィラE.1027です。
ル・コルビュジエの「近代建築の5原則」を体現し、コルビュジエの壁画に彩られたこの邸宅を、人々は長くコルビュジエの作品と誤解してきました。
しかしその設計者はアイリーン・グレイ。
家具デザイナーとして成功した彼女が自分と恋人の為に建てた家は、機能的で美しく、彼女の家具や生き方の美学そのもののような建物です。

映画「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」は、原題「The Price of Desire」そのままに、ル・コルビュジエの生涯にわたって大きな存在であったヴィラを巡る物語です。
ヴィラE.1027を巡に対する彼の行動は嫉妬か敬意か…
本物のE.1027を舞台に絡み合う二人の天才の生涯を描きます。
10月14日(土)より全国順次公開

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2017年9月13日 (水)

ポーラ美術館開館15周年記念展-100点の名画でめぐる100年の旅

アンリ・マティス《リュート》/ポーラ美術館

1860年代からのおよそ100年間。
300年にもわたる鎖国を解き、世界と対峙した日本。
工業化とモダニズムに沸き世界へ進出した西洋。
発展と交流、破壊と再生…2度の世界大戦を経験し、現代へと続くこの時代、世界は目まぐるしくその姿を変えてきました。

この時代を生きた画家たちは、劇的に移り変わる世界と自らの絵筆を手に向き合いました。そうして生み出された作品は、それぞれの時代や己の生を懸命に生きた画家その人を写し取った逸品となりました。

クロード・モネ《睡蓮の池》/ポーラ美術館

10月1日から開催されるポーラ美術館の「100点の名画でめぐる100年の旅」は、貴重な絵画や工芸品のコレクションを誇るポーラ美術館が開館15周年の記念に行うコレクション展です。

数ある収蔵品の中から厳選した100の名画で、1860年代から1960年代までの約100年間を、20のテーマで紹介します。

ピエール・オーギュスト・ルノワール《レースの帽子の少女》/ポーラ美術館

それは、近代絵画の名作を巡る旅であり、西洋と日本の100年の歴史を巡る旅でもあります。
旅へ誘うのは、マネやモネ、シャガールやルノワール、ゴッホ、ピカソ。映画が公開中のセザンヌや、黒田清輝、岸田劉生、レオナール・フジタ(藤田嗣治)らの巨匠たち。

自然豊かな箱根の森で心豊かな時間を過ごしてみませんか?

(山岸)

ポーラ美術館公式サイト
ポーラ美術館開館15周年記念展-100点の名画でめぐる100年の旅

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2017年8月24日 (木)

【おすすめ映画情報】セザンヌと過ごした時間

サン・ヴィクトワール山/エクス・アン・プロヴァンス近郊にて

フランス南部のプロヴァンス地方の中心都市、エクス・アン・プロヴァンス。そのちょっと郊外の住宅街に、ポール・セザンヌのアトリエがあります。
小さな家は、ユーラシアのツアーでもツアーを二回に分けて内部を見学するほど。
待っている間、様々な花が揺れる庭をぶらぶらしたり、青々と茂る木々の日陰でまどろむ猫を眺めたりしました。
そこを訪れたのは夏真っ盛りの7月。プロヴァンスの夏のシンボル(にしてフランス人の「勝ち組」バカンスの象徴)セミの声と晴れ渡る空、そして、セザンヌが何度も描いたサン・ヴィクトワール山の美しさ。
エクス・アン・プロヴァンスの景色は今も鮮やかに脳裏に焼き付いています。
そんなエクス・アン・プロヴァンス出身で生涯の大半の時間をここで過ごしたポール・セザンヌ。
彼ののびのびとした絵や、エクスでの穏やかな庭の思い出を良い意味で裏切ることになったのが、9月2日から順次公開される映画「セザンヌと過ごした時間(原題:Cezanne et Mei)」です。

セザンヌとエミール・ゾラ
二人の芸術家、二人の男の友情と人生、成功と失意…
ダニエル・トンプソン監督が15年にもわたる取材と研究を経て、実話をもとに美しく激しい映画を生み出しました。
時代が動き、印象派が世をにぎわせたパリの風景や風俗もまた本作の見所の一つ。
女性陣のファッションや絵画で見るような「遊び」にもご注目を。
(山岸)
2017年9月2日(土)よりBunkamuraル・シネマをはじめ全国順次公開

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2017年8月10日 (木)

2017~2018年 年末年始おすすめツアー特集公開!

