2007年6月20日 (水)

スロヴェニア・クロアチア添乗徒然7

Postjna 「アルプスの懐スロヴェニアとアドリア海の至宝クロアチア 11日間」の第2日目の行程は以下の通り。

トリエステ~イタリア・スロヴェニア国境~ポストエナ鍾乳洞~リュブリャナ~ブレッド湖

ツアー全体の中でも忙しい方の部類にあたる。 スロヴェニア共和国は、旧ユーゴスラヴィア連邦の中で、地理的にも歴史的にも西ヨーロッパとの結びつきが最も深く、EU入りも早々に果たした。個人的には、イギリスで寮生活をしていた頃、隣の部屋の住人がスロヴェニア人で、かなり無口であったので、昔はその国民性にも偏見を持っていたのだが、もちろんそれは偏見でよくしゃべる人も多い。

さて、最初に1時間ぐらいバスに乗って移動するのだが、その時に大事な瞬間がやってくる。即ち、最初の冗談を飛ばす事だ。この最初の冗談に対する反応が悪い場合、以後の冗談を発する際にもより勇気を要し、路線も固め添乗員の路線で走らざるを得なくなるので、かなり重要な瞬間である。今回は、以下の手で反応を探った。

「昨日は夜遅い到着でお疲れ様でした。皆様はお休みになれましたか。」と伺いながら、「私は朝のトリエステの散歩(前日記事参照)に誰もいらっしゃらず、催行中止になってしまったらと心配して一睡もできませんでした。」

幸いところどころで微笑が起き、一安心。 ところがその後、気温が上がって暑かったせいもあったのか、ブレッド湖のホテルに着く頃には久しぶりの添乗という事も相まってかなりへばってしまった。しかし、ホテルに到着するとW社やN社のバスも停まっているのを発見。ロビーでは、若い男性添乗員がお客様に案内中であった。こうなると日頃の運動不足もどこへとやら、俄然闘志に火がついてくる。残念ながらルックスでは他社さんの添乗員には及ばなさそうであったが、その分、社内の人が見たら驚くであろう軽やかなフットワークでチェックイン手続きを済ませ、爽やかにお客様と一緒に湖畔の散策に出かけた(※1)。 やれば出来るのである。ちなみに幸か不幸か、ツアー中その後も何度か他社さんのツアーとホテル、レストランや観光が一緒になり、その都度闘志の給油がなされた。もちろんこの給油方法はあくまで状況による物で、いつもは他の方法で給油をする。そして添乗員によっても方法は様々であろう。いずれにしても、一つだけユーラシアの良いところは、どのような方法であれ、添乗員が自分の燃料にいくら給油してもサーチャージ(※2)は必要ない事だ。ご安心下さい・・・。

※1:この日のブレッド湖畔の散策は日程に含まれておりません。お客様のご希望があり、添乗員の業務に支障がない場合にご案内させて頂きます。
※2:飛行機と添乗員の体力の比喩です。

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