アンコールワットで初日の出

東京では連日の猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週末からいよいよ夏休みという方も多いのでは?

さて、夏真っ盛りの今日この頃ですが、2017~2018年の年末年始おすすめツアー特集を公開しました!
海外でのコンサートや初日の出など、この時期ならではのお楽しみもあります。
すでに満席に近いコースもございますので、ご興味のあるものがございましたら、ぜひお早目にお問合せください。

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2017年7月28日 (金)

オーロラ特集を公開しました

フェアバンクスにて弊社添乗員撮影

一生に一度は見てみたいと憧れる方が多いオーロラ。
とはいえ、「いつ・どこで見るのがよいの?」「寒さはどのくらい?」「毎日徹夜…??」等疑問も多いことと思います。
そんな皆様の疑問にお答えしつつ、2大オーロラ観測スポットである、北欧と北米のオーロラの鑑賞方法とそれぞれの見所をまとめたページを公開しました!

アイスランドのイオンホテル

近年絶景で話題になったガラス・イグルーやイオン・ホテルなどのホテルで「寝ながら」オーロラ鑑賞ができるフィンランドや、冬の間しか訪れることができない絶景、氷の洞窟(スーパーブルー、氷河越しに見る陽光の幻想的な青さが人気です)等この時期だけの観光を楽しめるアイスランドへのツアー、比較的宵の口でもオーロラが出現する可能性があり、お体への負担が少ないのもポイントです。
晴天率が高く、また周囲に町やホテルなどの明かりもほとんどなく、毎年高いオーロラ観測率を誇るカナダやアラスカでは、マイナス30度の寒さの中でも快適に活動できるよう、本格的な防寒具の無料貸し出しもございます。
それぞれのエリアのさらに詳しい紹介や見所は特集ページをご覧ください。

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2017年7月14日 (金)

【おすすめ映画情報】歓びのトスカーナ(イタリア)

中世の面影を残す町々が佇み、なだらかな丘陵地帯に糸杉が立ち並ぶ絵のように美しいトスカーナ地方はイタリアの中でも人気の地域。そんなトスカーナ地方を舞台にした映画『歓びのトスカーナ』が7月8日からスネスイッチ銀座にて公開されています。

トスカーナの風景

人生は悲しくて、でも愛おしい。

イタリア・アカデミー賞5部門受賞!最高の友情で結ばれていく女性たちによる人生賛歌!
おしゃべりで虚言癖のあるベアトリーチェと過去の出来事から自分を傷つけてばかりのドナテッラ。ひょんなことからトスカーナの診療施設を抜け出した二人は、一緒に旅を続けるなかで徐々に絆を深めていく。やがてドナテッラの脳裏にある痛切な記憶が甦り…。

歓びのトスカーナ

『人間の値打ち』で絶賛を博したイタリアの名匠パオロ・ヴィルズィ監督が、再びヴァレリア・ブルー二・テデスキとタッグを組んだ本作。まばゆい陽光が降り注ぐトスカーナ地方の美しい自然と街並みをバックに、自由を追い求めるヒロインたちから溢れ出る人生の切なさや愛おしさをいきいきと描出。生きることの喜びも悲しみも、そして痛みもまっすぐに見すえつつ、ユーモアやサプライズを随所に織り交ぜたバイタリティあふれる語り口が冴え渡ります。
イタリアのアカデミー賞として名高いダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にて見事、作品賞、監督賞、主演女優賞など5部門で受賞を成し遂げた、珠玉の人生賛歌をご堪能ください。

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日タイ修好130年記念「タイ~仏の国の輝き~」

小暑を過ぎ、いよいよ夏本番といったところ。屋外で過ごすのは少々つらい時期となって参りましたが、屋内で楽しめる展覧会へのお出かけはいかがでしょうか?

2017年7月4日(火)~8月27日(日)、東京国立博物館にて、特別展「タイ ~仏の国の輝き~」が行われています。国民の約95%を仏教徒が占める仏教大国・タイから、仏教伝来以降、スコータイ王朝、アユタヤ王朝はもちろん近代にいたるまでの仏教美術の数々が来日!

注目は「ナーガ上の仏陀坐像」。ナーガとは、コブラのような姿で描かれるヒンドゥー教由来の龍神です。龍は水と関わりが深いため、アジアに限らず農耕社会や水辺ではよく意匠にされますが、当作品のようにとぐろを巻いて仏陀の台座となる姿は仏話に基づいています。
仏陀が菩提樹の元で悟りを得た際、解脱の喜びをかみしめ瞑想を続けていたところ、7日間に渡る大嵐に襲われてしまいました。その時、樹下に住むナーガの王・ムチャリンダは、7重にまいたとぐろで仏陀を包み込み、また扇状の鎌首で雨を防ぎ、仏陀を守り抜いたのです。
正面から見た仏陀のお姿が素敵なことは言うまでもありませんが、せっかくですので横からもじっくりご覧ください。仏陀を包み込むナーガの、大きく広がる首元からとぐろを巻いた尾へとつながる曲線もまた美しく、細部まで作りこまれていることが感じられるでしょう。

その他の作品も逸品ぞろい。古くより民俗や文明の行き交っていたタイの美術様式は多種に渡り、その変遷からタイの歴史を垣間見ることもできますよ!

最後に少しだけ、タイの仏像にご興味頂けた方へ、どうしてもタイ現地でしか見られない趣深い仏像をご紹介。

「ワット・プラ・マハタート」にて

▲アユタヤ遺跡の寺院の一つ「ワット・プラ・マハタート」は、ビルマ軍侵攻の際に破壊されてしまった地。長い年月をかけて木の根に取り込まれた仏の頭にお目にかかれます。

「ワット・ポー」の涅槃仏

▲バンコクにある寺院「ワット・ポー」には全長約46メートルの巨大な涅槃仏が横たわっています。足の小指だけでも人の頭より大きく、全体像を1枚の写真に収めるのはなかなか難しい!大きいだけでなく、足の裏に描かれた螺鈿細工108の絵など、細部まで見ごたえがあります。入滅前の最後の説法をするそのお顔は、穏やかながらも凛としています。

仏像と言っても、姿かたちから描かれたシーンまで様々。それぞれ歴史背景や作り手のことを想像しながら見ると、見飽きることがありません。
日本の仏像も良いですが、たまには違う文化に触れてみるのも面白いですね。

ユーラシア旅行社で行くタイツアー
タイ国際航空で行く タイ大周遊 10日間

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2017年7月 6日 (木)

今年はいくつ増えるのか?新世界遺産2017

皆さん、こんにちは。
さっそくですが、問題です。現在、世界遺産の数はいくつあるかご存知でしょうか?
正解は1,052件。
そして、この登録件数は年々変化しているのをご存知でしょうか?
その登録件数の変化の要因となる「第41回世界遺産委員会」が7月2日~12日までの間、ポーランド・クラクフが開催されています。第41回世界遺産委員間で審議されている世界遺産候補は45件。その中には、日本国内の候補地、“宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡)”もあります。
この45件全てが登録されるわけではなく、世界遺産委員会での審議の前に、ICOMOS(イコモス=国際記念物遺跡会議)とIUCN(国際自然保護連合)による現地調査を含む専門調査が行われ、その報告結果を基に審議されます。その審議の結果、めでたく今年の新世界遺産に決定するのですが、報告結果より順当に登録されるものもあれば、逆転で登録、逆転で不認可などなど、様々なドラマが生まれてもいます。
さぁ、果たして、今年はいくつの新世界遺産が誕生するのでしょうか?(吉村)


ちなみに、今年登録されるであろう、新世界遺産へ訪れるコースはこちら。
■クロアチア、海洋帝国ヴェネツィアの防御施設(コルチュラ島など)
■ベアトリクス・ポターも愛したイギリスの湖水地方
■ピアノの形をしたアモイ沖の島「万国建築の博物館」コロンス島
■神宿る島沖の島と宗像

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2017年6月29日 (木)

レオナルド・ダ・ヴィンチ、未完の名作「東方三博士の礼拝」再公開!(イタリア)

レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば、誰もが知るイタリア・ルネサンスの巨匠。1452年にフィレンツェ近郊のヴィンチ村に生まれヴェロッキオの工房に入門しました。

ヴェロッキオ「キリストの洗礼」

二十歳のころに師弟共作の「キリストの洗礼」を描き、レオナルドが担当した左側の天使はヴェロッキオを上回る出来栄えと言われました。
その後、レオナルドは自立し、フィレンツェで頭角を現していきます。
そこで修道院から委嘱された作品が「東方三博士の礼拝」です。1481年に依頼を受けたこの作品は未完のまま終わりました。
翌年1482年にレオナルドはミラノへ移り、ミラノ君主ルドヴィコ・イル・モーロの宮廷で活動を始め、サンタ・マリア・デレ・グラッツィエ教会の大作「最後の晩餐」などを手掛けています。
さて、レオナルド作「東方三博士の礼拝」に注目してみましょう。この作品の特徴は「未完である」ということです。未完であるがゆえに、彼の製作行程をうかがい知ることができるのです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「東方三博士の礼拝」17年6月撮影

レオナルド・ダ・ヴィンチ「東方三博士の礼拝」修復前

ウフィツィ美術館所蔵のこの作品は、2011年から長期の修復が行われていました。今年2017年にようやく修復工事を終え、再公開されました。
全体的に茶色く煤けた色味の絵画は、汚れを取り除いた後、とても明るくなり、人物などの輪郭線もくっきり浮かび上がって見えます。修復前の写真と比べてみれば一目瞭然です。それどころか、同じ作品かと疑うほどで、5年半の歳月で生まれ変わったようです。
レオナルドは何故、この作品を完成させなかったのでしょう。ミラノから条件のよい招聘があったからなのか、あるいは、依頼主の修道院と金銭的トラブルがあったからなのか、、。この作品の前に立って、博士になった気分で推察してみるのもよいかもしれません。(斎藤さ)

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2017年6月27日 (火)

【お勧めテレビ情報】6/30(金)20:57~「世界の秘境で日本料理」

バヌアツのヤスール火山

みなさん、こんにちは。最近のじめっとした空気はまさに日本の夏!という感じですね。体調など崩されないようご自愛ください。
さて、今週の金曜日、6月30日(金)の夜8:57から「世界の秘境で日本料理」が放送されます。日本が誇る和食を世界中に根付かせようと、最高の料理人が様々な秘境に赴くこの番組。包丁や食器類以外は日本から持ち込まず、現地の食材・現地の調味料を使い日本料理を作るそうです。
そして、今回の舞台が、バヌアツ共和国。番組の紹介では、「電気・ガス・水道もない辺境の村でコウモリからアノ調味料を作る…。」と。
バヌアツってどこにあるの?という方もいるかもしれません。南太平洋に浮かぶ島国で、最近、弊社でもちょっと人気の国なのです。そのわけは…「世界で最も火口に近づける火山」といわれるヤスール火山があるから!しかも、火口までは車をおりてわずか10分!というのも大きな魅力。こんなに簡単に火山にアクセスできるところはなかなかありません。バヌアツは80余りもの島島で構成され、ヤスール火山があるタンナ島を始め、各島ではいまなお昔ながらの素朴な生活が営まれています。
素朴な国で、どんな日本食がつくられるのか…。ぜひとも番組をチェックしてみたいと思います!(川井)

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«キルギスにて唐代の瓦発見!?現在も発掘が進められる世界遺産「アク・ベシム遺跡」に注目